半年に一度のリハセンでの小児科受診。
K先生はいつもはっきりばっさりと言う人なので、
慣れてきた私でも受診の日は凹んで、精神的に疲れます。
凹み気味な日記ですので苦手な方はスルーでお願いします。
まず、保育所での様子や最近の様子をお話します。
・保育所で昼寝するので就寝が12時近くになること
・保育所の給食はしっかり食べている(パンの日以外)
・保育所ではましゃ用に絵本やおもちゃをロッカーにおいてくれていて、
他のお友達と離れたい時にはそこで遊ぶこともある
・歌の歌詞を覚えるのが早くなってがんばって歌おうとしている
とまぁ、ざっとこんな感じでしょうか。
で、先生から言われたことは
・保育所のざわざわや他の子どもの甲高い声などが苦手だから、
それから離れる必要がある。
・たくさんしゃべりかけられても、理解できないのでストレスになる。
・年中、年長は今の2組が合同になり30人1クラスになると、
ざわざわも増し、発達の差がさらに開くので保育所にいることがストレスになる。
・とてもマイペースで自分の世界に入って(集中して)遊ぶところが自閉症と思われる。
・母子分離のK園への転園も視野に入れておいた方がいい。
*K園は自閉症の子どもさんが多く、「みんな一人の世界に入るから他の人にちょっかい出さないから、ストレスがたまらないよ」だそうです。
・小学校は地域ではなく支援学校があっていると思う。
とまあ、こんなことを言われました。
私は自閉症に対して偏見などはまったく持っていませんが、
このK先生は割と誰にでも「自閉傾向だね」「自閉症だね」という先生です。
ちゅうりっぷ組のお友達で脳性まひを除いて、発達に遅れがある子(染色体異常含む)で
言葉が出ていない子はおそらくみんな「自閉傾向」という風に診断されています。
言葉が出ないのは単に知的発達のレベルがその年齢に達していないからじゃないの?
とか思うんですが…
遊びに対するこだわり(ましゃの場合は揺れるおもちゃ)や
感触過敏(粘土やスライムなどぬるぬるが触れない)があると
「ほら、こういうこだわりや苦手な分野が自閉症なのよ」と言われます。
まだ先の話ですが、
S小学校(校区)は県内でもトップ3のマンモス小学校。
支援クラスはもちろんありますが、対象となる児童も多く、
「支援対象の子どもが多くて手がまわらないよ。ほっとかれるよ。」とK先生。
T小学校(義実家の校区)は小規模校で通級が設置されていますが、
今のところ普通クラスのみなので、普通クラスに入って、途中で支援に移るというのが
できない。支援学校への転校ならできるけど。
この2つの小学校よりは支援学校で手厚くみてもらった方がいい。
というのが先生の意見。
主人も私も地域へのこだわりはさほどなくて、
ましゃにとって一番良い環境を選びたいと思っているので、
支援学校に行くことへの抵抗はありません。
そうお話すると
「だったら今、地域の保育所のざわざわでストレスを感じさせるより、
K園でゆっくり過ごした方がいいんじゃない?」と言われました。
つまり、支援学校に行くのなら地域の保育所じゃなくてもいいじゃない。
ということなのでしょうね。
でも、支援学校を選ぶのなら余計に、今のうちぐらい健常児のお友達の中で
過ごすことも経験させたいと思いますし…
母子分離のK園の待機リストはキャンセルしていないので、
順番が回ってきたらその時の状態で考えればいい話ですが。
そして、コミュニケーションをもっと取れたら…という思いがあるので、
自閉症だというのなら絵カードなど視覚支援を使う方がいいですか?
と質問すると
「あ~、まだ早いまだ早い。まだ絵カードを理解するところまでいってない」
と、ばっさり。
じゃぁどうしたら?と聞いたら
「今の状態だったら…今のままやり方じゃない?」
って、だ~か~ら~。
それがしんどいから何かいい方法はないかと聞いてるんだろうがぁ~~~
叫びそうになりつつ、脱力。
自閉症だろうがなんだろうが診断名は別に何でもいいんです。
「ましゃくんにこういう対応すればより理解しやすいんじゃないかな?」
というのが欲しいんだよ~~~。
絵カードを理解するところまでまだ発達していないというけれど、
理解できるようになってから(それはいつだ?)使えばいいのか。
今はまだ理解できないけれど、日々使っていれば理解できる日がやってくるのか。
それは1年後2年後かもしれないし、1週間後かも知れないし…
どちらの考え方が正しいのでしょうか?
つ~か、先生の「まだ早い、無理」という言葉は無視して
やってみた方がいいのかなぁ?
どこか違う先生に診てもらいたい。という想いがふつふつと湧き上がる。
京都か滋賀か大阪あたりでもう少し親身に話を聞いてくれる先生は
いないでしょうかねぇ。
とにかく、かなり精神的にしんどい診察となりました。
おわり。