Haeckel's genealogical tree

面白い記事を見つけました！

豊かな国は「少子化」克服、日本は例外的

記事の情報源は、nature（あとでこの論文落としてみようっと！）
この記事によると、

社会・経済が発展すると晩婚、出産の高齢化が進み、出生率は下がると考えられてきた。
しかし、発展がある段階を超えると、出生率は再び増加に転じる傾向にあることが、
米ペンシルベニア大学などの分析で明らかになった。
そして、この中で日本は出生率が上がらない例外的存在であることもわかった。

とのこと。

詳しいデータ等については、
良く見てみないといけないので、あと、ゆっくり見てみようと思います。
記事のほうでの要約では、

各国の生活の質と発展度合いを示す『人間開発指数』（HDI)と、
１人の女性が生涯に産む子供の数を示す『合計特殊出生率』との関係について、
１９７５年から２００５年まで、ＨＤＩが０・８５以上の日米欧など３７か国で比較したところ、

ＨＤＩが高くなるほど出生率は低下したが、
ＨＤＩが０・８５～０・９０に達した段階で、
出生率が逆に上昇する傾向があることがわかった。

ただ、
日本では０５年にＨＤＩが０・９４まで上昇したが、
出生率は１・２６で過去最低となり、他の諸国の傾向と違う、例外的な存在になった。

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このような結果に対し、

ＨＤＩが特定水準を超えると出生率が上がることについては、
「発展に伴い、女性の働く環境や保育・教育施設が整備され、晩婚化や高い育児・教育費用などのマイナス面を補うのではないか？」との意見が述べられている。

そして、日本が例外的な存在となっていることに対して、
「男女間格差や女性が働きにくい労働環境など、複数の要因が重なっている可能性」を述べていました。

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この記事から得られる情報からは、あくまで、傾向なので、
実際に、発展に伴った仕事環境・保育教育環境の整備がどれほど関与しているかは、はっきりしません。

ただ、日本の仕事環境・保育教育環境等と比べれば・・・

的外れな考えではないのかもしれないーと感じてしまっています。

お金だけあれば、それすなわち豊かとは限らない。
とヨーロッパのとある国の労働環境見てて思います。
（それでもお金は大事だけど。）

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ま、
日本はしばらく例外的な存在といて居続けるでしょう。
だって、国を導く人たちがダメだもの。

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この論文、
論文抄読会で読んじゃダメかな・・・