テーマ:楽器について♪(3648)
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先ほどテレビで
『タモリのジャポニカロゴス』という番組を見ました。 日本語に関するバラエティー番組なんですが 面白いと思ったのが、日本語には一つの言葉にもいくつかの表現方法があって、 たとえば、『喜ぶ』という言葉にも『歓喜』『有頂天』『狂喜』という表現の違う言葉が存在するということなのです。 この3つの言葉をドラマ仕立てで松下由紀さんが演じていてさすが女優さん! うまいな~と今更ながら感心してしまいました。 この言葉の違いによる表現って音楽にもあるんです。 たとえば、楽譜に良く出てくるフォルテやピアノ、クレッシェンドなどの強弱記号。 曲に強弱をつけて表現する表現法をダイナミクス(ドゥナミーク)というのですが このダイナミクスもその曲やシチュエーションによっても様々なのです。 フォルテのことを学校や楽典の本では“強く”とか“大きな音で”という意味で 書かれていますが、一口にフォルテといっても実に様々です。 まさにテレビで見た、一口に『喜ぶ』といっても『歓喜』『有頂天』『狂喜』などの言葉があるとおり、喜びのフォルテなのか、怒り、悲しみのフォルテなのか また狂喜乱舞するフォルテもあるでしょう。 人間の感情の数だけダイナミクスの表現もあると思うのです。 以前、レッスンをお願いした先生からこんなことを聞かれました。 “ドルチェってどういう意味?” 私はその時教科書どおりの言葉の意味しか思い浮かばず、 “「柔らかい音」という意味だと思いますが・・・” と答えたら、その先生は “違うわよ、ドルチェっていうのはお菓子の意味なの。だから甘いのよ!” イタリア語で「dolce(ドルチェ)」はお菓子の意味なのです。 この甘いっていうのは本当に甘い味っていう意味じゃないですよ(書かなくても分かるか・・・) お菓子のような甘さから想像するあま~い世界なのです。 イメージ イメージ・・・ その時、それまで自分がいかに教科書どおりにしか楽譜を見ていなかったか・・・ ちょっとへこみましたが、とても良い勉強をさせて頂きました。 楽譜からは作曲家の様々なメッセージが隠れています。 それを自分なりに解釈するのもまた楽しいものですよ PS:この番組で北海道のタレント「大泉洋」さんが出てました♪ 最近地方の番組だけじゃなくドラマや全国放送でもよく見ますねー がんばれー!ホームから応援してるよ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.03 23:29:07
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