2005年 バレエ・ダンスパフォーマンス Best10
Ballet Dance Performance Best 10 in Japan 2005 Full length ballet1, Hamburg Ballet "Nijinsky" choreography;Neumeier performer: Riabko, Jurgensen,Riggins,Urban 2, Royal Ballet "Manon" choreography; Kenneth MacMillan performer: Rojo, Kobborg, Tuckett, Samodurov3, Staatsballett Berlin"Der Ring Des Nibelungen" choreography; Béjart performer: Malakhov,Diana Vishneva, Michael Banzhaf,Marcin Krajewski,Rainer Krenstetter,Wieslaw Dudek,Marian Walter,Dinu Tamazlacaru4, "Matthew Bourne's Swan Lake" choreography; Matthew Bourne performer: Jose Maria Tirad, Neil Westmorelnad, Yasuyuki Shuto, Chris Marney5, Guillem Histoires D'amours 2005 "A Month in a Country" choreography; Ashton performer: Guillem, Murru "Carmen" choreography; Alonso performer: Murru, Ciaravola6, Hamburg Ballet "Sleeping Beauty" choreography; Neumeier after Marius Petipa performer: Jirí Bubenícek, Azzoni,Riabko, Jurgensen, 7, Tokyo Ballet "Sleeping Beauty" choreography; Petipa, Rudolf Nureyev performer: Manuel Legris, Reiko Koide8, ABT "Don Quixote" choreography; Petipa, Kevin McKenzie performer: Corella,Herrera,Hallberg,Julio Bragado-Young9, The Stuttgarter Ballett "Romeo and Juliet" choreography; John Cranko performer: Amatrian,Vogel,Barankiewicz,Jelinek,Ortega10, Yukichi Hattori R-HATTER "Yabu-no-naka"(New production,World premiere) choreography; Yukichi Hattori performer: Riabko, Urban, Hattori2005年 バレエ・ダンスパフォーマンス Best10【全幕バレエ・ダンス】1.ハンブルク・バレエ「ニジンスキー」 振付:ノイマイヤー 出演:リアブコ、ユルゲンセン、リギンズ、ウルヴァン2.ロイヤル・バレエ「マノン」 振付:マクミラン 出演:ロホ、コボー、タケット、サモドゥーロフ3.ベルリン国立バレエ「ニーベルングの指輪」 振付:ベジャール 出演:マラーホフ、ヴィシニョーワ、クレンシュテッター、クライエフスキー、バンツァフ、ワルター4.「マシュー・ボーンのスワンレイク」 振付:ボーン 出演:ティラード、ウエストモーランド、首藤、マーニー5.シルヴィ・ギエムの「愛の物語」 「田園の出来事」(1幕もの) 振付:アシュトン 出演:ギエム、ムッル 「カルメン」(1幕もの) 振付:アロンソ 出演:ムッル、シアラヴォラ 6.ハンブルク・バレエ「眠りの森の美女」 振付:プティパ、ノイマイヤー 出演:イリ・ブベニチェク、アッツォーニ、リアブコ、ユルゲンセン7.東京バレエ団「眠りの森の美女」 振付:プティパ、ヌレエフ 出演:ルグリ、小出8.ABT「ドン・キホーテ」 振付:プティパ、マッケンジーほか 出演:コレーラ、ヘレーラ、ホールバーグ、ブラガド=ヤング 9.シュトゥットガルト・バレエ「ロミオとジュリエット」 振付:クランコ 出演:フォーゲル、アマトリアン、イェリネク、バランキエヴィッチ、オルテガ10.服部有吉R-HATTER「藪の中」 振付:服部 出演:リアブコ ウルヴァン 服部 (1幕もの)(新作バレエ・ワールドプレミア) 【ガラ公演・小品】ランキング Best31.マルティネズ「粉屋の踊り"ファルーカ"-三角帽子より」 (スペイン情熱のバレエガラ) 振付:マシーン2.セミョーノワ・ゼレンスキー「シェヘラザード」 (メダリストガラ) 振付:フォーキン3.ギエム・ムッル「小さな死」 (シルヴィ・ギエム 最後の「ボレロ」公演) 振付:キリアン感想今年はぶっちぎりで、「ニジンスキー」。衝撃的な体験でした。バレエを超えたものがそこにありました。ニジンスキーの狂気 戦争の狂気。服部の演じた狂気の兄、そしてリギンズの絶対的な父的な存在、ディアギレフ。そして何にもましてリアブコas Nijinsky。出てきた瞬間に魅了されました。何かが憑いていた。ものすごいものが。見た瞬間、私のすべてが変わりました。「マノン」は別の次元ですごかった。マクミランの最高傑作。この二つの作品をこの日本で見ることが出来た今年はすばらしい年でした。3位以下は大きく引き離されていますが、いずれもすばらしかった。ニーベルングの指環は、ワーグナーにはまるきっかけになりました。スワンレイクのホセには魂を持っていかれました。ムッルのベリヤエフとドンホセは忘れがたい。ハンブルクの「眠り」。ノイマイヤーの才能の多彩さに驚きました。ここでもサーシャが大活躍でした。東京バレエの「眠り」ルグリ&小出のクラッシック・バレエの究極、プティパ&ヌレエフの世界に陶酔しました。ABTのドンキ、アンヘルのすごい技に客席が何度どよめいたことでしょう。ホールバーグのエスカミリオが忘れられません。ブラガドヤングのサンチョパンサとガマーシュはすばらしかった。クランコのロミジュリ、泣きました。二人のティボルトに酔いました。服部君の新作、まだまだ可能性を感じさせる舞台でしたが、ハンブルクの2人のプリンシパル、サーシャとイヴァンがすごかった。これ以外にも沢山のすばらしい舞台に出会いました。ほんとにこの幸せに感謝したい。2006年もすばらしい出会いがありますように。