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テーマ:『義経』(332)
カテゴリ:義経
なんだかんだと、文句を言いながら、とうとう義経も最終回を迎えました。
義経の大河が始まるということで、とても楽しみにしていました。 振り返ってみると平家の人々の方が断然面白かったですね。 やはり、壇ノ浦以降はあまり楽しいものではなかったし、 鎌倉との不仲が深刻になっていくという悲しい展開が多かったです。 この最終回では、平泉の人々の心の葛藤がよく現れていました。 泰衡の気の小ささや、兄弟の不仲。 平和で豊かであるはずの平泉でさえ、ひとたび争いに巻き込まれると、人々の心は己が保身へと動くのでした。 義経は、新しき国でこんな人の心さえも、新しくなると信じていたのでしょうか? 泰衡に襲われた義経主従の行き先は討ち死にでしかなかったのが悲しかったです。 どこへ逃げても終わりがないと言うことを悟り、頼朝と正面から向き合うと決めた矢先でした。 一人、ひとりと味方が討たれる中、残った義経と弁慶。 悲しい別れであるはずなのですが、なぜか清清しさを感じました。 覚悟を決めた人たちというのは、こんなにも美しいものなのでしょうか。 今回は雪が舞っていました。春といっても、東北はまだまだ寒いです。 結局は北条の手のひらで泳がされていたかもしれない頼朝。 これからは、頼朝の苦難の日々が始まるかもしれません。 もしかして頼朝にとって、義経は最後の防波堤だったのかもしれないです。 義経をうまく使って、平家を滅ぼした頼朝も、実は北条に操られていただけの存在だったのです。 最後に笑うのは誰か? それからの歴史が物語っています。 後白河法皇もがんばってますけどね(^^) 来年の大河ドラマはどうか、主人公もしくは登場人物と一体になって楽しめる作品を期待します。 義経はあまりにもまじめ過ぎて、一緒になって楽しめる場面が少なかったです。 仲間さん「ごくせん」とまではいかないだろうけど(なにせNHKさんですから)、 信長や秀吉相手に啖呵きる場面があったら楽しいですよね(^^)v タッキーはじめ、登場人物のみなさま、お疲れさまさまでした。 そして、日記を書き続けた方々も楽しませてくだって、ありがとうございました!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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