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ショパンの「別れの曲」・・・(ホ長調)
同じショパンのワルツOP69-1・・・(変イ長調) ↑「別れのワルツ」ともいわれています。 ベートーベンの悲愴ソナタの第二楽章・・・(変イ長調) (ビリージョエルが「This Night」という曲でこの曲をアレンジしていますよね) もう一つ思い出したのが 千昌男の「星影のワルツ」! 大分昔の歌ですが、ご存知でしょうか?(年代がバレたか!?) これも別れの曲ですよね~ ♪わかれ~る~ こ~~と~は~ つらい~け~ど~・・・ そう!別れることは辛い。。。 愛する人と別れるとき、失恋した時(悲しいというかヤケになったような!?) で、これもハ長調です。(たしか) 小さい頃、テレビで聴いていたり、ピアノを買ってもらった頃、父がこの曲を 慣れない1本指でたどたどしく弾いていたのを記憶しているのですが 歌詞では“つらい~け~ど~♪”って歌っているのに 何で、曲は明るい感じなんだろう・・・って子供心にちょっと不思議でした。 でも長調の曲だからこそ、より深く悲しみが伝わってくるんですよね。 “顔で笑って心で泣いて・・・”という感じでしょうか? 悲しみや怒りの気持ちを短調の曲でストレートに表現するときもあれば あえて長調の曲で表現することによって悲しみや怒りがより深くなり 心の底の気持ちが伝わってくるような気がします。 人は深い悲しみの中にいるとき、言葉が出なくなりますよね。 指揮者の佐渡 裕さん(とても好きなアーティストなのですが) “僕はいかにして指揮者になったのか”(←またまた楽天で探してもないですぞ~!) という本でこんなようなことを言っていました。 ある人が心から愛している人を失った時、その人は「私は悲しい」とは言わない 涙も出ないのかもしれない。 そのとき僕が、「悲しいの?」と尋ねるのもナンセンスである。 悲しみに暮れる人に言葉は無意味である。 英語もフランス語も、またイタリア語でも人の心を表すことはできない さらに 人は悲しい時心の中に悲しい言葉があるのではなく “悲しみのメロディーが流れている”ということを読んで まさにそこから音楽が生まれるのだ!と思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.28 00:43:00
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