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2024.09.07
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岡さんの新型クロスカブ初デビュー記念として8月29日、30日に神郷の高瀬湖畔オートキャンプ場でキャンプの予定であったが、折からの台風10号直撃予報で断念。予定を変更して9月4日、5日で再度予約を入れたが、当日は休みだったとLINEが来たので、行き先を岡さんの好きな温泉がある津黒高原キャンプ場に変更して決行する事にした。
天気予報によると2日とも快晴だ。今回は、クロスカブとのツーリングとなるので、敬意を払って剣山スーパー林道で酷使したスーパーカブ90の再登板となった。集合場所は中国勝山駅14時30分。
ナビソフトではクルマで1時間55分となっていたが、カブなのでスピードをあまり出せないと考え、余裕をみて12時10分出発。ルートは足守からR429を北上し、江与味第一トンネルを潜り江与味、旦土を通って、落合、勝山に至る道が最短距離のようだ。通行車量も少なく、快適に走れたので予定より1時間も早く1時間40分で到着する事ができたので、高田神社の拝殿屋根替えの様子を見学し、中国勝山駅へ。駅のベンチでスマホを弄っているとクロスカブ到着。
勝山のマルイで野菜や朝食の材料を購入し、湯原に向けてR313を走り出そうとした時、岡さんのスマホの充電ケーブルが無くなっている事が判明。辺りを探したが見つける事は出来ず、勝山駅からの道中で落下した可能性大。諦めて出発した。
バイクは物置が無いので、小物は良く確かめないとダメですねぇ、と思いながら走っていると、目が痛い。アッ。サングラスを何処かに忘れた事に気が付いてストップ。岡さんが隣に来て駐車場に落ちていたよとサングラスを渡された。人の事は言えない。認知症の前触れだ。
気を取り直して、R313の快走路をクロスカブを従えブッ飛ばす。走りながらまた気が付いた。今宵の酒宴の後に食す〆のうどんを買うのを忘れた。これは外せないだろうと思い、最後のコンビニ禾津のセブンで冷凍讃岐うどんとヒガシマルの顆粒うどんスープと明日の昼食にするチャルメラを購入。もうこれから先は店はないので、買い忘れが無いか頭の中で確認しながら、湯原ダム方面に向けて坂を登る。ダム湖を過ぎた辺りで、R428三朝方面に分岐すると津黒高原は直ぐそこだ。
津黒高原荘でキャンプの受付を済ます。使用料1人800円、ゴミ処理費1組500円で2人で合計2,100円を支払い、フリーサイトに向かう。受付での話しでは今日は我々1組だけなので、いくら飲んだくれて大声を張り上げても大丈夫との事。貸切状態である。
フリーサイトは芝生状の草が短く刈られ、ゴルフ場のように綺麗だが、傾斜面が多く本日の酒宴地は給水棟の近くの平坦地に決定し、テントを張って、焚き火台を用意し、枯れ枝を集めて用意万端だ。
4時30分、再びカブに乗って、津黒高原荘に戻り、宿泊者割引の500円を払って、天然温泉に入る。温泉は丁度良い湯加減であったが、水曜日は湯原も蒜山も温泉が休みとあって、入浴客は意外と多かった。のんびり浸かっていたつもりだが、岡さんはサウナに入ったらしく出て来ないので、お先に失礼。ロビーで管理人と話しをして、サイトに戻り酒宴の準備をしていたら、ノーヘルのクロスカブが帰って来た。
今日は出掛ける前は気温が36°と暑かったので、前夜から冷凍した茶2本と冷凍庫に3時間放り込んだクラッシックラガーを2本と妻が茹でて冷凍した枝豆を何時もの発泡ケースに入れ更に保冷袋で包んだ耐熱仕様としていたので、茶は未だカチカチに凍っており、ビールもキンキンに冷えていた。
取り敢えず、取り敢えずだ。缶ビールのタブを開けるのももどかしく、キンキンに冷えたビールと枝豆で乾杯だ。美味い。風呂上がりの冷えたビールは最高だ。
ビールの次は焚き火台に火を入れ、岡さんが久世で調達した牛肉とタマネギをマルチグリドルで焼きながら、純米大吟醸の4合瓶を煽る。これも美味い。五臓六腑に染み渡る。牛肉の次は牛タン、センマイ、ミノとホルモンに移行しながら、話しに花が咲き満天の星空の下、2本目の4合瓶も空になったところで、〆のうどんを煮る。冷凍うどんは美味いという評判の通り、腰のある讃岐うどんは最高であった。いつの間にか午前0時を回り、夜露が降りて来たので、お開きとし、就寝。
テントの回りが明るくなり朝が来た。昨夜の酒宴が長かったので、起床は遅めの6時となった。夜は涼しかったので、最近買った薄めの封筒型シュラフが丁度良くぐっすり眠る事ができた。
ガスバーナーで湯を沸かし、カフェオレで目を覚ます。マルチグリドルで厚切りベーコンと卵を焼き、おにぎりと一緒に朝食とする。
その後もテントが乾くまで、グダグダと話しをしながら時間を潰し、完璧な片付けを行い撤収。ゴミを所定の場所に捨てて、管理人に声を掛けて9時30分の出発と相成った。
今日は、近くにある惑星探査機「はやぶさ」の偉業を影で支えたとされる中和神社に参拝する。「はやぶさ」が帰還の途中、4つのエンジンのうち3つが止まってしまったが、唯一正常に動いていた中和(ちゅうわ)器と同じ漢字を書く中和(ちゅうか)神社に、プロジェクトマネージャーが参拝しお札を持ち帰り、そのご利益もあってか、2010年6月「はやぶさ」は無事地球に戻ってくることができ、ロケット開発者から多大な崇敬を受けている神社である。
この神社は中和小学校の中にあり、古い社殿だが、樹齢数百年と思われる珍しい株立ちの三本杉がある。その巨大さに圧倒され言葉を失った。
クロスカブの燃料が少ないと言う事で、岡さんは一人で情報収集に出掛けたが直ぐに戻って来て、一番近いGSは蒜山まで行かなければ無いという事が判明。それならばと、カブ90のベトキャリに搭載した1ℓの非常用燃料ボトルから、給油。県道65号を上杉峠に向けて高度を上げて行く。急な坂道では20cc違う排気量のせいか、はたまた1速多い4速ギアのせいか、クロスカブに付いて行くのがやっとの箇所もあったが、何とか食らいつく。こういう道はやはり、クロスカブに軍配が上がる。
峠を下って「のとろ館」で小休憩。ここは温泉もあり、キャンプ場も併設された施設で、温泉は朝10時から入れるらしい。
更に下って旧富村の布施神社に参拝。この神社は大きな本殿が二棟並んで建てられており壮観だ。神社から更に川上に上って行くと天然あまごが沢山いる場所があるらしい。ここでクロスカブの給油。
県道327号を目木川に沿って南下し、余野上で県道82号に分岐、この辺りは岡さんの地元なので、クロスカブの案内で中谷神社の奥宮と滝を見るべく、喜び勇んでオフロードの登山道に突入。初めの内は草ぼうぼうの坂道だったが、次第に石がゴロゴロ転がる急坂となり、1速でもパワーが無くなると、突然前を行くクロスカブが止まりそうなスピードにダウン。仕方なくアクセルを緩めると、急坂の途中でストップしてしまい、再発進ができない。仕方がないのでニュトラルでエンジン回転上げていきなり1速ギアに繋ぎフルスロットルで何とか危機を脱した。
登山道の1/3ほどを何とか登り切ると草の生えた小さな広場があり、ここに駐車。ここからは更に急傾斜になり、ジムニーかトライアルバイクなら何とか行けそうな気もするが、カブのパワーでは到底登り切る事は出来ないので、マムシに気を付けながら歩いて滝を目指す。
三ノ滝、二ノ滝を過ぎるといよいよ中谷富士から流れ落ちる楠谷の滝に到着。奥宮への道は無いので、ここで奥宮を拝し、滝から落ちる冷水で顔を洗って下山。
岡さんの事務所で、水分補給ともやし入りのチャルメラを煮る。これが何と凄く美味い。セブンのチャルメラを買いだめしておこう。
中谷からは帰路となるのだが、岡さんが久世辺りに所用があるので、最短道を道先案内してくれる事となったので、非常用ガソリンを全て投入した。クロスカブに付いて県道82号のワインディングをフルスロットルで南下し、吉井川沿いを県道339号(作州街道)まで走り、直ぐに県道340号に入り、峠を越えれば中国縦貫道が目の前に見える。ガードを潜り、R181を横断し、県道159号(久米中央線)を南下。桑下でR429に合流する所で、クロスカブに見送られ単独走行に移る。教えられた通り休乢トンネルを抜け、旧旭町役場を目指してカッ飛ばす。西川駐在所を過ぎたら、旧旭町役場方面へ左折。旭川ダム湖沿いを南下して、江与味橋を渡り左折すれば、江与味第一トンネルからの道と合流する。
ここからは何度も通って熟知した道だ。アッと言う間に道の駅かもがわ円城に到着。暫し休憩の後、加茂川に向けて出発。加茂川から黒谷ダム、足守を通って帰宅したのが15時30分。中谷から2時間で帰って来る事ができた。8月に剣山スーパー林道で酷使したカブであったが、何のトラブルも無く、エンジンは絶好調で、急坂以外は何のストレスも無く走る事ができる。この位走ると日本一周でも苦にならないと思えるほどの頼もしさだ。カブ90はまさにスーパーだ。

スーパーカブ90ツーリングキャンプ仕様

勝山のマルイに駐車するカブ

テント設営を終えた津黒高原キャンプ場

キンキンに冷えたビールと枝豆

マルチグリドルで焼く牛タンと玉葱

マルチグリドルで煮る〆の讃岐うどん

出発準備が整ったカブ2台

中和神社の三本杉

楠谷の滝への登山道入口でイノシシ除けの柵を開ける岡さん

登山道のガレ場

登山道途中の駐車スペース ここからは徒歩

楠谷の滝

非常用ガソリンを給油した中谷神社駐車場






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Last updated  2024.09.07 08:27:15
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