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カテゴリ:ボンゴフレンディー/KD-SGL5
LEDは高価なものと勝手に思い込んでいたので、V7ドンキーにしろ、カブにしろ、ましてや工作車(ボンゴフレンディー)に付けようとは思いも及ばなかったのである。工作車のヘッドライトは60/55WのH4ハロゲンが標準装備であるが、お世辞にも明るいとは言えなかったので、何とか改善を行いたかった。当時行えるパワーアップとしてはワット数を上げるか、色温度を変えるかしか方法はなかったので、バルブ切れを契機に青白色H4ハロゲンを奢った。交換当初は明るくなったと満足していたのだが、妻がフィットRSを購入してからは状況が一変したのだ。RSには標準でHIDが搭載されており、その明るさたるや場末のスナックとマハラジャほどの違いに愕然とした。しかしHIDを搭載するにはバルブを替えるだけと言う訳には行かない。コントローラーの取り付けや配線、そして一番高いハードルはヘッドライトケースの加工が必要になる。しかも取り付けをディラーに頼むと2灯で何と驚きの20万円程掛かると言うではないか。ヘッドライト如きに20万円とは中古のクルマが買える値段である。バカも休み休み言え!と言うものである。
最近では夜、工作車に乗る度に妻が/ライト点けて走らんと危ないで。/点いているのですけど.....。/ホントに点いてるの。余りに暗いので分からんかった。/とイヤミを言うようになった。 しかし、である。V7ドンキーのヘッドライトLEDバルブが2‚000円程で手に入れる事が出来たので、これは工作車にも格安で取り付け出来ると踏んだのだ。1個だとHIDの100分の1の価格である。これは驚きと言うか驚愕である。時代は変わって行くのだ。HID登場当時、20万円かけて交換したユーザーはじだんだを踏む事だろう。 ネットで適当なバルブを探してみると、今買うと表示価格から8%引きで更に送料無料で2個セット2‚742円なる、お得商品を見つけた。メーカーはToppowerとある。中華人民共和国徐州市の怪しげなメーカーだが、レビューは悪くないので購入してみた。 明るさは36Wで驚異の8000ルーメン。色温度は6500K。寿命はハロゲンの10倍相当の30000時間とあるので、死ぬまで使っても大丈夫だ。 早速取り付けに掛かる前に、平成26年の大雪でフィットのカーポートが潰れたとばっちりで、コーナーランプが割れた時に部品取りで1‚500円の中古を購入していたライトがあったので、忘れてしまったバルブの外し方を確認するついでに、ゴムカバーをLEDバルブのヒートシンクに合わせ穴をカッターで拡大しながら切り取る。 バルブ交換はヘッドライトを外した方がやりやすい。フロントグリルを外し、ライトとコーナーランプを抑えているビスを外し、コーナーランプを外すとライトを留めているボルト2本が現れるので反対側の2本と共に外せばライトは前に抜ける。 保護用ゴムカバーをめくってバルブを押さえている金具を外し、金具を留めているビスを緩めればバルブを取り出す事ができる。 LEDバルブをライトにセットし、金具で押さえ、穴を拡大加工したゴムカバーをセットし、カプラーを繋げば完了である。至って簡単作業である。エンジンを掛けてライト点灯。辺りはまだ明るいが青白色の明るい光りは、H4とは明らかに違う事が一目でわかる程の違いがある。この明るさだとHIDにも負けないだろう。夜の運転が楽しみだ。 ケースに収められた2本のLEDバルブと英語の説明書 LEDバルブとライトケースから外したゴムカバー カッターで切断中のゴムカバー 工作車のライトバルブの収まり方 ライトを外してハロゲンバルブを取り出す H4LEDバルブをセットしたライト ゴムカバーを取り付けたライト 劇的に明るくなったヘッドライト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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