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カテゴリ:MOTO GUZZI V7Racer
昨年、V7ドンキーのフロントフェンダー(V7クラッシック用)を購入したものの、フォークブーツバンドがカシメになっていたため、バンドの購入までお預けとなっていた。バンドは今年早々にホームセンターで購入していたのだが、めんどくさいのでそのままになっていたのだ。
カブの改造も終わってやる事が無くなったので、重い腰を上げてやっと交換する事にした。カシメのバンドはストッパーの突起をタガネで起こして、重なったバンドの間にタガネを挿し込むとあっさり外れた。ブーツを上方にたくし上げると、スタビ兼用の取り付けステーと共にフロントフェンダーが外せた。 並べて比べてみるとクラッシック用の前側の長さはRacer用とほぼ同じだが後側はかなり長い。前側のカットの形も丸っこい。MOTO GUZZIのデカールもない。 取り付けステーからフェンダーを分離するには、裏側のネジ4本を外すだけである。クラッシック用のフェンダーにステーを取り付け、フロントフォークにセットしてみると.....。ありゃりゃ。フェンダーの前側がタイヤに接触しているではないか。その分後方はタイヤとの間隔が広すぎだ。クラッシックもストーンもRacerもこの辺りは同じ物と思っていたのだが、微妙に違うのね。ガックリである。バイク屋の店主がたぶん大丈夫でしょう。と言っていた「たぶん」が裏目に出てしまったのだが、その「たぶん」に異議を挟まなかったこちらの自己責任でもあるので文句は言えない。 さて、どうするべ。ここまでやったのでどうしても長フェンダーを取り付けたい。以前、TLR200でオフロードを走った時に小石がタイヤとフェンダーの間に挟まってカラカラ五月蠅いのでの長ナットでフェンダーを少し上げた事を思い出した。適当なカラーが無かったので、スタビの前側2本のボルトにナットを咬ましてみたら丁度良い具合のクリアランスとなったので、そのままボルトをガッチリと締め込む。少し見栄えが悪いがこれで良いのだ。 後はブーツの下側をバンドで締めるだけであるが、外したついでにインナーチューブを磨いて油を塗って置く。ホームセンターのバンドは幅広で外したバンドの2倍以上あるのでブーツに切った溝には嵌らないが、相手がゴムなので構わずアウターブーツの位置を確認しながら締め込んだ。 これで何とかフロントが長フェンダーになったので、以前とは少しはエンジンの汚れ方が違うであろうか。 ブーツバンドをタガネで外す 短いRacer用と長いクラッシック用のフェンダー ネジ4本でスタビに取り付けられているフェンダー フォークブーツのお蔭でピカピカのインナーチューブ 形状が合わず前側がタイヤに接触したフェンダー スタビ取り付けボルトの前側にナットを挟む 取り外したバンドとホームセンターで調達したバンド 純正のカットフェンダー クラッシック用の長フェンダー 交換が終わったフロントフェンダー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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