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2024.08.23
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8月21日午前10時30分から成羽町にて所用の予定が入っていたので、そのまま弥高山でキャンプを楽しむ事にした。丁度、剣山スーパー林道用にフレンディーの後部座席を外しているので、今ならバイクの搭載も簡単なのだ。
今回はキャンプ道具と共にセローを搭載して出発した。R2への進入口で信号待ちをしていてふと気が付いた。ヘルメットとグローブそれにバイク乗車時にスマホや財布などを入れるウエストバックを忘れていたのだ。これではバイクに乗れない。仕方が無いので引き返して、クルマに積み込み再出発。何だか幸先が悪い。
予定より10分遅れの9時20分スタートとなってしまった。混雑を予想していたR2は思いの外スムーズに玉島まで流れた。後は何時もの農道を矢掛まで走る。矢掛からは県道35号倉敷成羽線で一本道だ。時間も残り30分なので、十分間に合うだろうとスピード落としのんびり走っていたら、坂道のカーブで片側交互通行の信号に掛かった。待ち時間が3分近くある。これは想定外であったので成羽の所用場所に着いたのが、10時27分。3分前でギリギリセーフだったが、ここに来て忘れ物が響いた。時間には余裕をと肝に命じる。
所用が予定より早く終わったので、高梁の知り合いの事務所で着替えをさせて貰って、エアコンの無い応接室でアイスコーヒーを頂きながら暫し歓談。昼になったので退散し、成羽で昼食と食料買い出しを行う事とし、スマホで検索するとニュー清流なる成羽唯一のラーメン屋があったので行ってみる事にした。幸い駐車場もあったが、昼時にも拘わらず客はサラリーマン風の3人組だけだ。嫌な予感がする。メニューも大衆食堂の定番がずらりと並んでいる。折角だからラーメンを食してみたが、予想通り可も無く不可も無く大衆食堂定番の味だった。
次は少し戻って、成羽ショッピングパークで3食分の買い物を行うが、田舎なので野菜サラダもカット野菜も売られていない。色々と物色していると、牡蠣のアヒージョと冷凍ホタテが目に止まった。これなら、貧弱な発泡ケースにいれた保冷剤の助けになるだろう。その他を少し買って弥高山キャンプ場に向けてクルマを走らす。
R313から川上町に分岐して標高600m近くまで、只管坂道を登って行くので、フレンディーのエンジンの不可が大きくなる。スピードはゆっくりめで、ディーゼル特有の粘りでグイグイと前へ進む。
キャンプ場の管理事務所に着いて、エンジンを切っても、電動ファンが勝手に回り続けている。水温がかなり上がっているのだろう。
ここまでは、バイクやクルマで何度も来た事があるが、キャンプは初めてなので、先ずキャンプサイトを見せて貰う事にしてクルマで移動。整備が行き届いている各サイトはかなり広く、移動は車がないとちょっと大変。西サイトは遠いので見るのを諦めた。全て見終わった結果、大きなモミジと松が生え、日中でも日陰になり、一番涼しげなサツキキャンプ場に決定した。
管理人から話しをよく聞くと、このキャンプ場は全てのサイトでクルマの乗り入れ可能で、実質オートキャンプ場となっているが、電源設備は無く、必要があれば流しや竈は各サイト毎に設置されているものを使用するスタイルである。

宿泊の場合テント1張り1,000円、管理料400円、温水シャワー1回100円で合計1,500円を払ってサイトに移動したが、料金表にはキャンピングカーは2,000円となっており、フレンディーの場合どうなるのだろう。車検証はキャンピングカーとなっているので、グレーゾーンだ。しかし、今日の装備はトランポ仕様だもんね。管理人さんはクルマの確認までしなかったし…。
管理人の話しでは今日は予約客1組で遙か離れた西キャンプ場にいるらしく、今回も実質ぼっちキャンプ決定である。早速、バイクを降ろして、林道探索に出掛ける前に、セローに乗ってキャンプ場を詳しく見て回ると、キャンプ場から弥高山の頂上に登れる道を発見。行ってみると、チェーンが張られ、バイク、自転車の通行不可の看板が設置されていたので、仕方なく300mほどレンゲツツジなどが一面に植えられた斜面の中を歩いて登った。頂上は樹木が無く、360°の大パノラマが広がる。気温は高く暑いのだが吹く風は涼しく心地よい。帰りはツツジ植裁の中を下る階段を発見。急だがショートカット出来たので時間短縮となった。次は何度も訪れた事がある穴門山神社に行くべく細い山道を下って行く。こんな山中に建造物などあるのだろうかと思えるような木々に覆われた暗い沢沿いに、突然立派な石垣が見え、石灰岩の崖に張りつくように建てられた社殿が現れる。神さびた重厚な社殿は迫力がある。参拝後、狭い境内を見て回り、八咫鏡を4年間祀ったとされる洞窟に近づくと冷気が排出されており、異様に涼しい。寒いくらいだ。この冷気を拝殿まで引っ張れば24時間天然クーラーになるのになぁと思いながら、ご神水の冷水で喉を潤し、樹齢700年の桂を見学して、山道を下って行く。
ここから先は通った事がないので、何処に出るのかまるで分からない。苔生して、濡れた山道を慎重に進んで行くと分岐点に出た。そのまま下ると山を降りてしまうような気がしたので、上りを選んだ。この道も舗装はしているものの、落ち葉や、苔、枯れ枝落下などがある。暫く進むと左カーブの手前に大きな枝を広げたままの木が倒れており、行く手を阻んだ。セローなら路肩を通れば何とか抜ける事が出来そうだったので、そのまま進んだら枝に付いたトゲが数カ所長袖シャツの袖を引っ掻いた。危ない危ない。長袖シャツを着ていて良かった。
次は、井原方面と広島県神石町方面の分岐まで走り、井原方面へ少し下った所からオフロードを見つけて走っていたら、ぬかるみにフロントタイヤをとられ転けそうになった場所2箇所。その後も林道を走り、弥高山の頂上から見えていた高山市(こうやまいち)の集落に行ってみた。
この集落は以前栄えていたそうだが、現在はどうなっているのか?初めての集落入りだ。低速用に振っているギアを1速に落とし、ゆっくりと通りを走ってみると、以外にも郵便局や食料品店、医院までもが、健在である。空き家も少しはあるが、殆どの家が居住していて美しい集落を形成している。驚いた事は全ての家に〇〇屋とかの屋号が京都・祇園のお茶屋さんの如く、同じデザインで取り付けられているのである。村起こしでやったのかも知れないが、このアイディアは情緒があってすこぶるよろしい。しかも、全家未だに屋号が健在なのも古き良き時代を彷彿させるものがある。高山市アッパレである。
林道も堪能したのでサイトに戻った。テントの設営に取り掛かかる前に、良く冷えたプレミアムモルツを飲みながら一服していたら、アブ?ブユ?が攻撃して来た。叩き潰してやろうとしても、すばしっこくて手に負えない。そうこうしていたら、アブに加えメマトイ?が顔の周りをブンブン飛び回る。あ~鬱陶しいたらありゃしない。テント設営は止めにして焚き火をして追っ払おうと、薪を拾いに行く。
直火禁止なので、焚き火台で盛大に火を燃やしてみたが虫の攻撃は一向に止む気配がない。椅子に座って薪をいじくっていると、背中にちくりと小さな痛みが…。次に腕だ。合計3回咬まれたが、痛いほどでもなく、腫れる事もない。どうやら、黒い長袖シャツに寄って来るらしい。ところが、換えのシャツも黒なので、白いタオルを羽織って日暮れを待つ。
日が暮れて来ると、メマトイもアブもいなくなったが、1匹だけしぶとく飛び回り、ズボンのスネに止まったので、すかさず手でたたき落として、生きたまま焚き火に放り込んでやった。それから後は虫はいなくなったので夕食の準備に取り掛かる。
今回も調理器具はマルチグリドル1枚のみで、全ての料理に対応する。アヒージョ用の牡蠣、ジャガイモ、マシュルーム、ブロッコリーが入った袋を取り出すと冷凍が溶けて、丁度良い塩梅になっていたので、オリーブオイルに放り込み5分煮れば完成だ。
十八盛の増量ワンカップで酒盛りを始める。日が沈むと、気温は見る見る下がり、30°をどんどん下回って行くので暑くはない。牡蠣のアヒージョが無くなる頃には2本目の十八盛も空になったので、ホタテを投入して嘉美心に移行する。星空と焚き火を見ながらぼっちキャンプを楽しみ、グリドルの残った油を焚き火で燃やし、キッチンペーパーで一拭きして〆の蕎麦を煮る。
蕎麦を食い終わっても少し飲みたくなったので、車中にあった賞味期限の切れた柿の種をアテにウヰスキーを飲む。満足したところで着替えを持ってシャワー室へ。
酔っ払って面倒くさくなったので、テントは止めて、オートフリートップを上げて、二階で就寝だ。気温は24°まで下がっているので、網戸だけで快適に眠る事が出来た。
明け方、少し寒さを覚えた時が最低気温だったようである。夜明けと共に目覚めて車内の温度を見たら23°であった。ヒグラシが鳴き始め今日も良い天気になりそうである。
マルチグリドルで湯を沸かし、コーヒーでも飲もうと紙コップに湯を注いでいたら紙コップが倒れてコーヒーを全部地面にぶちまけてしまった。今日も幸先が悪い。そしてまたメマトイが出て来たので、広場の流しに避難してベーコンと卵を焼く。今回は、グリドルの蓋を用意して来たので、水を注いで蒸し焼きにする事ができた。パンに挟んで、お茶と一緒に朝食を終える。
今日は暑くなりそうなので、林道探検も満喫した事だし、後片付けをしてセローを積み込み午前8時キャンプ場を後にした。復路はR131を井原方面に走り、美星、矢掛を通り玉島に出て無事帰還と相成った。
家に帰ってスマホに電話とLINEの着信がある事に気が付いた。ディアベルさんが、様子伺いにキャンプ場まで来てくれたらしい。いやぁ洵に申し訳ない事であった。

弥高山キャンプ場に到着しセローを降ろしたサツキサイト

通行禁止でバイクでは登れない弥高山山頂登山道

スカイツリーの高さと同じ位置の看板がある登山道

弥高山山頂広場

山頂から眺望する高山市の集落

穴門山神門と見事な石垣

冷気が排出される洞窟

枯れ枝が落ちている林道

倒木が行く手を阻む林道

殆どオフロードの林道

ぬかるみで転けそうになった林道

林道帰りの冷えた一杯は最高

虫対策に焚き火をするが効果無し

本日メインの酒の肴 牡蠣のアヒージョ

酒の匂いに誘われてやって来たクツワムシ?

ホタテのアヒージョと3本目の嘉美心

〆の蕎麦

早朝からコーヒーをひっくり返した現場

蒸し焼きにしたベーコンと卵

ベーコンと卵入りホットドッグ






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Last updated  2024.08.23 15:45:56
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