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2003年09月21日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
将来の家計が確実に赤字になりそうなら、当然、見直しが必要ですよねぇ。
さて、どこを見直しましょうか?

将来、どうしても必要なもの、そして、欲しいけど削ることができるもの。
この2つに分けて、費用を見直してみましょう。

見直しで、非常に効果的なもの!
家計見直しで、必ず指摘されるのは、『保険料』と『住宅ローン』でしょうか。
(TVなどで見かける家計見直しでも、この2つに対する見直し多いです)

★★★

『住宅ローン』で、効果的だとアドバイスされるのは、『借換え』および『繰上げ返済』でしょう。
詳細は、FPや金融機関等にご相談いただくことをオススメします。

ただいくつか注意点があります。
『借換え』に関しては。。。
1. 現在の金利が低い時⇒固定金利型

2. 現在の金利は高いが、金利が低下傾向の時⇒変動金利型選択が基本

3. 変動金利型を選択したとき、金利上昇時には、繰上げ返済を心がける

4. 金利が高い時に固定金利型で借りてる場合は、金利低下時に、より金利の低い固定型への借り換えを検討

5. 金利にはサイクルがある
(高金利→金利低下→低金利→金利上昇→高金利)

現在は、超デフレ状態です。
こんなときに高金利になるなんて、想像もつかないのですが、実は、そうとも限らない。
げんに、この9月18日に住宅金融公庫の融資金利も引き上げられたばかりです。

住宅ローンは、国債の利回り、銀行の貸出金利である長期プライムレートを参考に決められます。
こんな不景気だからこそ、お金がなくて金を借りざるをえない人は多くなり、需要と供給のバランスから、借入金利が上昇する。
また、国債の価格は、日本に対する信頼が下がれば急落し、逆に国債の金利は急上昇するのだ。

★★★

住宅ローンの『繰上げ返済』とは、ローンの一部を繰り上げて返済することで、将来支払うはずだった利息を支払わなくて済むということ。


★★★

金融広報中央委員会が22日に発表した、2003年の「家計の金融資産に関する世論調査」によりますと、
預貯金や有価証券などの貯蓄を持たない世帯の割合が、全体の21・8%になったそうです。
前年に比べ5・5ポイントの増加、1963年(22・2%)以来の高水準!

また、前年より貯蓄が減ったという世帯が51.1%で、3年連続で増加!
(収入減で貯蓄を取り崩した世帯が6割)

私も、他人のことをいえる状態ではありませんが、この2割の方々の、
老後の生活に対する不安は、かなり高そうですね。
年金保険料も払ってない可能性もありそうだ!

案の定、老後の生活についての調査についても、60歳未満の約45%が「非常に心配」と回答してます。
(前年に比べて7.4ポイント強増)
貯金が十分にないからというより、年金や保険、退職一時金が十分でないという回答が増加し、
社会保障などに対する不安ですが。。。

反面、貯蓄がある世帯に限った保有額の平均は、前年比38万円増の1460万円と
3年ぶりに増加し、過去最高額となったようです。
かなりの二極化ですねぇ。

http://www.saveinfo.or.jp/kinyu/yoron/2003/03yoron.html


http://www.nta.go.jp/category/toukei/tokei/h14/minkan.htm






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最終更新日  2003年09月23日 15時21分14秒


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