写楽祭の写真講座へようこそ!このブログは「珍国際の書斎」を書いている珍国際の出稼ぎの場所です。 「珍国際の書斎」に戻る時はここをクリックして下さい 37年間、新聞社の報道カメラマンとして世界25カ国を回った経験を元に、 「これを見た瞬間から、あなたを名カメラマンに変身させる」ブログです。 新聞社のカメラマンと雑誌のカメラマン、写真家、商業カメラマンとの一番大きな違いは何だか分かりますか? 答えは、「新聞社のカメラマンは、如何なる悪条件下でも、必ず締め切り時間までに、全国数百万人の読者の目に耐えうる写真を、最低1枚は撮影出来る」という能力を持っています。 新聞社以外のカメラマンは、パパラッチは別として、必ず晴天の日に、あるいは、大きな照明装置を持ち込んだり、スタジオで何度もやり直して撮影します。 モデルにポーズを付けるのも常識です。「ハーイ!こちらに目線をくださーい」などと、注文を付けるのが常識です。 しかし、新聞社のカメラマンは、そのようなことは一切しません。雨が降ろうがヤリが降ろうが、与えられた条件下で、与えられた時間内に、与えられた状況で写真を撮影します。 皆さんが、旅行に行った場合も、新聞社のカメラマンに近い状況で写真を撮ることになるでしょう。 せっかく、海外に行っても写真がヘタでは、帰ってから楽しく有りません。ブログに写真を載せても、誰も反応してくれません。サミシイ思いをします。 そこで、これから数回に亘って、「あなたを直ちに名カメラマンにさせる講座」を掲載します。雑誌専門カメラマンのように綺麗な写真はありません。 あくまでも、撮影しようと思った時の天気、時間など、与えられた条件下で、「何とか写真にしてしまう」技術の話です。 恐らく、どんな写真雑誌にも書いてない話だと思います。 乞うご期待!テーマ(予定) ・何でも覗き見しよう(覗き) ・カメラを振り回そう(流し撮り) ・主題の面積を画面の半分以上に(パン・フォーカス) ・前ボケ後ろボケ(前ピン後ピン) ・三脚は捨てよう(自分が三脚に) ・縦位置で撮ろう ・魔法の8分の1秒 ・浮世絵に学べ なお、このブログは制作に手間が掛かるので、週に一度、週末に更新する予定です。 |