小袖の歴史と趣味の部屋

今回は平家中心でお話は進んでいき、我らが義経クンの登場は少なかったです。
しかし～～いとこの木曾義仲と巴御前と出会いました。
この二人が数年後には敵になってしまうのですから、運命って分かりませんね！
奥州藤原秀衡家の兄弟の確執も出てきましたね！
これも、数年後に義経とかかわる一大事に発展していく布石と思われます。

さて、平家一門の嫡男重盛がとうとう亡くなってしまいました。
平家はこの重盛に頼る所が大きかったので、屋台骨が崩れてしまいます。
それが分からずに祝杯を上げるおバカな宗盛…。危機感全くなしです。
この調子で平家が滅ぶまでやっちゃうんですから、二代目が大事なのがよくわかりますね！

そして、そして五足（ごたり）クンです。
遂に平清盛の耳役になりましたね！！いつなるか、いつなるかと心待ちにしていたので、ホｯとしました。もうならないのかとも思ったりしてたんです。
しかし、五足クンのカムロ頭…似合わない…(^_^;)
女装してるみたいでした（笑）
もともと、お徳ばあさんは平家ひいきだったんです。その筋で五足が耳役になるんです。
この後、お徳さんの率いる孤児たちが、カムロとなって平家のスパイ活動よろしく京雀の噂や平家の悪口を暴く仕事につくんです。
このカムロはしたい放題で京の町の人々はカムロを恐れ評判はすこぶる悪かったそうです。
この孤児たちが、カムロ頭（おかっぱ）だったためにカムロと呼ばれるようになったのです。
何度も言いますが、原作は平家物語なのでお徳さんが源氏びいきで、五足が義経と友達ってのは無理のある話なのです。
お徳さんも五足も作者の創作と思われます。

来週は源三位頼政は動き、以仁王の宣旨に繋がっていきます。
また少し動きが出てきそうですね！！
楽しみです！！