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カテゴリ:BMW R90/6
バイクが古いので新しい部品を組み付けるとバランスが崩れ正常な電子部品が壊れることがある。被害を最小限にするにはコンデンサの交換も必要だ。前回試した汎用コイルの売り文句は「高い電圧で強い火花が飛ぶ」であるが、これがバランスを崩す原因である。非常時には仕方ないが、ずっと使うとどこかにしわ寄せがくる、とフジイが言っていたのである。組む前に新品のコイルの抵抗値を計っておいた。1次側1.2オーム、2次側6.76キロオームで2本ともほぼ同じであった。(写真1・2)この年式の純正のプラグキャップやコードは雑音防止の抵抗が入っていない。(写真3)ちょっとイグニッションノイズをまき散らすかもしれないが、これにコネクタをねじ込み(写真4)コイル、コード、プラグキャップを組み付け、ついでにコンデンサも新しいものを組み付ける。(写真5)
買ったゴム部品の中にフレームとガソリンタンク前方下部が接触するところに入れるゴム部品があった。(前記事写真6の中段左の細長いゴム)これは通称”ちくわ”というらしい。ちくわを縦に割ったような形をしており、うまいこと言うな、と感心。新品はさすがにきっちりとタンクが止まる。さて、試乗である。エンジンかけ、まだ暖まっていない状態でもなんか調子良さそうである。暖機の後、はやる心で走り出す…やったー直った!10キロほど走る中で高いギヤで低速、低いギヤで高回転、上り坂の高負荷など色々試し自分の顔がほころんでいるのがわかる。コードとキャップを純正に戻したためクラッシックが際立つ。青い高圧コードはちょいといただけないよね。ご心配をかけました、44年選手復活です。(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4 写真5 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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