笏取り虫
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今年はとうとう還暦を迎える年になってしまった。ここまで生きてこれた事を先ず神様に感謝しよう。そして、これからの人生は神様からのご褒美の儲けものの人生なので、好きなことをして108歳で生命保険の満期を迎え二千万円の現金を手にするまで、バイクを修理し倒して、乗り倒すのだ。 3月に3人の子供達が相談して、仕事を休んで帰って来て還暦祝いをしてくれた。超高級清酒をたんまりと還暦トレーナーや還暦酒器セットなどなどを頂戴して満足だったが、その上に15万円の祝い金まで貰った。これだけあればネジを買うのも大判振る舞いが出来る「シメシメ」とタンスの引き出しに入れておいた。 先週妻とクルマに乗っていたら、突然、祝い金の話しを持ち出して来た。 妻 この前子供らから貰った祝い金はどうするん。 私 あんだけあったらステンレスのネジが一杯買えるから安心じゃ。 妻 ネジ買うん!(怒) 私 今、緊急に欲しいものはネジじゃ。 妻 折角子供らが少ない給料の中からお祝い金を出し合ったのに、アンタはそのお金でネジ買うん!フーン。そうなんだぁ。 私 欲しい部品は沢山あるが、今、緊急に欲しい物はやっぱりネジかなぁ。 妻 世の中の人はそうゆうお金では腕時計とか、身に付ける物で、残る物を買うのが普通だけどなぁ。 私 ネジも残るで。 妻 そういう物は残る物とは言わん。バイク売ったら残らんし。 私 売らんし。 妻 なんか違う欲しい物はない?腕時計とか。ブランドの腕時計とか。丈夫な腕時計とか。 私 アクセサリーとか服とかカバンとかは全く興味が無いし、腕時計に至っては、ブランド物よりも今はめているシチズンの電波時計が正確で壊れないので最高と思っとるけど………。それでも敢えて言えば、前々から欲しかったボール盤だな。 妻 ドリルがあるが。 私 ドリルでは厚物だと真っ直ぐに穴が開かんのじゃ。 妻 何で? 私 それはじゃなぁ……。(電気ドリルとボール盤の違いと、金額と重量によるボール盤の違いを知識の全てを披瀝して延々と喋ったが、ボール盤の便利さは女子供には半分も分かるまい。) と、言う事で、ネジよりマシだという結論に達し、祝い金でボール盤を買うことになった。腕時計は小さいので何処かに忘れたり、無くしたりするかも知れないし、第一時間を教えてくれるだけで、仕事をしない。その点ボール盤は盗難以外絶対無くならないし、何十年と使い続ける事が出来、その大きさと重量に満足感があり見ていても機能美に溢れている、その上仕事までしてくれるのだ。子供達もきっと喜んでくれるに違いないと思うのは私だけであろうか。まぁ良い。 帰宅して早速amazonのレビューを読みながら購入商品を絞って行く。最初は精密な金属加工をする訳ではないので中華製の小型卓上ボール盤で良いと思っていたのだが、調べて行く内にボール盤の種類は大体3クラスに分けられている事が分かった。 クラス1/卓上ボール盤と呼ばれるもので、鉄工で8ミリ程度の穴開けが出来る。小さくて軽いが、精度と作りはいまいち。値段は1万円台。 クラス2/これも卓上ボール盤だが、重量が20~30kgもあり、かなりシッカリしている。精度と作りはまあまあ。値段は5万円前後。 クラス3/据え置きタイプのボール盤で、重量も100kgを超えるプロ用。精度も作りも文句なし。値段は数十万円。 今までの私なら迷わずクラス1の中から選んでいたが、今回は違うのだ。祝い金があるのだ。しかも妻からの「安物は買ったらいけんよ!」との援護射撃もあったのでクラス2の中から選ぶ事にしたのだが、このクラスは品数が一番少ない。訳の分からない中華メーカーは除外して、信頼の有名日本メーカーに絞ったのだが、どうやらこのクラスではマキタもリョービも中身は中華製らしい。 この2メーカーを比べてみると、優位機種はマキタと思いきやリョービの評価が高かった。 リョービの優位性はフトコロ寸法が125ミリと大きい。キリの送り寸法が60ミリもある。それに何よりも凄く静かな事。全ての事項がマキタを上回っているので、リョービ卓上ボール盤TB-2131鉄工13ミリ木工24ミリ/38,109円に決定した。この金額ならネジを買う金はまだまだ温存できるというものだ。 届いたボール盤は付属のバイスを含めて34kgと重いので、ネコ車に乗せてドンキーベースに運び込む。説明書では組み立て方から書いてあったが、切り込みハンドルと昇降ハンドル以外は組み立て済みだった。 防錆用コーティング剤がベットリと付いていたので、ウエスで拭き取ってハンドルとバイスを取り付け、スイッチを入れてみる。なるほどレビュー通り音は確かに静かだ。夜でも問題無く使用出来る作動音だ。切り込みハンドルを下げてみると、スムーズに動くが、プロ用のようなねっとりとした滑らかさではない。コラムに付いているストッパーを緩めて昇降ハンドルでテーブルを動かせてみると、カクカクカクと動く。滑らかさが全然無いが、下位機種のTB-1131は昇降ハンドルも無いので、あるだけでも良しとするしかない。テーブルや各部の処理も雑な所はあるが、私の使い方では問題無い範囲である。重量があるので、ボルトで固定する必要もなく、大きさも丁度良いので、値段相応だろう。後は使ってみてどうかだ。楽しみである。 ネコ車に乗せた卓上ボール盤 部品の取り付けを終えて作業台の上に乗せたリョービ卓上ボール盤TB-2131 付属のバイス 速度調整ベルト キリの深さ調整とスケール
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