タンクの修理4
タンクの塗装の前に内部のサビ取りを行う事にした。内部の状態はお世辞にも良いとは言えないが、サビがかさぶたのようになって、剥がすと穴が開きそうほど酷い状態でもない。サビ取り剤で何とか処理できそうだ。しかし、GB250クラブマンのタンクのサビ取りを行ったラベンの1回使用済みのサビ取り液はポリタンクに入れたまま3年が経過しているので、強力な効果は期待できない。そこで、前処理を行う事にした。安く上げる方法は酸、酸、酸が効くサンポールを使用するのだ。カブで歯医者に行くついでに、ドラッグストアーに寄って買って来た。金鳥サンポール500ml1本162円、それと処理後に中和さすためにパワフル除菌トイレクリーナー500g1本132円も買った。燃料コックの取り付けパイプにビニールを被せて穴を塞ぐ。これで役者が揃ったので、サビ取りに掛かる。サンポールを給油口から全部ぶち込んで、水で希釈、給油口を水平にして一杯まで入れて30分程度放置して化学反応を待つ。30分後に中の液をトイレに捨てて、アルカリ性のトイレクリーナーで中和しようとした時に運悪く来客があった。雑にやってお蔭で、中和しきれず赤サビが出てしまったが、かなりのサビが落ちたようで、給油口の辺りは光るまでに快復した。サンポールは結構効く事が分かった。コスパが非常に高いのが尚よろしい。中をよく洗って、今度は3年物の希釈サビ取り液を投入したら、燃料コックパイプから液漏れが発生。やはりシッカリと栓をしないとダメだ。部品箱を漁ってみたら、手持ちの中古が上手く嵌まったので、取り付けてみる。今度は大丈夫だ。給油口すれすれまで希釈サビ取り液を入れて、2週間ほど放置してみたら綺麗になっていた。3年物の使用済みサビ取り液でも何とかなった。金鳥サンポールとパワフル除菌トイレクリーナー液性が酸性のサンポール液性がアルカリ性のトイレクリーナーサンポール全部を水で希釈するサビは取れたが直ぐに錆びてしまった内部サビ取り液で処理後のタンク内部