フロントフェンダー
今年の夏の四国ツーリングでは夕立に遭い少しの間だったが雨中走行。翌日は狭路もあって泥はねもあった。1泊2日で帰って来たV7ドンキーはフレームやエンジンまでもドロドロに汚れてしまった。購入当初から気になっていたのだが、V7Racerはカフェレーサー風にカスタマイズされているので、フロントフェンダーの後ろ側が短くカットされているのだ。スタイル的にはこの方がそれっぽくて良いのだろうが、実用面には欠けているように思えた。それが今夏のツーリングで実証されたのだ。ここは1つストーンなどに付いている後ろが長い普通のフェンダーに取り替えようと思い立ち、購入店に相談。V7Racerのフェンダーは艶ありのブラックだが、同じブラックだとクラッシックのものが適合しそうであったので調べてもらった。店のPCにはピアジオジャパンから提供されたモトグッチの価格付きのパーツリストがあるのだ。すると不可解な事が起こった。V7クラッシック用フロントフェンダー/ゲル(塗装前の状態)14,000円。艶ありブラック6,500円。なんちゅう価格設定だ。塗装しているフェンダーよりもしてない方が高いなんて....しかも2倍以上。これがイタリアだ。とぼけた国だ。店主はよくある事でパーツリストの価格の間違いかも知れないので、送って来たら値段が変わっているかも...と。パーツリストの値段が間違っているなどと日本ではあり得ない。まぁ。訳の分からん国から、訳のわからんバイクを買ったのだから仕方ないだろう。これも自己責任の範疇だろう。と、言う話しが10月の終わりの事である。それから、注文していた事も忘れかけた12月9日店から入荷のメールが入った。何でも早ければ2週間で来ると言っていたのだが1ヶ月以上掛かっている。たぶん船便になったのだろう。マカオかどっかで発送した荷物を横浜で仕分けをして送ってきたようだ。小さなフェンダーなのにバカでかいダンボールの箱に入っていた。値段は.....これが驚きの送料無料の6,500円だった。塗装の仕上げも申し分無い。本当にこれが正規の価格だったのだろうか。店主も分からないという。何はともあれ、長いフェンダーを手に入れる事ができたので、少しは汚れ具合が違うだろう。取り付けは.....年明けかな。美しいクラッシック用のブラックフェンダーロットナンバー35オマケ。東京出張で岡山空港の待合ベンチに座ったら、目の前に「ゆすりあいの席」と堂々と書いてあった。ここに座ったら怖いお兄さんやおじさんが入れ替わり立ち替わり来ては、難癖をつけて金品を要求されるのでしょうか。結局、恐ろしくて誰も座りませんでした。岡山限定「ゆすりあい席」