工夫と関心度の低さ
毎度毎度比べてもしょうがない、グチってもしょうがない、とは思えど、ほんとにどうしてオーストラリアってこうなの!、とブツブツいいたくなることが多々あり、そのたび「しょ~がないじゃぁないですかぁ、ここはオーストラリアなんだからぁ!」と決まり文句で終わる。先回書いた記事なんかは最先端を行く目の付け所で、さすが日本!と思うけど、そういやもうだいぶ前から『へーベルハウスワン・ニャン!』みたいな、ペットを飼う家族用にいたれりつくせり工夫された家もあるわけだし、ペットに限らず、物の豊富さ、その工夫、デザイン、競争力のある価格、人の興味と関心を引く高さ、というのはどこにも引けをとらないすごさだと思う。これだけアイデアやチャンスがあれば起業家も次々でてくるわね。つまりそれだけビジネスチャンスと成功した際の報酬があるわけで、その点たかだか2千万人くらいしか人のいない国では、そんなに物があったって、工夫してつくったって誰も買わないジャン、使えりゃいいじゃん、で終わり、いつまでたっても発展がないわけよ。そうそう大それたものがほしいわけじゃない、が、一番最近、「ったくこれくらいもちっと使う人の立場になって工夫してくれぃ!」とぶぅたれた事件(大げさ)。サランラップそう、たかがサランラップされどサランラップ(こっちではCling wrapという)。日常使用頻度は高い。安かろう悪かろう、が当然の国ではあるが、ちょっと安いのを買うとうまく切れなくてぐちゃぐちゃだわ、レンジにかけたらどろどろにとけるわ、大丈夫かね、あんた!という代物。でも一番不満なのは、切り口のあのステンレスというかノコギリのようなカッター部分。どうして箱の外っかわについてるの!?ちょっと取り出そうと気軽にもちだしたら、痛いじゃないか!手が傷つくじゃないかぁ!子供が使ったら危ないじゃないかああ~外蓋のうちっかわについて、「ピッと切ってさっとかぶせられる~♪」なんてそこまでの工夫しなくていいから、もちっと利用者の立場になって自分で使ってみればよぅくわかるとおもうけどねぇ。利用者でもそんな文句言う人もいないのか。しかもぴりっとはがれて分別ごみ、なんて当然できないし。ほんと、物に対する関心度が低い。