V7ドンキーにスマホホルダーと電源供給用のUSB配線を終えたが、このままではスマホのナビ画面は見えるが、ヘルメットを被っていると音声は聞こえない。画面だけでは分かりづらいので、音声が聞ける器機を探してみた。ブルートゥースで会話が出来る機種は高価であり、必要無いので、ナビの音声や音楽が聴けるだけの機能に絞ったデイトナの「聴くだけブルートゥース2」を楽天で8,694円で購入してみた。本体とスピーカーセット、スピーカー貼りつけ用丸型テープ等と至って簡単である。
良い点は、ヘルメットにクリップ留めする本体が小振りで違和感がない。本体からスピーカーへの配線が細いのでインナーの隙間に入れやすい。本体の電源はバッテリーではなく、単4乾電池なので連続12時間の使用で消耗しても入手し易いし、小さいので予備も持っておける。
不満な点は、スピーカー接続端子が2.5∅4極専用端子で特殊なために、市販のスピーカーセットは加工しないと付けられない。ナビ使用中、電話は一瞬スマホ画面に表示されるが、切れてしまう。スピーカーからは着信音は聞こえない。
ヘルメットに電池を入れた本体をセットして、スピーカーを取り付け、ブルートゥースのペアリングを終えたら、使用可能だ。早速、近くの駅までナビをセットして試運転を行う。電源のON、OFFとボリュームの上げ下げは本体のスイッチで行うのだが、手袋をしたままでも操作できるように考えられている。V7はエンジン音が大きいので音量は大きめとなってしまうが、良く聞こえる。スマホのコントロールセンターを表示して、本体の音量調節をすると、音量がバー表示されるので、ボリュームの位置が一目で分かるのは便利だ。音楽を聴きながら、ナビの案内も同時にできるようだ。よしよし。これでツーリングが便利になった。
デイトナの聴くだけブルートゥース2
ヘルメットへ装着した本体