笏取り虫
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5月29日、30日に1泊2日で阿蘇ツーリングを計画していたのだが、梅雨が早まって丁度29日に梅雨入りしてしまったため、ツーリングは敢えなく中止。ホテルもフェリーもキャンセルとなった。このツーリングにあたり、準備していたものが1つあった。 V7ドンキーのブレーキとクラッチレバーだ。長距離ツーリングなので、旅先で転倒、立ちごけなどに遭遇した際に一番破損し易いレバーを何とかしたかったのである。現在は両レバー共純正のアルミ製レバーが付いているのだが、可倒式では無いためバイクを倒すと必ず曲がるか折れてしまう事が予想できる。従って市販品の可倒式にしてリスクを少しでも軽減する目的で探してみた。メーカー品の高級な物は必要無いので色と形状だけで、V7用をamazonで探してみたら中国製と覚しき物が見つかった。色は赤/黒の可倒式が左右セットで3,410円ナリ。 V7用なので純正品を外してポン付けで取り付けできた。カラーもV7の赤フレームに溶け込んで思った通り違和感は無い。中国製とは言え、細部に渡っての仕上げは美しく、可倒部分のガタもない。取り付けにあたっては、六角ネジでレバーの長さも調整できるので純正と同じ長さにする事ができた。オマケに両方のレバー共6段階の調整ダイヤルが付いているので、微妙な調整が可能である。 最初はクラッチの調整ダイアルを3段にして試乗してみたが、切れがすこぶる悪い。5段にするとバッチリであった。レバーが少し角張っているので、握った時の指の感触に違和感があったが、慣れるとそうでもない。これでバイクを倒してもレバーが折れる事はないだろうが、念のために外した純正レバーをシート下に忍ばせておきたい。 V7純正のアルミレバー 純正レバーと可倒式レバー 長さの調整が出来る可倒式レバー 可倒部分を倒した状態のレバー ブレーキ側 クラッチ側 両方のレバーを交換したV7
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