メンテナンス台も出来た事だし、平成30年10月を最後に止まっていたTY125の組み立てを再開する事にした。TYの部品はなるべく纏めていたのだが、引っ越しで散逸した物もあるかも知れないし、欠品部品や手順も忘れてしまっているので、組んではバラシの繰り返しになる事は覚悟の上である。
取り敢えず邪魔なリアホイールを取り付ける所から始める事にした。ハブにドリブンスプロケットを取り付けるのだが、このボルトはネジロック剤を塗布して緩み止め措置の箇所なので、モノタローで探したら適当な物があった。TYのスプロケット取り付けボルトには緩み止め座金を取り付けるようになっているので、それ程強力なネジロックは必要ないと思い中強度としたのだが、検索中にドリルチャックが目に止まった。
RYOBIのキーレスドリルチャックCDD-1020だ。20年程前に買ったRYOBIの電動ドライバードリルPDD-10Vのチャックが壊れたのでそのままにしていたのだが、格安で部品交換が出来るのでは?と思えて来た。CDD-1020は充電式の新しい機種用だが、どう見ても殆ど同じように見える。同じRYOBIなので互換性があると踏んで、注文してみたら何とピッタリ取り付け出来た。ネジロック剤よりも電動ドライバードリルが直った方が収穫となった。
ネジロック剤を数滴ボルトに塗って緩み止め座金通してスプロケットを取り付け、座金をタガネで折り曲げる。このスプロケットはアルミ製なので軽くて、磨くと美しい。51丁と純正にしては大きすぎるので恐らく社外品だろうと思い調べてみたら、純正のドリブンスプロケットは45丁だった。かなりトライアル用に振った大きさである。組み立て再開にかなりの時間が開いたので、バラした時の事は殆ど忘れてしまっている。ハブに突っ込んだカラーは間違いで、リアブレーキパネル側だと後で分かった始末である。
ネジロック剤(中強度)
RYOBIのキーレスドリルチャックCDD-1020
ネジロック剤を塗布して取り付けたアルミのドリブンスプロケット51丁