先日の台風の最中、仕事帰りに近所の超狭隘道路でUターンを余儀なくされた。空いていた民家の駐車場にバックで突っ込めば簡単であったが、空いているとは言え他人の駐車場に勝手に入ってはダメだろうと思い、四輪通行不可の道路に少しお尻を突っ込めば何とかターン出来ると判断して、ゆっくりとハンドルを切りながらバックしていたら、いきなり左側からガガッと大きな音と少しの衝撃が走った。
やっちまった!音と衝撃の度合いから何かにぶつけた感じではなく、何か固い物に接触した感じがあったので、直ぐさま降りて確認したら、先の空き駐車場の家の低い擁壁が鋭角に尖った角にクルマのサイドシルがめり込んでいた。
何たる事か!数十センチの低い擁壁なのでミラーに写っていなかったようであるが、100%私の確認不足のミスである。それよりもモルタルの尖った角の先が少し欠けてしまっているので、これは弁証もんだ。
事情を説明しようと、ドアホーンを鳴らしたが留守のようなので、改めてお詫びに行くとして、一旦帰宅。それにしてもクルマの左側をぶつけるのはこれで3回目だ。最初は作りかけのブロック塀、2回目はガードパイプだ。2回目を除き、バックミラーの死角となった位置なのでターンをする前に十分な確認を怠ったのが原因だろう。リモコンミラーを動かせてもっと下が見える位置にしておけば良かったと思われるがもう遅い。覆水盆に返らずだ。
夕方、先方へ出向き、事故の説明をして、お詫びをしたらとっても良い人で「気に為されずに!ウチは大丈夫ですから!弁償の必要はありません。」と寛大な対応でしたが、新築の家なので些少の弁償費を渡して来た。
今回ぶつけた箇所は最初にぶつけた箇所とほぼ同じ箇所で修理したパテが砕けて落ちて来た。しかし不幸中の幸いで、今回はサイドシルのみで、ドアは無事であった。
少し涼しくなったら、修理してみようと思うが、かなり強烈にサイドシルが押されて潰れているので、スライドハンマーで引っ張り出すのは難しそうだ。パイプ状の物を縦に半分に切って溶接してみようかと色々頭を巡らす。
ぶつけた衝撃でパテが砕けたサイドシル