ボリショイ・マリインスキー合同ガラ
ボリショイ・マリインスキー合同ガラなんかこれって日韓共催W杯?いや違うな~驚いたことに1部がボリショイ、2部がマリインスキーなの。ふつう混ぜてやらない?競演なんだから。なんでこんなプログラミングなの?まあそれはおいといても…世界びっくり人間ガラの様相も呈していたな…とにかくあのイワン・ワシーリエフなんなんですか? あの人はいったい???あの人は京劇のスワンレイクに出られるわー。言葉がない。それとショックなことが…サラファーノフが絶不調だったのです。ピルエット3回転してななめる彼を始めてみた。体調不良なのに無理に踊ったのね…頑張り屋さん。それでもピルエットをはさんだ連続トゥール・ザンレールの8連発は完璧にこなしましたから…まあ許してあげて。と、いうことで続きは明日…******************第1部 ボリショイ≪「エスメラルダ」から第2幕のパドドゥ≫<プティパ振付/ドリゴ音楽>エカテリーナ・クリサノワ&ドミートリー・グダーノフ エカテリーナ・クリサノワはプロポーションがすばらしい! 見ているだけで美しいスタイル。女性がタンバリンを打つとき、足をグラン・バットマン?上げるのだが、非常に高い! グダーノフはもう若くはないのだが、筋骨隆々というの? ボリショイはムハメドフ以来、こういう人を多く採用するのだろうか? ≪マグリットマニア≫<ポーソホフ振付/ベートーヴェン音楽>ネッリ・コバヒーゼ&アルテム・シュピレフスキー こういうの大好きー。シュピレフスキー君はコンテで正解だと思う。 しかし音楽は途中で噴出しそうになるぐらい、おいおい、ベートーベンにケンカ売ってんのですか~?と言いたくなるぐらい。 私の大好きなベートーベン第7番の第2楽章をこんなにしやがって… まるで大学のオケ部が練習している隣で吹奏楽部が嫌がらせしているみたい。 でもコバヒーゼはすばらしい! これはロパトキナとルンキナとアレクサンドロワに次ぐ出来。≪「海賊」から第1幕の奴隷の踊り≫<プティパ振付/ドリゴ音楽>ニーナ・カプツォーワ&アンドレイ・メルクーリエフ これは例のいつもの有名なパドドゥではなかった。 多分ランケンデムとギュリナーラが踊るやつ?(*)ではないでしょうか? 最初にヴェールをかぶって女性が出てきてヴェールをはずす。 そのあとパドドゥになる。 メルクーリエフは超絶技巧を見せた。半回転しながら空中にジャンプし、空中でアラベスクにばっとあしを開く。そして半回転して着地する。すごい。トライするのに勇気の入るパだ。これを3回。喝采だった。≪ジゼル≫<コラーリ振付/アダン音楽>スヴェトラーナ・ルンキナ&ルスラン・スクヴォルツォフ ルンキナすばらしい! これぞジゼルだった。亡霊だった。 ルスラン・スクヴォルツォフもめっちゃよかったわ~ すばらしい!≪ファラオの娘≫ <プティパ,ラコット振付/プーニ音楽>マリーヤ・アレクサンドロワ&セルゲイ・フィーリン やっぱりアレクサンドロワはすばらしい! 男より男らしいキップのよさとダイナミックさ。ラコットの複雑なステップを2人とも完璧にこなしていた。 二人並んでステップするところなんてもう~ため息もんですわ~ マリーヤのフェッテもすごかった~ 最初超高速のシングル。このスピードは女じゃない。 そして後半にダブル、ダブル、ダブル、と来た。すごすぎ。≪パリの炎≫ <ワイノーネン振付/アサフィエフ音楽>ナターリヤ・オシポワ&イワン・ワシーリエフ なんでこのカップルがとりなのか不思議だったが、納得した。 イワン・ワシーリエフ、この人はいったい何者? 空中で体をまっすぐのままで2回転し着地する変則ジャンプ。客席がどよめく。 空中に半回転しながら飛び上がって、ばっと足を180度開く。そして半回転して着地する。これは初めて見た。超々々スーパーな技です。 客席はどよめきまくり。大喝采。 オシポワのフェッテは、3回転で入って、1-2-1-2… 最後は3回転で締める。拍手。 Related Links * マリインスキーの海賊 サラファーノフの日 * マリインスキーの海賊 ゼレンスキーの日