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テーマ:大奥~華の乱~(7)
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大奥で気になってるのはストーリーもさることながら、上さまってどんな生活をしてるのかしら??って事です。
第二回で、安子が上様と同衾する時に、次の間に女性がいたのを覚えてますか? 安子が刀に手をかけようとした時に止めた女性です。 「すぐ隣にいて、見張ってるやん!!近いよ!近すぎる!」 と思いましたね。 彼女は御伽と呼ばれ、主にお清の年寄りや中臈が勤めます。 この「お清」って何?? それは、将軍の手の付いてない、男性を知らない女性たちなのです。 そして、この御伽の人は翌朝、年寄りに全てを報告するのが役目なんです!! 将軍の興味をそそらないというのが理由らしいですが、 そ・それってかなり酷な話ですよね~~~!! この制度は綱吉のころから始ったとされてます。 と言うのも、アイドル吉保が上様に自分の息のかかった女性を薦めて、吉保の都合のいいような事をねだるので、 今後このような事がないように、見張りをつけ報告させる習慣がついたと言われています! いきなり夜の生活から入っちゃいましたが、上様は夜の十時には就寝して、朝の五時には起きるのです。 すごい早起きですね! 上様が朝の5時に起きた気配を察すると宿直の者は「もう」と大声で合図するのです。 そうすると、用意していた洗面具を持った御納戸役が洗面用具を乗せた盆をと湯桶を運び、 女中が全て上様のお世話をしました。上様は何にもしなくても、みんなやってくれるんですね。 そして着替えて袴を着けて、仏間に入り家康以来の先祖の位牌に手を合わせます。 礼拝が済むと袴は脱いじゃって、子座敷に移りお茶でくつろぐのです。 このお茶もお小姓が必ず毒見しって言うから、すごい世界ですねぇ~! お茶が終わると朝ごはんです。 またまた、お小姓が「もう」と大声で叫んで、知らせます。 そこで、やっと朝食です。御台所と一緒の時もあるし、ざまざまだったようです。 朝食が済むと、今度は御櫛番が「もう」と掛け声をかけ(何回目??)上様の元結を解いて、 大銀杏に結い上げます。そして、顔、月代をそるんです。 その間に、奥医師が脈をみたり検診をするのです。 この医師、内科のほかに外科と眼科、鍼医もいて総勢8人で診てたっていうから驚きですね~~!! 奥医師全部で30人が交代で勤めてました。 それからの午前中は、これと言ってやることはなく、武芸好きの将軍は小姓や御納戸役がお相手を勤めたりしましたが、 武芸が好きじゃない将軍は絵を描いたり、読書したり、ぶらぶらしている事も多かったみたいです。 それで、昼食です。。。 表では小姓が奥なら女中が給仕をして食べます。 これ以後の午後の予定はまたの機会にお送りすることに致します(*^_^*) 大奥の生活って面白いですよね! この他にもいろんな習慣や生活をお届けしたいと思っています。 テーマに「大奥~華の乱~」を作成しましたので、また良かったら投稿して下さいませ~!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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