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2020.11.06
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カテゴリ:発動機

HONDA GENERATOR E1000のエンジンはG40型である。エンジンサイズの割りには大きなキャブレターが付いている。キャブを外すには先ず保護フレームを分解して、キャブに付いているエアークリーナーを外す必要がある。エアークリーナーは想像していた通り、中のスポンジは少し触っただけで砕けてしまうほどボロボロになっているが、原形をとどめているだけ立派なものだ。当然再使用はできない。
キャブを外して分解する。外側の汚れはそれなりだが、中は以外にも想像以上に綺麗で、ガソリンの不純物がタール状になって、更に固まったような形跡もない。長期保管のため、中のガソリンを抜いていたのかも知れない。キャブが大きく見えた理由は、このキャブはダイヤフラムを持つ負圧式キャブだったせいである。バイクでは負圧式キャブは比較的年式の新しい車体に搭載されているので、強制開閉式の後で開発されたのだと思っていたが、50年以上前既に負圧式は存在していた事に驚いた。
ジェットニードルが固着して動かないので、張りついたダイヤフラムを破らないように慎重に剥がして行く。これを破ったら、スペアを探すのが大変な上にダイヤフラムは非常に高価なパーツである。
長期間放置のためチョークバタフライが錆びていたので、小さなビスを外して磨いて置く。後は洗浄であるが、ジェット類を全て外し、パーツクリーナーとキャブクリーナーで全ての穴とジェット類を洗浄し、高圧エアーを吹く。バイクに比べてガスの通路が全て大きいように思える。発動機なのでバイクのようにシビアな設定は必要無いので、少々の不純物があっても作動するためであろうか。
次は燃料コックの分解を行い、洗浄液に浸けて置く。パッキンのゴム類が硬化して再使用に不安を残すが、パッキンの入手が不可なら、燃料コックそのものを代替え品と交換する手もあるだろう。

保護フレームを外したHONDA GENERATOR E1000

ボロボロのエアークリーナー

負圧式キャブと燃料コック

錆びたチョークバタフライ

比較的綺麗だったキャブの内部

負圧式の特徴であるダイヤフラム






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Last updated  2020.11.06 09:00:20
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