笏取り虫
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G40のプラグから火花が飛ばない。プラグコードの通電を確認するにも、発電機側のスイッチの通電を確認するにもフライホイールを外さなけらばならないので、先ずフライホイールに3本のボルトで固定されているリコイルスタータを引っ掛けるプーリーを外すのだが、真っ赤に錆びていたので、CRCを吹いて電動インパクトで一気に緩めた。 次はフライホイールのセンターナットだ。共回りを防ぐストッパーを仕掛けるのが面倒くさいので、これも電動インパクトでガツンと一発で緩める。これでやっとフライホイールを外す準備が出来たのだが、このフライホイールは直径18センチもあるので大型プーラーが必要であるが、そんな物は持っていない。何か他の方法は無いかと観察したら、先程外したプーリーのネジ穴が3箇所見えた。この穴にプーラー替わりのボルトを締め込んで行けば何とかなるのでは?と思い、治具を作る事にした。 ボルトを通す何か適当な鉄板はないものかと探していたら、直径6センチ、厚さ3ミリの円形鉄板が出て来た。適当な長さのボルト3本を揃え、外したプーリーに鉄板をあてがい、ボルト穴の印を付けてボール盤でボルトが通る穴開けを行う。 3本のボルトを鉄板の穴に通し、フライホイールのネジ穴にセットする。鉄板の中央はクランクシャフトの頭に当たっているので、メガネレンチで3本のボルトを均等に締めて行くとフライホイールが外れるという塩梅だったが、いくら締めてもフライホイールは外れて来ない。クランクシャフトの真上の鉄板の中央をハンマーでどついてもビクともしない。更にボルトを締め付けると鉄板が曲がって来た。頑固なフライホイールだ。ウッドラフキーが固着しているのだろうか。更に締め込むとボルトの首が折れた。撃沈である。これを外すには大型プーラーを手に入れるしかないようだ。 リコイルスターターを引っ掛けるプーリー/ボルトは錆で真っ赤である プーリーを外したフライホイール 穴開け加工中の円形鉄板 ボルトをセット中のフライホイール 首が折れたボルト
ギアプーラーを買ったものの 2021.07.10 コメント(2)
ヘッドを開けて見たら….. 2020.11.17
リコイルスタータのイケズ 2020.11.08
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