虹色風船

まず最初におことわり。

奈良県では今でも「特別支援学校」ではなく「養護学校」という呼び方です。
なので、こちらでも「Ｎ養護学校」という書き方をしたいと思います。

昨年に引き続き、２回目の見学です。

説明を受けた後、校内を色々案内していただき、
続いて低学年の授業の見学です。

見学した授業は「ことば・かず」。
１年生は各クラスで、２・３年生はタイプ別にグループに分かれての授業でした。
ちなみに、１年生は２０人（５人×４クラス）です。

ままごとで使うような果物や野菜などを前に置いて
カゴを持ち、「リンゴを買ってきてください」とか
「赤いものを買ってきてください」という指示でカゴに入れて先生に手渡す。

床に升目が描いてあり、さいころを転がして出た目の数だけ
コマを進めるすごろく。（ただし、さいころの数は１・２・３・１・２・３のみ）

絵本の読み聞かせ。

トランポリンや滑り台などの体を使った遊び。

型はめやひも通し、パズル、点と点を線でつなぐ（えんぴつ）。

などなど、クラスによって、課題もそれぞれ違いましたが、
共通しているのは、手厚さ。

２・３年生は１クラスが３・４人ですが、ほぼマンツーマンで先生がついていて、
その子に合わせた対応をされていました。

この手厚さを見てしまうと「やっぱり養護だよな～」という気持ちになります。

この春Ｋ園を卒園したお友達の姿も数人見えましたが、
みんなとても笑顔で課題に取り組んだりしていて、
「おぉ、小学生や！」と思ったり。

６月には体験入学もあるので、その時にましゃがどういう風に過ごしているのか
また様子を見たいと思います。