2017年04月の記事一覧 | Sheva's Ballet Fan Ibra's Opera Fan - 楽天ブログ

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2017年04月の記事

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テノールのエントリック・ヴォトリッヒさんが急死

Opernsänger Endrik Wottrich ist totBAYREUTH. Endrik Wottrich is dead. The tenor is surprisingly died on Wednesday afternoon at the age of only 53. He sang in London, Paris, Dresden and Vienna, in Bayreuth, he embodied the Siegmund, Parsifal, and the Walther von Stolzing, among others. As reported by the Vienna State Opera, Wottrich died of a heart attack速報です。ヘルデンテノールのエントリック・ヴォトリッヒさんが逝去されました。４月２６日、水曜の午後死亡。53歳でした。死因は心臓発作ということです。日本でも新国立劇場キース・ウォーナー演出のリングにジークムントとして出演していました。2009年04月03日新国立劇場「ワルキューレ」初日　Akt1ご冥福をお祈りいたします。

2017年04月28日
ベルリンタンホイザー他

旅行に✈️行くのが嫌いな上に、パッキングが最も嫌いだ。嫌なことを履行するにはiPad で音楽を聴くに限る。昨夜も聴いていたのはまたMETの Il trovatore アラルミ！と叫びながら仕事するとはかどる。マンリーコのマルコ・ベルティすばらしい！来日しないかしら？ルーナ伯爵のアレクセイ・マルコフは残念ながらVerdi baritone ではない。強靭ですばらしい声だがVerdi baritoneには柔らかさと優しさ温かさが必要なのだ。ベルリンのタンホイザークラシカで再放送されたものを見た。パーペマッティザイフェルトペーター・ゾンがヴァルター von der Vogelweide 演出がサシャ・ヴァルツで、まあ最悪ですね。やっぱり勘違い。バレンボイムに謝れ！と言いたいわ。バレエの演出家がオペラを演出するとこうなるという典型だ。

2017年04月27日
クラシカ・ジャパンのモバイルアプリ

情報です。クラシカ・ジャパンがモバイル専用のアプリを出す。「クラシカ・ジャパンプラス」月3千円。内容はクラシカのテレビ放送📺とほぼ同じとのこと。ケーブルに高額で契約しているが、若い人はこっちに乗り換える方がお得ですよね。WOWOWだと契約者はオンデマンドすべて無料なのでお得感があるが、やはりクラシカは経営が苦しいのかもしれませんね。今やモバイル視聴は当たり前の時代なのだから考えてほしいなあ。

2017年04月26日
狩野賢一、ついにばらの騎士のオックス役

Ken-ichi KanohPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist バス・バリトンの狩野賢一さんが、東京二期会ばらの騎士愛知公演初日組にオックス男爵役でデビューすることになりました。おめでとうございます！！昨夜東京二期会のホームページに公演詳細が掲載されました。オックスといえばばらの騎士の裏主役！このような大役を射止められるとは、誠にファンとしてもうれしい限りです。思えば2012年の9月、東京二期会の「パルジファル」で聖杯の騎士２（グラール・リッター２）を務められていたのをお聴きして以来のファンです。大変ノーブルな美声で日本人には稀有な神々しいまでの美しさのある声です。このような朗報をお伝えできることがこのようなブログを主宰しているうえでの至上の悦びと申せます。皆様と共にこの大器が熟成するのを気長に見守ってきました。今後もあせることなく、ゆっくりと成長していただきたいです。

2017年04月26日
調布市民ガラコンサート概要発表

調布市民オペラ振興会から今年秋に開催されるガラコンサートの概要が発表された。FACEBOOKより。ガラコンサート11月3日調布市文化会館たづくり、くすのきホールゲスト・ソリスト：ソプラノ三井清夏テノール又吉秀樹バリトン加耒徹オペラ、オペレッタの名曲を集めたコンサート

2017年04月24日
METオネーギン（ネトレプコ、マッティ、ドルゴフ）

なう、METオネーギン。昨夜はすぐに寝落ちしてしまったので日本時間の朝の8時から放送されているハワイのHR-2を聞いている。METTCHAIKOVSKYEugene Onegin22 Apr. 2017ネトレプコマッティドルゴフコーツァンTATIANA Anna NetrebkoOLGA Elena MaximovaLENSKI Alexey Dolgov.ONEGIN Peter MatteiGREMIN Štefan KocánCONDUCTOR Robin Ticciati CONDUCTORRobin TicciatiPERFORMEDMAR 30APR 3,7,12,22JR CONDUCTORJoel RevzenPERFORMEDAPR 15,18 TATIANAAnna NetrebkoPERFORMEDALL DATES Elena Maximova OLGAElena MaximovaPERFORMEDALL DATES LENSKIAlexey DolgovPERFORMEDALL DATES ONEGINMariusz KwiecienPERFORMEDMAR 30APR 3,7 ONEGINPeter MatteiPERFORMEDAPR 12,15,18,22 GREMINŠtefan KocánPRODUCTIONDeborah WarnerSET DESIGNERTom PyeCOSTUME DESIGNERChloe ObolenskyLIGHTING DESIGNERJean KalmanVIDEO DESIGNERSIan William Galloway, Finn RossCHOREOGRAPHERKim BrandstrupREVIVAL STAGE DIRECTORPaula Williamsプロダクションとしてはすでにネトレプコ、クヴィエチェンで映像化され日本でも放送されているものだ。フォロストフスキーが降板したため、はからずもマッティとの共演版が映像化されることとなった。全幕了。やっぱりマッティさん美声～～！ネトレプコも圧巻。METのお客様、うらやましい～～今シーズン最近、ご近所の映画館がMETライブビューイング復活したのでぜひ参戦したいと思っている。ばらとオネーギンは多分行くかも…チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》 2017年5月20日（土）〜5月26日（金） 3時間45分（休憩2回）[ MET上演日 2017年4月22日 ]R・シュトラウス《ばらの騎士》 2017年6月10日（土）〜6月16日（金） 4時間20分（休憩2回）[ MET上演日 2017年5月13日 ]マーガレット・ジャントウェイトさんのご逝去がショックなどもろもろでWEBラジオを聴くことから遠ざかっていたが、そろそろ復活したいな…

2017年04月23日
新国立劇場Otelloオテロ再々演2017

Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistsNew National Theatre, Tokyo2016/2017 SeasonOTELLOMusic by Giuseppe VERDIOpera in 4 ActsDay522 Apr. 2017OPERA HOUSEConductor　Paolo CARIGNANI Production Mario MARTONE Set Design　Margherita PALLICostume Design　Ursula PATZAKLighting Design　KAWAGUCHI Masahiro Otello　Carlo VENTRE Desdemona　Serena FARNOCCHIA Iago　Vladimir STOYANOV Lodovico　TSUMAYA Hidekazu Cassio　YOGI Takumi Emilia　SHIMIZU Kasumi Roderigo　MURAKAMI Toshiaki Montano　ITO Takayuki A Herald　TANG Jun Bo Chorus　New National Theatre ChorusChildren's Chorus　Setagaya Junior ChorusOrchestra　Tokyo Philharmonic Orchestra新国立劇場2016/2017シーズンオペラ「オテロ」／ジュゼッペ・ヴェルディOtello / Giuseppe VERDI全4幕〈イタリア語上演／字幕付〉Day52017年4月22日（土）14:00　新国立劇場・オペラパレス指　揮　パオロ・カリニャーニ演　出　マリオ・マルトーネ美　術　マルゲリータ・パッリ衣　裳　ウルスラ・パーツァック照　明　川口雅弘再演演出　菊池裕美子オテロ：カルロ・ヴェントレデズデーモナ：セレーナ・ファルノッキアイアーゴ：ウラディーミル・ストヤノフカッシオ：与儀巧エミーリア：清水華澄ロドヴィーコ：妻屋秀和ロデリーゴ：村上敏明モンターノ：伊藤貴之伝令：タン・ジュンボ合唱指揮：三澤洋史世田谷ジュニア合唱団新国立劇場合唱団東京フィルハーモニー交響楽団＊＊＊カリニャーニすばらしい！いや〜鳴らしまくりです！最高1幕カッシオ与儀さんめっちゃすばらしい〜！大感動！なんと与儀さんはカッシオ役で新国立劇場デビューだったとのこと！おめでとうございます！！オテロはカルロ・ヴェントレ。強靭な声で彼のラダメスを思い出した。（新国立劇場「アイーダ」2013年03月11日）なんと言ってもヤーゴ。ストヤノフ様の来日を待っていた。彼が言っていたように、日本に来てくれた。これぞヴェルディバリトンという美しい声。七色の声。ソット・ヴォーチェも見事だ！繊細な表現力。モンターノの伊藤さんもビロードの声だ。（以上１・２幕終了後の幕間の記載）&&&最終日全幕終了もう涙々。オテロが死んだ瞬間、泣けてきた。デズデーモナも地面に這いつくばって歌う部分最終幕のアリア二本立てその他すべて胸を打つ歌唱。オペラの歌手は感情を歌で表現しないといけない。二人はそれができていた。ヤーゴのストヤノフは美しい声のヤーゴだが、邪悪な声のヤーゴだったらオテロは騙されたであろうか？いつものことだが、合唱が神レベルだった。ロドヴィーコ妻屋さんのヴェルヴェットボイス！エミーリアの叫びが闇を切り裂いた。&&&外は雨☂️ヴェルディ先生やっぱりすばらしい！音楽がすべてつながっていて宝石のようだ。彼の到達した高みを表現しようと死力を尽くす歌手たちに幸あれ。Viva Verdi！＊＊＊新国立劇場での上演は3回目のシーズン。過去二回よりよかった。今までで最高かも。なんでかいうとやっぱりハートですよね！心。ヴェントレは泣いていた。すすり泣いていた。苦しんでいた。デズデモーナを傷つけたのはそうせざるを得なかったのは彼女を愛していたから。愛してなかったら何も苦しまない。そんな苦悩が伝わってきた。そしてヴェネツィアの大使が来たシーンで彼の正常な神経は完全に壊れてしまう。デズデモーナを泥の中に突き飛ばした後カッシオと目が合う。自分にコンプレックスを感じているオテロこんな幸せが続くはずはないと思っていた。彼自身が不幸を引き寄せていたのだ。最初は彼の不幸はデズデモーナをひきつける材料となった。しかし今やデズデモーナが彼の不幸の中心になった。あのシーンで精神が崩壊したオテロ合唱と重唱のシーン一人だけ歌わないシーン大きく空に咆哮する。あとはデズデモーナを殺して報復することしか考えられなかった暴力の延長である殺人それは女性への支配欲の発露の頂点となる行為だ。破滅していったのはオテロ自身のせい。オネスト・ヤーゴ、礼儀正しい、穏やかな男を誰が疑うだろう。これが獅子か！と言った後退場する前に深々とお辞儀。ヤーゴもまともなようでだいぶおかしい。ヤーゴの真っ黒な心に気づいていたのは妻のエミーリアだけ。だからエミーリアは最後に叫んでしまう。夫の罪を暴露してしまう。＊＊＊本日の席はしもてバルコニー３Fでオケの真上のように感じる席。音の量感が半端ない。どかああああん！とくる。舞台に近いがしもて側の3分の1が見えない。ストレスフルな席だった。最後のシーンオテロが最後の歌詞を歌い終わり水の中をデズデモーナににじりよっていく。痛みに耐えながら進み、彼女の手首を握ったところで力尽き、息絶える。こみあげてくる。今日のオテロ、映像で見たいな～と思った。撮影していないのかしら？内容に関しては過去に三回見て、散々書いているので下記をご参照いただけましたら。やっぱり主役三人が違うとこうも印象が違うのか！と驚くほどだ。だからオペラはやめられない。＊＊＊Related links参考リンク2009年09月23日新国立劇場「オテロ」2009年09月29日　オテロすばらしい！2012年04月07日新国立劇場オテロ再演

2017年04月22日
マリオ・デル・モナコと笛田博昭

余談ですがマリオ・デル・モナコでOtelloの予習をしたら、あることに気づいた。笛田さんの声はマリオ・デル・モナコそっくり！輝かしく人を魅了する声！(^^)気づいていた人、他にもいたみたいです。

2017年04月22日
二期会ロシア東欧オペ研「ボリス・ゴドノフ」他

Tenor Daisaku Kobayashi as Prince Vasiliy Ivanovich Shuysky　and Hiroaki Otsuka as Boris GodunovPhoto AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artists二期会ロシア東欧オペラ研究会第13回定期演奏会＜オペラ・ガラコンサート＞2017年4月21日(金)　19:00開演(18:30開場)渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール音楽監督：岸本力指揮：飯坂純ピアノ：齋藤誠二ロシア語指導：伊東一郎演出：生田みゆき出演： (ソプラノ)金子みどり、野上結美、橋爪ゆか、牧野舞子、増永郁子、松村祐子、(テノール)小林大作(バリトン)堺裕貴(バス)大塚博章、岸本力、渡部智也演奏曲目：ラフマニノフ『フランチェスカ・ダ・リミニ』よりフランチェスカのアリア　松村祐子チャイコフスキー『スペードの女王』よりリーザのアリオーソ　牧野舞子チャイコフスキー『イオランタ』よりイオランタのアリア　野上結美ダルゴムィシスキー『ルサルカ』よりメリニクのアリア　堺裕貴ダルゴムィシスキー『ルサルカ』よりルサルカのアリア　増永郁子チャイコフスキー『エウゲニ・オネーギン』よりタチヤーナのアリア　橋爪ゆかリムスキー＝コルサコフ『皇帝の花嫁』よりマルファのアリア　金子みどりムソルグスキー『ボリス・ゴトノフ』(1872年版：本邦初演)よりピーメンのモノローグ　渡部智也ワルラームのアリア　堺裕貴クセーニャ・フョードルの二重唱　野上結美・牧野舞子シェスキー・ボリスの二重唱　小林大作・大塚博章ボリスのアリア(時計の場) 　岸本力ピーメンのモノローグ　渡部智也ボリスのアリア(ボリスの死) 　岸本力主催：二期会ロシア東欧オペラ研究会後援：ロシア連邦大使館、ロシア連邦交流庁(Rossotrudnichestvo)、日本・ロシア音楽家協会、公益財団法人東京二期会＊＊＊ボリス・ゴドノフのハイライトをやるなんて、聞いてないよ！だったのですが、偶然今日知ることができて良かったです。大塚博章さんのボリスは実現することを期待していたので、とてもうれしかったです。歌うのは初めてとのこと。橋爪ゆかさんのタチアーナの手紙のアリア大感動でした。初めて歌ったが、とても好きな役だとのこと。ソプラノ牧野舞子さんのスペードの女王のアリアもすばらしかったです。牧野舞子さんはボリスパートでは皇帝の息子フョードルを演じました。テノール小林大作さんはシュイスキー役でした。とてもすばらしかったです。パワーのあるすばらしい声でボリスに対し一歩も引かない策略家の智謀家の演技もすばらしかったです。とても低い声のバリトン堺さんはすごく特異な日本人に珍しいタイプの声。ロシア東欧系に声がぴったり。ワルラームがはまってました。ギュンター・グロイスベックに似ている声なのです。バスかと勘違いしてしまいましたがバリトンなのですね。＊＊＊ラフマニノフ『フランチェスカ・ダ・リミニ』よりフランチェスカのアリア　松村祐子チャイコフスキー『スペードの女王』よりリーザのアリオーソ　牧野舞子リリック・ソプラノ、美声でパワフル。チャイコフスキー『イオランタ』よりイオランタのアリア　野上結美リリック・ソプラノ、美声で演技的。ダルゴムィシスキー『ルサルカ』よりメリニクのアリア　堺裕貴ユーモラスに歌う。ダルゴムィシスキー『ルサルカ』よりルサルカのアリア　増永郁子メゾのような声。ドラマチック！チャイコフスキー『エウゲニ・オネーギン』よりタチヤーナのアリア　橋爪ゆかぶっ飛びのすばらしさだった！彼女のジークリンデとゼンタを過去に聞いているがいつもすばらしい。ワグネリアン・シンガーのパワーはすごいな！タチアーナの感情の揺れ動く様を見事に表現。机で手紙を書き、立ち上がり、破り、また書く。オペラのシーンが見えるような感じ。リムスキー＝コルサコフ『皇帝の花嫁』よりマルファのアリア　金子みどりとても高い声のソプラノ。美声です。＊＊＊ボリス！ルネ・パーぺのボリスを見るためにNYまで行った。つい最近はマリインスキーのニキーチンのボリスを映像で見た。ボリスはバス歌手が本当に主役の作品でタイトルロールであり、バスの最高峰の役と言っても過言ではない。そんな役を大塚さんがやる日はいつかは来るだろうと半ば期待していたが、こんなに早くに聴けるとは！硬質でロシアな声の大塚さんやっぱりはまってた。前半はガラコンだが後半は演出がつきセットもあり日本語の解説とか台詞まで！意外や意外、わかりやすくて親しみ深い内容であった。それにおもしろい！演出家はコメディセンスもあるのか！ピーメンは渡部智也さん。メガネ姿で学究肌の雰囲気を出している。アトモスフィアがピーメン！ピーメンが狂言回し役を原作以上にやっている。ワルラームが酒を飲みながら歌うアリアイワン雷帝がカザンを攻めたときまるで社会科の教室のような展開に大うけ！演出家ほんと天才。イワン雷帝とボリスの家系図そこで出てくるクセーニャとフョードルの二重唱背後の玉座に座るボリス（大塚氏）クセーニャは出て行き、フョードルと会話するツァーリ、ボリス。そこにシュイスキーが。シュイスキーはリトアニアの国境に兵を起こした偽ディミートリ（グリゴーリ）の話をするディミトリーと名乗ってるんです。死んだはずの皇帝の息子ボリスはフョードルに席を外すように言ういやだここにいたいボリスは怒鳴りつけ、フョードルは出て行くボリスを追い詰めるシュイスキーボリスは変な話を始める幼い子供の話だ。シュイスキーは血まみれの子供たちの死骸を5日間監視した話をしだすでも幼い皇子様の顔は美しかった。しかし深い傷跡がぱっくりと開いていたボリスはシュイスキーを脅迫するイワン雷帝も驚く恐ろしい拷問を加えてやるぞ罰は恐ろしくありません。あなたのご不興が怖いだけです。ボリスは子供の幽霊を見るシュイスキーが出て行くここでボリス役が交代する。岸本力さん。照明が変わり、恐ろしいボリスの妄想の世界となる美しい声のバスですばらしい！最後の場面へピーメンが議会に召還され不思議な話を始める皇子が夢に現れ呼び出したというのだ皇子の墓に涙すると見えない目が見えるようになったボリスが錯乱しながら入ってくるよるなこっちへくるな！子供の亡霊を追い払っているフョードルを呼んでくれボリスはお慈悲をこの子に罪はないのだといい私はまだ皇帝だ弔いの合唱の一団が現れる弔いの鐘ボリスはおかしくなる苦しみで倒れるお許しを息絶える息子は遺体にすがるが起き上がるはずはない息子が立ち上がって玉座に向かおうとしたとき静かにシュイスキーが立ちはだかった暗転了すばらしい！コンパクトながらしっかり世界を伝えていました。難しい演目に挑戦している二期会ロシア東欧オペラ研究会に敬意を表します。

2017年04月21日
250万アクセス！

　本日、当ブログ　250万アクセスを突破いたしました。　　　200万アクセス達成が2016年6月30日ですので　この間の一日平均アクセスは　およそ1700　となります。　皆様のおかげです。ありがとうございます！！

2017年04月20日
昨夜の音楽

昨夜の音楽クラシカ・ジャパンマーラー千人コンセルトヘボウ指揮ヤンソンス Sop カミッラ・ニールント他 Ms 藤村美穂子他 T ロバート・ディーン・スミス Br Bs ステファン・コーツァン 2011年3月の収録ものやっぱりマーラー神！ &&& 眠りの音楽ヴェルディ Otello スカラ指揮ムーティドミンゴフリットリヌッチ

2017年04月20日
METイル・トロヴァトーレ

今朝の音楽MET イル・トロヴァトーレルーナ伯爵アレクセイ・マルコフマンリーコマルコ・ベルティレオノーラアンジェラミード (ラセットの代役)指揮ダニエレ・カレガリ実況マーガレットジャントウェイト解説アイラ・シフルーナ伯爵大好き❤過去のラジオ放送の音源です。METは今ガランチャのばらの騎士とコーツァンのRigolettoかな？Metのガラとかいう映画があったから確認したらメトはメトでもメトロポリタン美術館だったというオチ。この過去の放送幕間インタビューがミードとベルティクリスティーネ・オポライアス(とマーガレットが発音)

2017年04月20日
藤沢のトスカがすごすぎる！

Photo Albumトスカちらし第23回藤沢市民オペラG.プッチーニ歌劇「トスカ」2017年11月19日(日)、23日(木・祝)、25日(土)、26日(日)各日14時～藤沢市民会館指揮園田隆一郎演出　粟国淳Aキャスト（19,25日）トスカ　砂川涼子カヴァラドッシ　村上敏明スカルピア　大沼徹 (Role debut)アンジェロッティ　高橋啓三堂守　金子亮平スポレッタ　松浦健看守　狩野賢一シャルローネ　田中大揮Bキャスト（23，26日）トスカ　佐藤康子カヴァラドッシ　笛田博昭スカルピア　黒田博アンジェロッティ　後藤春馬堂守　岡野守スポレッタ　喜納響看守　田中大揮シャルローネ　狩野賢一藤沢のトスカがすごすぎる！両日見たいな！二期会こうもり（11/22～26）とWブッキングしないように要注意です！

2017年04月19日
小荘厳ミサ曲

今朝の音楽ジョアキーノ・Rossini 小荘厳ミサ曲ソプラノマリーナ・レベカ Ms ミンネガルド T フランチェスコ・メーリ B アレックス・エスポージトサンタ・チェチーリア指揮パッパーノ

2017年04月19日
ドン・ウィンズロウ「夜明けのパトロール」

ドン・ウィンズロウ「夜明けのパトロール」読了。中山宥訳（角川文庫）2008“サーファー探偵”こと私立探偵ブーン・ダニエルズ・シリーズやっぱりさすが！おもしろい！

2017年04月19日
モデナからの贈り物

モデナからの贈り物2017年5月12日（金）19時開演和光大学ポプリホール鶴川　鈴木和音S山村望実S横前奈緒S小泉詠子MS佐野成宏T吉川寛泰T岡野守Br原田勇雅Br料金：￥3500問い合わせ：株式会社オペラ王国社※FACEBOOKからの情報です。

2017年04月18日
オペラカッフェマッキアート58『魔笛』

オペラカッフェマッキアート58モーツァルト『魔笛』（ハイライト／原語歌唱、台詞は日本語） 2017年6月8日（木）18:30開演2017年6月11日（日）13:30開演（両日とも、開場は開演の30分前）西新宿　ガルバホール　にて全席自由　5,000円（税込・1ドリンク込）〈出演者〉ザラストロ：片山将司夜の女王：別府美沙子タミーノ：前川健生パミーナ：富田沙緒里パパゲーナ：田中眞パパゲーナ：加藤早紀侍女1・童子1：宍戸茉莉衣侍女2・童子2：藤野沙優侍女3・童子3：栗田真帆モノスタトス：根津久俊ピアノ：清水麻理恵主催：オペラカッフェマッキアート58事務局共催：ガルバホールご予約・お問合せオペラマッキアート58事務局operacaffemacchiato58@gmail.com

2017年04月18日
ティーレマン指揮ドレスデンローエングリン２０１６

クラシカで日本初放送された。や～ピョトル・ベチャワさんすごくがんばったじゃん！ほめてあげたい。彼が出てきたとき一瞬ペーターホフマンかと思った。人間くさいローエングリンでよかった。なにしろ共演歌手はツェッペンフェルドを除き、全員モンスタラスな化け物クラスのデカ声歌手なのですよ。がんばったえらい！ティーレマンもさすがだった！新しいものを聞かせていただきましたよ演出もミーリッツとは思えないほどすばらしい！好きだ。

2017年04月17日
BCJ マタイ受難曲 in さいたま

Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistsJ. S. Bach: St. Matthew Passion BWV 244 in Saitama2017 . 4. 15J. S. Bach: St. Matthäus Passion BWV 244Director: Masaaki SuzukiSoprano: Hannah Morrison, Aki MatsuiAlto: Robin Blaze, Hiroya AokiEVANGELISTA: Benjamin BrunsTenor: Makoto SakuaradaBass: Christian Immler, Toru KakuChorus& Orchestra: Bach Collegium Japanバッハ・コレギウム・ジャパン　　　　J. S. バッハ《マタイ受難曲》2017年4月15日（土）開演16:00　彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール鈴木雅明（指揮）ハンナ・モリソン（ソプラノ１）松井亜希（ソプラノ２）ロビン・ブレイズ（アルト1）青木洋也（アルト２、証人１）ベンヤミン・ブルンス（福音史家：テノール１）櫻田亮（テノール２）クリスティアン・イムラー（バス１　イエス）加耒徹（バス２、ペテロ）緋田芳江（女中１）（ソプラノ）望月万里亜（ソプラノ）澤江衣里（女中２）（ソプラノ）藤崎美苗（ピラトの妻）（ソプラノ）高橋千春（アルト）中村裕美（アルト）鈴木環（アルト）輿石まりあ（アルト）布施奈緒子（メゾソプラノ）鏡貴之（テノール）谷口洋介（テノール）藤井雄介（テノール）石川洋人（テノール）水越啓（証人2）（テノール）山本悠尋（祭司長１）渡辺祐介（大祭司カヤパ、祭司長２）浦野智行（ピラト）藤井大輔（ユダ）エマニュエル・ジラール（チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ）鈴木優人（オルガン）ほか合唱＆管弦楽バッハ・コレギウム・ジャパン曲目 J. S. バッハ：マタイ受難曲 BWV 244Die Matthäus-Passion sieht – außer den Solostimmen für die Rezitative und Arien (Sopran, Alt, Tenor, Bass, verteilt in zwei Chori) – die folgenden Rollen-Solopartien vor:Evangelist – TenorJesus – BassZwei Mägde (Nr. 45), Frau des Pilatus (Nr. 54) – SopraneZwei Zeugen (Nr. 39) – Alt und TenorSimon Petrus (Nr. 22, 46), Judas Ischariot (Nr. 17, 49), Hohepriester (Nr. 39, 42), zwei Priester (Nr. 50), Pilatus (Nr. 52, 54, 56, 59, 76) – Bässe＊＊＊＜予習中…＞Nr.20　テノールのアリアをどっちが歌うのかNr.23 Arie - Bassも。マタイの場合は多分ソリストの数が揃っている場合だが、イエス役のバスとエヴァンゲリスト役のテノールが他のアリアを歌うことはないのだろう。答えは後ほど。＊＊＊公演終了後、すばらしいエヴァンゲリストのベンヤミン・ブルンズに聞いてみました。エヴァンゲリストは何回めですか？ええっともう40回は歌ってるよ。40回？驚く私ににこやかに笑う。あなたのバイロイトの舵手を見ましたよ。オランダ人だね！演技もすばらしかったです。それはうれしいね！穏やかで優しい人でした。＊＊＊スーパーなバッハ・コレギウム・ジャパンがイースターシーズンにスペシャルプログラムマタイ受難曲のジャパンツアーだ。これがまたすごい歌手たちが集まった。エヴァンゲリストにベンヤミン・ブルンズ。生で聴きたいと願っていた歌手。こんなにすばらしい歌手だったなんて！感激だった。すばらしい声、パワー、表現力！彼のオペラ全幕をはやく生で体験したいと思った。カウンターテナーのロビン・ブレイズも大期待だった！他の収録ではかなり激しく歌っていたのだが、今回は抑え目で、怒りよりも悲しみの表現が突き刺さった。ソプラノのハンナ・モリスンもすばらしかった。透明な高く美しい声。天使の声もかくやと思わせるものがあった。イエスのクリスティアン・イムラー、深く豊かで美しいイエスの声だった。アルトの青木洋人さん、ロビンのCTよりもさらに高い声。真ん中でソプラノと共に歌っていたのでCTとソプラノの中間ぐらいの音域なのかもしれない。すばらしい！櫻田さんはやはりすばらしいテノールで、高く美しい声、清澄な響き。魅せられた。加耒徹さんがペテロとバス・ソリスト。格調高いすばらしい声だった。歌手はじめ、演奏家は皆オールスタークラスの活躍。牽引する鈴木雅明さん。神々しく真摯に指揮する。すべて彼が設計図を書き、システマティックに進行していっている。ここの音楽ホールの残響は2秒。音が消えるまでの感じがすごい！この感覚をまた味わえてうれしい。Bachの張り詰めた緊張感合唱のあっていることといったら有機体の如し。雑駁さは微塵もなく、電撃的な速さも見せる。そしてソリストの間。キリストの受難が語られる。まさにイースターのマタイ受難曲だった。Bach先生苦手な私でもBach先生の世界に足を踏み入れられたような気がした。＊＊＊マタイ受難曲、意外と今まであまり実演に接していない。過去に実演拝聴は1回かもしれない。たまたまベルリンフィルのちょっと変わった演出がついたものを見ていた。これはラトル指揮でセラーズ演出、コジェナーがアルト、妊娠しているソプラノのティリングが出演。なんといってもイエスがゲルハーヘルでもうものすごくすばらしい！美しすぎるバリトン。エヴァンゲリストがテノールソリストがトビー・レピティブー、ハイテノール。彼らが演技過剰な世界を繰り広げる(笑）ラトルまで演技的な感じで合唱以外はほぼ指揮しない。これはさておき、BCJである。今回はソリストが特別なので聞き逃せなかった。演奏陣がすべて1群と2群に分かれてステージの左右にいて歌手も分かれて配置され唯一中央奥のお立ち台にソプラノとCTの青木さんが立つことが2回。大変な長さの楽曲だが演奏家が続けて演奏して疲弊することがないように考えられて分割されているのかこの時代の楽曲なのでアリアの伴奏は楽器一つ、という状況が多く、これだと指揮者はほぼ手出しできない。アマチュアのオラトリオを聴くことがやはり多いが、このBCJを基準として聴くとすごく勉強になる。楽器は古楽器だし、当時はどうやって演奏されていたのかがもしかしたら如実に再現されているのかもしれない。古楽器マニアにはたまらないだろう。通奏低音の楽器が何台もあって、チェロはソロを弾くときは古楽器のチェロが置いてある場所に移動する。ベルリンフィルは古楽器を使っていなかったがBCJは全部古楽器なので音色、音の枯れ方が違う。きらびやかな華やかな音ではなくストイックな音だ。そこにきらめくような神々しいソリストの声が響くので、まじ神か天使か！と思う。体験しないとわからない、これがBCJのすごさ。おすすめはここか所沢のミューズです。天国体験ができます。Bachだとストイックだけどヘンデルとかだとまじ天国ですよ。＊＊＊1 1 Chor I & II (SATBSATB) + Choralmelodie (Sopran) Kommt, ihr Töchter, helft mir klagen ここでソプラノ・イン・リピエーノ（モリスン＋青木）が真ん中のお立ち台に登場。Seht!Wohin!2 2 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass) Da Jesus diese Rede vollendet hatteエヴァンゲリストの登場。イエス。3 3 Choral (SATB) Herzliebster Jesu 4 4a Rezitativ (Evangelist/Tenor) Da versammleten sich die Hohenpriester5 4b Chor I & II (SATBSATB) Ja nicht auf das Fest 6 4c Rezitativ (Evangelist/Tenor) Da nun Jesus war zu Bethanien 7 4d Chor I (SATB) Wozu dienet dieser Unrat 8 4e Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass) Da das Jesus merkete 9 5 Accompagnato-Rezitativ (Alt) Du lieber Heiland du　カウンターテノールのブレイズが登場。 10 6 Arie (Alt) Buß und Reu　すばらしい声！ 11 7 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Judas/Bass)　ユダが合唱の中から 12 8 Arie (Sopran) Blute nur, du liebes Herz! 　　ソプラノ２（松井さん）が登場。13 9a Rezitativ (Evangelist/Tenor) Aber am ersten Tage der süßen Brot 14 9b Chor I (SATB) Wo willst du, dass wir dir bereiten 15 9c Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass) Er sprach: Gehet hin in die Stadt 9d Rezitativ (Evangelist/Tenor) Und sie wurden sehr betrübt 9e Chor I (SATB) Herr, bin ich’s? 16 10 Choral (SATB) Ich bin’s, ich sollte büßen 17 11 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass, Judas/Bass) Er antwortete und sprachユダ：それは私ですか？ 18 12 Accompagnato-Rezitativ (Sopran) Wiewohl mein Herz in Tränen schwimmt 19 13 Arie (Sopran) Ich will dir mein Herze schenkenソプラノ１（モリスン）のアリア 20 14 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass) Und da sie den Lobgesang gesprochen hattenイエス 21 15 Choral (SATB) Erkenne mich, mein Hüter有名部分 22 16 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Petrus/Bass, Jesus/Bass) Petrus aber antwortete 加耒徹さんのペテロ登場。私は決して裏切りませんすばらしい声だ！23 17 Choral (SATB) Ich will hier bei dir stehen 合唱24 18 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass) Da kam Jesus mit ihnen zu einem Hofe イエス25 19 Accompagnato-Rezitativ (Tenor) + Choral (SATB) Hier zittert das gequälte Herz 26 20 Arie (Tenor) + Chor II Ich will bei meinem Jesu wachen　テノールのソロ！ここはベンヤミン・ブルンズが歌います。何が起こったかと思うほどすばらしい！合唱との掛け合い、クラリネットソロ。27 21 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass) Und ging hin ein wenig 28 22 Accompagnato-Rezitativ (Bass) Der Heiland fällt vor seinem Vater niederイエスists Moeglich 29 23 Arie (Bass) Gerne will ich mich bequemen バスのアリアは加耒徹さん。30 24 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass) Und er kam zu seinen Jüngern 31 25 Choral (SATB) Was mein Gott will, das g’scheh allzeit 32 26 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass) Und er kam und fand sie aber schlafend ユダがイエスにキスした。イエスは捕らえられた。33 27a Arie (Sopran, Alt) + Chor II (SATB) So ist mein Jesus nun gefangen 第２群の合唱と、第1群のソプラノとアルト（CT)27b Chor I & II (SATBSATB) Sind Blitze, sind Donner in Wolken verschwunden? 34 28 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass) Und siehe, einer aus denen 35 29 Choral (SATB) O Mensch, bewein dein Sünde großここでCT青木さんとSopモリスン（ソプラノ・イン・リピエーノ）＋合唱全員CTブレイズだけなぜか歌ってない。第2部 36 30 Arie (Alt) + Chor II (SATB) Ach! nun ist mein Jesus hin! CTブレイズ＋第二群の合唱37 31 Rezitativ (Evangelist/Tenor)Die aber Jesum gegriffen hatten 38 32 Choral (SATB) Mir hat die Welt trüglich gericht’合唱全員 39 33 Rezitativ (Evangelist/Tenor, 2 Zeugen/Alt und Tenor, Hohepriester/Bass) Und wiewohl viel falsche Zeugen herzutraten証人１，２（CTとテノール）大祭司（バス）40 34 Accompagnato-Rezitativ (Tenor) Mein Jesus schweigt 41 35 Arie (Tenor) Geduld! Wenn mich falsche Zungen stechenテノール櫻田さんのソロ。古楽器のチェロと歌う。すばらしい！ 42 36a Rezitativ (Evangelist/Tenor, Hohepriester/Bass, Jesus/Bass) Und der Hohepriester antwortete 大祭司とイエス36b Chor I & II (SATBSATB)Er ist des Todes schuldig! 43 36c Rezitativ (Evangelist/Tenor) Da speieten sie aus 44 37 Choral (SATB) Wer hat dich so geschlagen45 38a Rezitativ (Evangelist/Tenor, Petrus/Bass, 2 Mägde/Sopran) Petrus aber saß draußen 加耒さんのペトロ。女中１，２．46 38c Rezitativ (Evangelist/Tenor, Petrus/Bass) Da hub er an, sich zu verfluchenエヴァンゲリストのweinete bitterlich (激しく泣いた）の表現がすばらしすぎる！まるでカウンターテノールみたいな響きを聴かせる。ベンヤミン・ブルンズ、自由自在の七色の声だ。 47 39 Arie (Alt) Erbarme dichコンマス１の女性が立って弾く。CTブレイズ。すばらしい。人類の悲哀を体現しているかの歌唱。 48 40 Choral (SATB) Bin ich gleich von dir gewichen 合唱49 41a Rezitativ (Evangelist/Tenor, Judas/Bass) Des Morgens aber hielten alle Hohepriesterユダ。 41b Chor I & II (SATBSATB) Was gehet uns das an? 50 41c Rezitativ (Evangelist/Tenor, 2 Hohepriester/Bass) Und er warf die Silberlinge in den Tempel祭司長 51 42 Arie (Bass) Gebt mir meinen Jesum wieder! 加耒さんバスのアリア。明るい曲調。第二群のオケと共演。52 43 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass, Pilatus/Bass) Sie hielten aber einen Ratピラト（浦野さん） 53 44 Choral (SATB) Befiehl du deine Wege 54 45a Rezitativ (Evangelist/Tenor, Pilatus/Bass, Frau des Pilatus/Sopran) Chor I & II (SATBSATB) Auf das Fest aber hatte der Landpfleger Gewohnheitエヴァンゲリスト、ピラト、ピラトの妻「バラバを！」と叫ぶ合唱の声が激しく鋭く恐ろしい！ 45b Chor I & II (SATBSATB) Laß ihn kreuzigen!　激しい合唱の声！ 55 46 Choral (SATB) Wie wunderbarlich ist doch diese Strafe! 56 47 Rezitativ (Evangelist/Tenor, Pilatus/Bass) Der Landpfleger sagte ピラト57 48 Accompagnato-Rezitativ (Sopran) Er hat uns allen wohlgetan Sop.モリスン　高音の透明感がすごい。58 49 Arie (Sopran) Aus Liebe will mein Heiland sterbenモリスンのアリア、美の極致！間をとる～ゆっくりのテンポ牽引するマエストロ鈴木雅明、さすがです。 59 50a Rezitativ (Evangelist/Tenor) Sie schrieen aber noch mehrそれを断ち切るようにエヴァンゲリストが一転激しく歌うのですごい！ 50b Chor I & II (SATBSATB) Laß ihn kreuzigen!合唱激しい！ 50c Rezitativ (Evangelist/Tenor, Pilatus/Bass) Da aber Pilatus saheピラト 50d Chor I & II (SATBSATB) Sein Blut komme über uns 50e Rezitativ (Evangelist/Tenor) Da gab er ihnen Barrabam los 60 51 Accompagnato-Rezitativ (Alt) Erbarm es Gott! CT青木さん61 52 Arie (Alt) Können Tränen meiner Wangen CT青木さんのアリア　超高い声にぶっとぶ。しかも美しい！天使か。62 53a Rezitativ (Evangelist/Tenor) Da nahmen die Kriegsknechte 53b Chor I & II (SATBSATB) Gegrüßet seist du, Jüdenkönig! 53c Rezitativ (Evangelist/Tenor) Und speieten ihn an 63 54 Choral (SATB) O Haupt voll Blut und Wunden合唱すばらしい！アクセント、響き、残響！ 64 55 Rezitativ (Evangelist/Tenor) Und da sie ihn verspottet hatten 65 56 Accompagnato-Rezitativ (Bass) Ja freilich will in uns 2 Traversflöten, 66 57 Arie (Bass) Komm, süßes Kreuzバスのアリア、イエス役のイムラーが歌う。古楽器のチェロとの共演。すばらしい！ 67 58a Rezitativ (Evangelist/Tenor) Und da sie an die Stätte kamen 58b Chor I & II (SATBSATB) Der du den Tempel Gottes zerbrichst 58c Rezitativ (Evangelist/Tenor) Desgleichen auch die Hohenpriester 58d Chor I & II (SATBSATB) Andern hat er geholfen 68 58e Rezitativ (Evangelist/Tenor) Desgleichen schmäheten ihn 69 59 Accompagnato-Rezitativ (Alt) Ach Golgatha CTブレイズ70 60 Arie (Alt) + Chor II (SATB) Sehet, Jesus hat die HandCTのアリア合唱Wohin？ 71 61a Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass) Und von der sechsten Stunde anイエスの言葉エリエリ神よどうしてお見捨てになったのです。 61b Chor I (SATB) Der rufet dem Elias!エリヤを呼んでるぞ 61c Rezitativ (Evangelist/Tenor) Und bald lief einer unter ihnen Continuo 61d Chor II (SATB) Halt! laß sehen 61e Rezitativ (Evangelist/Tenor, Jesus/Bass) Aber Jesus schriee abermal laut イエスは息絶えたエヴァンゲリストはひそやかに歌う。72 62 Choral (SATB) Wenn ich einmal soll scheiden 73 63a Rezitativ (Evangelist/Tenor) Und siehe da, der Vorhang im Tempel zerrißエヴァンゲリスト激しく歌う。 63b Chor I & II (SATBSATB) (unisono) Wahrlich, dieser ist Gottes Sohn gewesen 63c Rezitativ (Evangelist/Tenor) Und es waren viel Weiber da 74 64 Accompagnato-Rezitativ (Bass) Am Abend, da es kühle war バス、イムラーが歌う。75 65 Arie (Bass) Mache dich, mein Herze, reinイムラー。音楽が美しい。 76 66a Rezitativ (Evangelist/Tenor) Und Joseph nahm den Leib 66b Chor I & II (SATBSATB) Herr, wir haben gedacht 66c Rezitativ (Evangelist/Tenor, Pilatus/Bass) Pilatus sprach zu ihnen Continuo 77 67 Accompagnato-Rezitativ (Sopran, Alt, Tenor, Bass) + Chor II (SATB) Nun ist der Herr zur Ruh gebracht エヴァンゲリストは歌い終わると後方に移動する。78 68 Chor I & II (SATBSATB)Wir setzen uns mit Tränen niederベンヤミン・ブルンズだけ歌わず。全曲了。終わっても鈴木雅明氏の手が上がったまま。客は静かに待っている。手が下りると大拍手。大きな拍手が鳴り止まずえんえんと続いた。残酷な受難の物語への表現への畏怖、そしてすばらしい演奏への静かな感動が聴衆を包んでいた。おつかれさまでした！***Benjamin Bruns 経歴　なるほど！そもそも彼はアルトとしてスタートしたんです。

2017年04月15日
浅原孝夫カヴァラドッシ！

町田イタリア歌劇団『トスカ』５月６日（土）　１３:００開演(12:30開場)５月７日（日）　１２:００開演(11:30開場)　１６:００開演(15:30開場)会場　：町田市民フォーラム　３階ホール問合せ： 090-1734-8116(柴田)入場料： 3,000円(全席自由)浅原孝夫カヴァラドッシ！浅原孝夫さんのご出演は5月7日16時の回です。

2017年04月14日
又吉秀樹のデ・グリュー！

アトリエ・デュ・シャンアール・リリック＊＊＊＊＊＊「マノン/サンドリヨン」(字幕付)2017/05/20(土)開演19:00大泉学園ゆめりあホールマスネ「マノン」よりピアノ：菊地沙織マノン：佐野洋子／糸田陽子デ・グリュー：又吉秀樹レスコー：清水良一３人娘（プセット：川口詩子ジャヴォット：安藤千尋ロゼット：高木亮子）マスネ「サンドリヨン」よりピアノ：安田結衣子サンドリヨン：石井揚子王子：別府聡子国王：岩田健志継母：池上祥子義姉：東由香義妹：金井幸子父：中原和人妖精：秋津緑精霊たち：川口詩子／三枝祐子／齋藤育子／秋田薫／安藤千尋／高木亮子チケット￥3000アトリエ・デュ・シャンお問合せ先：アトリエ・デュ・シャン〒178-0063 練馬区東大泉 3-29-20アトリエ・デュ・シャン代表：村田健司TEL/FAX：03-5387-0977Email：info@atelier-d-c.comホームページ：www.atelier-d-c.com＊＊＊４/２3、５/１3、にも開催されます。岡坂弘穀さんや所谷直生さんが出演されます。いっぺん行ってみたいなあ～

2017年04月13日
サントリーホールオペラ・アカデミーコンサート

サントリーホール　オペラ・アカデミー　声楽アンサンブル・コンサートジュゼッペ・サッバティーニ氏の指導に基づいたサントリーホール　オペラ・アカデミーメンバーの声楽アンサンブルコンサート2017年5月25日(木)19時開演（18時30分開場予定）練馬文化センター　小ホール(つつじホール)全席指定　一般2,500円(友の会会員2,250円/2枚まで)　　　　　■出演　サントリーホール　オペラ・アカデミーメンバー、　歌唱指導：ジュゼッペ・サッバティーニ　ほか■曲目　ロッシーニ／小荘厳ミサ曲　ほか■主催：(公財)練馬区文化振興協会■協力：サントリーホールオペラ・アカデミー■お問い合わせ：(公財)練馬区文化振興協会　TEL03-3993-3311

2017年04月13日
ヴェルディ・スペシャルコンサート

ヴェルディ・スペシャルコンサート樋口慶太郎、原山道衛、永竹由幸メモリアル2017年6月15日（木）開演:18時30分紀尾井ホール出演者石坂宏，澤井廣喜（指揮），真実一路（語り），MCFオーケストラとちぎ（Orch），東京混声合唱団(合唱)，フレーベル少年合唱団(合唱)，大隅智佳子，田村麻子，土田聡子，手島由紀子，宮沢尚子（Sop），杣友恵子（Alt），大澤一彰，又吉秀樹（Ten），青戸知，吉川健一（Bar），畠山茂（Bas）曲目ヴェルディ：歌劇「ナブッコ」より，「群盗」より，「海賊」より，「レクイエム」より，「ルイザ・ミラー」より，「リゴレット」より，イタリア賛歌チケット料金（税込）全席指定 S席 10,000円 A席 8,000円チケットお取扱い紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061 お問合せSPプランニング

2017年04月13日
テノール澤崎一了さんのカヴァラドッシ！

プッチーニ作曲　歌劇「トスカ」ハイライト全３幕伊語・字幕付き2017年　6/25 (日) 開演13:30彩の国さいたま芸術劇場　音楽ホール指揮　野宮敏明ピアノ　風間優子　多羅尾睦恵トスカ　村松尚子カヴァラドッシ　澤崎一了スカルピア　飯田裕之アンジェロッティ　高橋正明看守＆シャルローネ　河村洋平スポレッタ　森谷健太郎堂守　高橋雄一郎指定席：S席4500円　A席4000円　自由席：3500円 PONTE NUOVO主催＊＊＊村松尚子さまのFacebookから。テノール澤崎一了さんのカヴァラドッシ！これはぜひ聴いてみたいですね！

2017年04月13日
マキシム・ミロノフのドン・ラミーロほか

過去に録画したDVDを漁っていたら2005年グラインドボーン音楽祭のチェネレントラが出てきた。これ、ドン・ラミーロがマキシム・ミロノフ！今やヨーロッパの一流の歌劇場でのトップのロッシーニ・テノールとなっているがこの頃からもう主役やってたんですね。指揮はユロウスキダンディーニがシモーネ・アルベルギーニまあこの役はやっぱりイタリア人しかできないよね。泥棒かささぎ　ゼッダが振った藤原歌劇団のも出てきてこれがシラグーザとチンツィア・フォルテ合唱に大石洋史さんとか岡坂弘毅さんがいておお～いる！と思ってしまいました。やっぱりシラグーザ美声ですね！やっぱりロッシーニはものすごくつき受けた天才だったなあ～歌で感情を表現していたんだよねルイージさんはそこを教えたかったんだよね！マエストロさすがです。もっともっとロッシーニが聴きたい！

2017年04月13日
ファビオルイージマスタークラス

ファビオ・ルイージ　オペラアリア・マスタークラス2017 / 4 / 11（火）昭和音楽大学「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」世界的に有名な指揮者ファビオ・ルイージ氏によるオペラアリア・公開レッスン講師ファビオ・ルイージ　Fabio Luisiメトロポリタン歌劇場　首席指揮者チューリッヒ歌劇場　　音楽総監督フィレンツェ歌劇場　　次期音楽監督受講者・曲目ロッシーニ『セミラーミデ』より「おお！止まれ落ち着け許せ」G. Rossini Semiramide “Deh！ti ferma, ti placa, perdono” 小野寺光 Hikaru Onodera ロッシーニ『アルジェのイタリア女』より「むごい運命」G. Rossini L'Italiana in Algeri“Cruda sorte” 杉山沙織 Saori Sugiyama ベッリーニ『ビアンカとフェルナンド』より二重唱「立ってお父様」V. Bellini Bianca e Fernando Duetto “Sorgi, o padre” 横前奈緒 Nao Yokomae 石岡幸恵 Yukie Ishioka ロッシーニ『チェネレントラ』より　六重唱G. Rossini La Cenerentola Sestetto “Alfine sul bracciale”～フィナーレ横前奈緒 Nao Yokomae 高橋遥 Haruka Takahashi 杉山沙織 Saori Sugiyama 駿河大人 Daijin Suruga 市川宥一郎 Yuichiro Ichikawa 小野寺光 Hikaru Onodera ※チューリッヒ歌劇場でファビオ・ルイージ氏のアシスタントを務めるカルメン・サントーロ氏によるレッスン受講生から選抜ピアノ酒井愛可　Aika Sakai通訳富永直人 Naoto Tominaga昭和音楽大学　南校舎　テアトロ・ジーリオ・ショウワ　＊＊＊マエストロファビオルイージが新百合ヶ丘に降臨しかも優秀な歌手を指導する。これに参加して思い知るのは、やはりイタオペはイタリア語イタリア語が話せて理解できない限り、絶対歌えないということ。マエストロがマシンガンのように歌手に指導するそれが即わかって歌に表現できないとアウトなのだ。通訳ほとんど無視で喋りまくる。ここは日本だよ🇯🇵オーディエンスもいるよ〜眼中にない(笑)1トップバッター小野寺さんすばらしいバス。彼は過去に二回聴いている気がするが、成長しましたね。セミラーミデから、アッスールの超絶難しいアリアG. Rossini Semiramide “Deh！ti ferma, ti placa, perdono”Alla pace dell'ombre ritornaAh! pietà dell'oppresso mio cor.ピエタカデンツァ部分の声の揺らしカバレッタへ。Quei Numi furenti Quell'ombre frementi, Luisi アクセントが必要ローンブレと手を丸く弧を描いてみせる。Quest'anima forte Saprà trionfarLuisi ミラーのような構成が Rossiniは明確です。レガートが生きてくるように。もう今は恐怖はなく、強い性格がそこに出てくる。歌う。すばらしい！Luisi Bravo！と言って小野寺氏と握手。2Rossini アルジェのイタリア女よりむごい運命杉山沙織メゾイザベラのアリアCruda sorte! Amor tiranno! Luisi 強い性格の女性とわかるようにしてください。むごい運命に立ち向かう女と一発目からわからないといけない。Per te solo, o mio LindoroLuisi ここから違う表情になるんです。アスコルタモルトベーネRossiniにもベッリーニにもドニゼッティにもコロラトゥーラには一つ一つすべて意味があるのです。怒りを💢表している。Luisiは急にピアニストをどかして自分でピアノを🎹弾き始める。美しい和音を出してO mio Lindoro 言葉に甘美な思いを乗せてここのコロラトゥーラは何の意味ですか？愛しい危険どっち？リンドーロというところで音色の変化を。o Dio, consiglio?コンシーロアクセントCome si faオケの三連音符に対立しているのです。リズムの変化を聴かせて。若干速めのテンポに。この si, si, は何を意味している？男性を前にしてどうしたらいいのか知ってるわよ。ここが単調Da vaga femmina Felicitàコメシファーフェリチタ変化を。ポイピウアグレッシヴプレスト頭のきれる女性フェリチタもっと速くして。3ベッリーニ二重唱V. Bellini Bianca e Fernando Duetto “Sorgi, o padre”横前奈緒 Nao Yokomae　ソプラノ　Bianca 石岡幸恵 Yukie Ishioka　ソプラノ　EloisaSorgi, o padre, e la figlia rimira, Che si lagna, che piange e sospira, Che già langue, trafitta ed oppressa Dal più crudo ed acerbo dolor!2人ともすばらしい１もっと小さく歌ってモルトピウピアノ母音で歌ってみてあーーーレガートの上に(？)が落ちて乗っている感じ。アクセントを示しモルトピアーノChe già langueケチャラーングエ持ち上げるようなしぐさ。一番大事な言葉は？ピアノの方がより美しく響くものが出せる。大きく手を振ってクレシェンドさせるように指揮しながら歌わせる。Luisiは歌手の楽譜を自分でめくる。イタリア語で会話する。観客置き去り。声を揺らすところLuisi ベッリーニは詰め込み過ぎずシンプルに。Brava Grazie と握手。4チェネレントラの6重唱G. Rossini La Cenerentola Sestetto “Alfine sul bracciale”～フィナーレ横前クロリンダ高橋遥ティスべ杉山チェネレントラ駿河大人ドン・ラミーロ tenor市川宥一郎ダンディーニ baritone小野寺光ドン・マニフィコ bass 市川氏が説明するチェネレントラのストーリーで会場大爆笑全員演技と振りつきで舞台上演さながらに歌うので最近の若い子は本当に大胆だと感心する。Alfine sul bracciale Ecco il pallon tornò圧巻の六重唱に突入会場から笑い大拍手ルイージも拍手LuisiRossiniは誇張したぐらいでないと速さとかクオリティが失われる。姉妹役に言葉を際立たせるように指導。指揮するようにして歌わせた。最後に一言Luisiギリギリまで自分を追い込むのが大事。限界まで押してみる。そこで表現が出来上がっていく。Grazie！大拍手終了。お疲れさまでした。

2017年04月11日
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2017年04月10日
名古屋のおやじ様　ルチアのご感想

新国立劇場の『ルチア』の感想もいただきましたのでご許可をいただいて掲載させていただきます。＊＊＊新国立劇場の『ルチア』も、とてもよかったですね！！タイトルロールとエンリーコの優秀さは、ある程度、予想できたのですが、テノールの歌には心打たれました。狂乱の場の後のエドガルドのアリア・フィナーレは、ドニゼッティが書いた最も美しい音楽じゃないかと、彼の音楽のすべてを知っているわけではありませんが、私は思っています。特に、O bell’alma innamoratane congiunga il Nume in ciel.... という歌詞を、少しずつ音程を上げながら繰り返す部分は、天に昇って行くルチアの魂をエドガルドの思いが追いかけてゆくようで、このところを聴くたびに、胸を締め付けれられます。今回のエドガルドは、この部分を本当に切々と歌い、いつもにもまして心を動かされました。来シーズン、おなじ役柄をロンドンのロイヤルオペラでも歌うようですね。＊＊＊テノールとはイスマエル・ジョルディ　Ismael Jordi　さんのことですね！いつも素敵なご感想をありがとうございます。Sheva

2017年04月09日
笛田博昭コンサート・名古屋のおやじ様のご感想掲載

Hiroaki Fueda, tenorPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist皆様朗報です！『名古屋のおやじ』さまから先月の名古屋・宗次ホールでのテノール笛田博昭さまのリサイタルのご感想をいただきました。待ってました！ご許可をいただきまして掲載させていただきます。美しく、詩的で、情景が浮かんでくるような文章をご堪能ください。＊＊＊宗次ホール開館10周年記念公演笛田博昭テノールコンサート2017年3月24日(金)18:45開演名古屋・宗次ホール笛田博昭(Ten)　　河原忠之(Pf)トスティ：暁は光からドニゼッティ：「ランメルモールのルチア」より “我が祖先の墓よ”ジョルダーノ：「アンドレア・シェニエ」より “ある日、青空を眺めて“ヴェルディ：「イル・トロヴァトーレ」より “ああ、あなたこそ私の恋人”　　他＊＊＊先月の末に、宗次ホールで笛田さんの歌を聴きました。黄金の声が降り注いでくるような思いをしました。彼は新潟の湯沢の出身だそうですが。川端康成の『雪国』の舞台ですね。あの小説の有名な書き出しは、「国境の長いトンネルをぬけると雪国だった」。11月の初めからから３月にかけて、光にあふれた関東から、あのトンネルを抜けると、曇天の世界が目の前に広がることになります。まさにこの書き出しのまま。逆に、新潟側から、同じ時期に、あのトンネルを抜けた瞬間、その陽光の眩しさに、眩暈を覚えたりする。今から、三十数年前、大学受験のために2月に上京した際に、そのような経験をしました。そして、ゲーテの「君知るや南の国」の詩を思い出したりしました。ブレンナー峠の向こうの青空への北国の人々の思い、よくわかるなあ。笛田さんの喉には、めいっぱい陽の光のあこがれがつまっているように、感じてしまうのです。アンコールで、『アンドレア・シェニエ』の「ある日、青空をながめて」が歌われましたけど、絶対、藤原が彼の主演で、このオペラを上演すべきででしょう。名古屋のおやじ＊＊＊ありがとうございます！！Sheva

2017年04月09日
笛田博昭, tenor INDEX

Hiroaki Fueda, tenorPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist笛田博昭　INDEXすばらしいテノール笛田博昭さんの予定など。出演演目は売り切れになってしまっているものもあります。～２０１６２０１７１月2017年１月３日　第６０回　NHKニューイヤーオペラコンサート　２月2017年2月3日(金) 開演18:30　藤原カルメン神ってた３月2017年3月24日(金)18:45開演　宗次ホール開館10周年記念公演　笛田博昭テノールコンサート５月5/6(土)三河市民オペラ　２０１７年公演　「イル・トロヴァトーレ」公演についてのお問合わせは、info@mikawa-opera.jpまで。未就学児童は入場不可。2017/5/6(土)14:00 開演 ( 13:00 開場 )会場：アイプラザ豊橋　講堂 (愛知県)指揮］園田隆一郎演出］高岸未朝セントラル愛知交響楽団三河市民オペラ合唱団桝貴志(Ｂｒ) / 並河寿美(Ｓ) / 谷口睦美(Ｍｓ) / 笛田博昭(Ｔ) / 伊藤貴之(Ｂｓ) / 宮川むつみ(Ｓ) / 前川健生(Ｔ) / 森拓斗 / 村上裕二三河市民オペラ第４回公演オペラ『イル・トロヴァトーレ』　ジュゼッペ・ヴェルディ作曲　全４幕　原語上演 2017年5月6日（土）・7日（日）2回公演　アイプラザ豊橋　大ホール（予定）キャスト指揮園田隆一郎（そのだりゅういちろう）演出　高岸未朝（たかぎしみさ）ルーナ伯爵　桝貴志（ますたかし）　バリトンレオノーラ　並河寿美（なみかわひさみ）　ソプラノアズチェーナ　谷口　睦美（たにぐちむつみ）　メゾソプラノマンリーコ　笛田博昭（ふえだひろあき）フェッランド　伊藤貴之（いとうたかゆき）　バスイネス　宮川むつみ（みやかわむつみ）　ソプラノルイス　前川健生（まえかわけんしょう）　テノール※ぴあでも販売しています。＊＊＊5/21(日)群馬シティフィルハーモニーオーケストラ創立30周年記念/第1595回トヨタコミュニティコンサートプッチーニ歌劇「トスカ」(字幕付)2017/05/21(日)開演14:00前橋市民文化会館演出：小栗哲家　指揮：小崎雅弘　群馬シティフィルハーモニーオーケストラ　トスカ：羽山弘子カヴァラドッシ：笛田博昭スカルピア：町英和アンジェロッティ：大沼徹スポレッタ：松浦健看守：大石洋史堂守：晴雅彦　前橋空っ風混声合唱団他※音楽監督:三枝成彰(お話)¥3000問い合わせ：群馬シティフィルハーモニーオーケストラ事務局027-233-1276＊＊＊7月2017/7/1(土)14:00 開演 ( 13:00 開場 )日生劇場 (東京都)演出］粟國淳指揮］フランチェスコ・ランツィッロッタ【キャスト】 7月1日（土）・4日（火）ノルマ：マリエッラ・デヴィーアアダルジーザ：ラウラ・ポルヴェレッリポリオーネ：笛田博昭　　　　オロヴェーゾ：伊藤貴之　　　　クロティルデ：牧野真由美　　　　フラーヴィオ：及川尚志　　　　藤原歌劇団合唱部 / びわ湖ホール声楽アンサンブル東京フィルハーモニー交響楽団問い合わせ先: 日本オペラ振興会チケットセンター:044-959-5067 2017/7/4(火)14:00 開演 ( 13:00 開場 )会場：日生劇場 (東京都)演出］粟國淳指揮］フランチェスコ・ランツィッロッタ【キャスト】 7月1日（土）・4日（火）ノルマ：マリエッラ・デヴィーアアダルジーザ：ラウラ・ポルヴェレッリポリオーネ：笛田博昭　　　　オロヴェーゾ：伊藤貴之　　　　クロティルデ：牧野真由美　　　　フラーヴィオ：及川尚志　　　　藤原歌劇団合唱部 / びわ湖ホール声楽アンサンブル東京フィルハーモニー交響楽団問い合わせ先: 日本オペラ振興会チケットセンター:044-959-5067 ＊＊＊7月15日(土) シゲキ宮松歌劇団　旗揚げ公演ヴェルディ「椿姫」(原語上演)2017年7月15日(土) 午後開演セシオン杉並演出：馬場紀雄ヴィオレッタ高橋薫子アルフレード笛田博昭ジェルモン森口賢二（兼ボイストレーナー）指揮：宮松重紀コンサートマスター：平澤仁（元東京フィル・コンサートマスター）オーボエ：渡辺克也（元ベルリン・ドイツ・オペラ首席奏者　友情出演）コントラバス：岡田友希（元デンマーク放送響首席奏者）＊＊＊2017/7/30(日) ＯＰＥＲＡＭＡＮＩＡ２～マリア・カラス没後４０年＆マリオ・デル・モナコ没後３５年記念コンサート2017/7/30(日) 杉並公会堂　大ホール (東京都) 青木エマ(Ｓ) / 石原妙子(Ｓ) / 板波利加(Ｓ) / 大隅智佳子(Ｓ) / 岸七美子(Ｓ) / 山口安紀子(Ｓ) / 鳥木弥生(Ｍｓ) / 中島郁子(Ｍｓ) / 及川尚志(Ｔ) / 小笠原一規(Ｔ) / 城宏憲(Ｔ) / 笛田博昭(Ｔ) / 藤田卓也(Ｔ) 木村聡(Ｂｒ) / 山口邦明(Ｂｒ) 服部容子(ｐ) / 藤原藍子(ｐ) 注意事項出演者は予定のため変更の可能性あり。公演などに関する問い合わせ先杉並リリカ：090-9141-0408＊＊９月9月2日加藤康之さんのコンサートにゲスト出演9月2日(土)19時～渋谷区大和田・伝承ホール※酒井章さんの　FACEBOOKからの情報です。＊＊＊9月8日Regine del Belcanto〜レジーネ・デル・ベルカント鳥木弥生さん、佐藤亜希子さんのコンサートにゲスト出演2017年9月8日 19:00 - 21:15Hakuju Hall（ハクジュホール）〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-37-5出演ソプラノ佐藤亜希子メゾソプラノ鳥木弥生ピアノ佐藤正浩ゲストテノール笛田博昭チケットお申し込み/お問い合わせreginedelbelcanto@gmail.com※FACEBOOKよりの情報です。＊＊＊9月16日岡田尚之コンサートにゲスト出演9月16日(土)19時開演豊洲シビックホール※酒井章さんの　FACEBOOKからの情報です。＊＊＊１１月2017年11月19日(日)、23日(木・祝)、25日(土)、26日(日)　第23回藤沢市民オペラ「トスカ」12月2017年１２月４日(月)　開演１８時３０分　第２回オペラ歌手紅白対抗歌合戦　2017/12/27(水)19:00 開演 ( 18:00 開場 )会場：京都コンサートホール　大ホール (京都府)特別演奏会「第九コンサート」指揮：井上道義菅英三子(Ｓ) 林美智子(Ｍｓ) 笛田博昭(Ｔ) ジョン・ハオ(Ｂｓ) 京響コーラス問い合わせ先: 京都市交響楽団:075-711-3110 Ｓ席 5500円、Ａ席 4500円、Ｂ席 3500円2017/12/28(木)19:00 開演 ( 18:00 開場 )会場：京都コンサートホール　大ホール (京都府)特別演奏会「第九コンサート」指揮：井上道義菅英三子(Ｓ) 林美智子(Ｍｓ) 笛田博昭(Ｔ) ジョン・ハオ(Ｂｓ) 京響コーラス問い合わせ先: 京都市交響楽団:075-711-3110 Ｓ席 5500円、Ａ席 4500円、Ｂ席 3500円＊＊＊２０１８１月藤原歌劇団公演「ナヴァラの娘」「道化師」新制作2018年1月27日（土）・28日（日）両日14:00開演東京文化会館大ホール詳細後日発表指揮：柴田真郁演出：マルコ・ガンディーニ【ナヴァラの娘】小林厚子、小山陽二郎他【道化師】笛田博昭、砂川涼子、牧野正人他＊＊＊２月藤原歌劇団公演「ナヴァラの娘」「道化師」新制作2018年2月４日（日）14:00開演愛知県芸術劇場大ホール詳細後日発表指揮：柴田真郁演出：マルコ・ガンディーニ【ナヴァラの娘】小林厚子、小山陽二郎他【道化師】笛田博昭、砂川涼子、牧野正人他＊＊＊鋭意更新中！

2017年04月09日
Y's companyオペラ外套／ジャンニ・スキッキ

Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistsY's company オペラシリーズvol.1プッチーニ：外套／ジャンニ・スキッキDay 12017年4月8日ムーブ町屋　ムーブホール指揮　松村優吾演出　馬場紀雄ピアノ　谷塚裕美室内楽　ワイズアンサンブル字幕制作　馬場紀雄出演≪外套≫ミケーレ　原田圭（バリトン）ジョルジェッタ　西本真子（ソプラノ）ルイージ　飯沼友規（テノール）ティンカ　榛葉薫人（しんばよしと）（テノール）タルパ　浜田耕一（バリトン）フルーゴラ　村山舞（変更？）（メゾソプラノ）小唄歌い　江頭隼（えがしら　しゅん）（テノール）≪ジャンニ・スキッキ≫ジャンニ・スキッキ　浜田耕一（バリトン）ラウレッタ　本田望美（ほんだ・のぞみ）リヌッチョ　高畠伸吾シモーネ　中原和人ツィータ　奥野恵子バット　河野康成ネッラ　小川嘉世チェスカ　志田尾恭子ゲラルド　飯沼友規マルコ　小林涼ゲラルディーノ　生駒侑子スピネロッチョ　横山達夫公証人　高橋雄一郎グッチョ　山口哲平ピネリーノ　中川直哉プッチーニダブルビル＊＊＊Y'sが新しい試み。本格オペラに挑戦しかもヴェリズモ外套はとても重く、深刻な題材すばらしいバリトン原田圭さんとすばらしいソプラノ西本真子さんを迎え圧倒的な歌唱で聴かせた。テノール飯沼さんもすばらしい声だった。後半のジャンニ・スキッキはまさにY'sの世界。最初から最後まで笑いっぱなしでした。演出の馬場さん大尊敬。本格的な視覚的にも美しい舞台装置ノンストップな喜劇をスピーディに見せる。前半の外套では前景、近景遠景と奥行きのある演出で、見るところが多過ぎて迷うぐらいだ。舞台をわざと狭く使い高低差も。後半ガラッと変わる面白さもある。後半は大きな絵画二枚も。フィレンツェの金持ちの家を表現していた。後半のジャンニスキッキでは全員面白過ぎて最高でした。Y'sが新境地を開いた本公演。歌手も豪華で適材適所。演奏もピアノに加え弦楽トリオフルートパーカッション鐘を鳴らすシーンもあって大感激。こういう公演を体験するのが人生最高の幸せかもしれない。ありがとうございました。＊＊＊プッチーニの三部作（Il trittico ）の『修道女アンジェリカ』だけを抜かした二作品の上演。こういうカップリングも興味深い。個人的にはキリスト教徒でないと理解しがたい『修道女アンジェリカ』の世界はいまひとつ苦手だったのでありがたかった。プッチーニの人気作品トスカやボエームと違い、これらの作品は日本ではあまり上演されない。であるから今回上演するだけでもレアと言えるのにそれをY's companyがやるというのだから驚きだ。特に『外套』はヴェリズモど真ん中の作品。しかもオールイタリア語。天才的なアーティストである浜田耕一の日本語訳詩（ほぼ創作）を売りにしている歌劇団だけに大きな挑戦といえるのであった。しかし外套は二期会の重鎮原田圭と藤原本公演デビューを控えた西本真子というすばらしい歌手を主役にすえて見事な世界を作り上げた。出てくる端役にいたるまで人物造形がしっかりしていて物語の雰囲気が濃厚に伝わる。個人的にはミケーレといえばジェリュコ・ルチッチ、そしてホアン・ポンスのイメージ。すばらしいヴェルディ・バリトンが歌う役だ。原田圭さんはすばらしいバリトンでパワーのある豊かな美しいヴェルディ・バリトン。まさにぴったりですばらしい声に酔った。西本真子さんは圧倒的な歌唱で、ここが日本だと思えなく感じさせてくれるぐらいのレベルの歌手。今後が楽しみな歌手です。8/13に同じ荒川区で蝶々夫人を歌われるそうです。2018年1月、藤原歌劇団本公演で、日本初演と言われている「ナヴァラの娘」で題名役のアニタを歌います。足をひきずって登場する飲んだくれのティンカ。榛葉薫人さんの味がある演技がすばらしかったです。年老いたタルパとフルーゴラのカップルも人生の悲哀を感じさせてくれる。女の子に人気の小唄歌い、江頭隼さんは実際にも背が高いイケメンでしかもすばらしい声のテノール。また才能ある新人を発見してしまいました。＊＊＊後半はジャンニ・スキッキ演出家が入念に舞台転換をチェック舞台は前半とはまったく違う世界に生まれ変わった。展開が早く、息もつかせぬスピードで進んでいく歌手がやはり全員きちんとキャラクター付けされていて抱腹絶倒。動きも考えつくされていて見事。このカンパニーのすばらしい若々しいパワーを体感した宵だった。めっちゃ笑わせてもらいました。リヌッチョの高畠さんが若々しく美しい声ですばらしい！ラウレッタの本田さんが美声で名曲、O mio babbino caroを歌う、まさに名場面中の名場面。美しい音楽に皆ほろっとまる。スキッキ浜田の演技にも注目だ。個性あふれる親戚ぞろいだが、中でもベットを演じた河野さんがはじけている。オカマキャラで公演中おもしろすぎで目が離せませんでした。子役を演じた生駒さんの演技も瞠目でした。チェスカ志田尾さんは美しい声！公証人高橋さんはすばらしい低音を聴かせました。音楽もすばらしく、ピアノの谷塚さんにすばらしいアンサンブルが加わり、見事でした。お疲れさまでした！＊＊演出の馬場紀雄さんですが、藤原の『トスカ』の演出を拝見しております。すばらしかったです。彼はこの後、シゲキ宮松・歌劇団の『椿姫』（2017年7月15日）も演出されます。これは楽しみですね！！6月18日上演の稲城市民オペラ「こうもり」の演出も手がけられます。これにはテノール岡坂弘毅さんがアルフレード役で出演されます。指揮者の松村優吾さん。ポローニア交響楽団を立ち上げられたとのこと。クラシカジャパンにインタビュー記事が載っています。今後のY's　いろいろあります。ちらしが『超速報』で挟み込まれていたのですが浜田耕一オリジナル日本語訳詩の「こうもり」2017年12月1・2日にムーブ町屋・ムーブホールで公演決定！だそうです。これも楽しみです～！

2017年04月08日
宮本益光オリジナル踊る「フィガロの結婚」

Masumitsu Miyamoto, direction, singing, acting and dancing!Photo:©Shevaibra, courtesy of the artistCLUB MAXWe Love Mozart 2017.4.7(Fri) 開演19:00かつしかシンフォニーヒルズ　アイリスホール鵜木絵里(ソプラノ)針生美智子(ソプラノ)宮本益光(バリトン)藪内俊弥(バリトン)石野真穂(ピアノ)高田恵子(ピアノ)山口佳代(ピアノ)いしいゆうき(ダンサー)三浦健太郎(ダンサー)成平有子(ダンサー)吉田繭(ダンサー)＊＊＊宮本益光オリジナル踊るフィガロの結婚！踊る🕺本当ですよ。今までに見たことのない、音楽と歌とバレエが一体となった演出。面白すぎる！なんという天才でしょう！昨年のものよりさらにはっきりと、宮本益光色が出ていました。先日の聖徳大学の魔笛を見て、とんでもなく身軽な鳥人間🦆パパゲーノに驚いたもんですが、その驚くべき身のこなしに加えてダンサーを演出に加えて踊らせるという進化ぶり！まさにミュージカル・オペラ！新しいジャンルを構築できそうです。&&&第1部アリア集超有名曲から超レア曲まで。振り幅あり過ぎ。宮本さん、客席から登場口には鳥笛Der Vogelfänger bin ich jaおいらは鳥刺し体中に緑の羽根が。笛にも緑の羽根がついている。途中で「ふるさと」の一節を吹く(笑）♪こころざしを果たして～バレエダンサーが鳥役で登場。最後にシャー！と威嚇される。針生さん夜の女王のアリアDer Hölle Rache kocht in meinem Herzen復讐の炎は地獄のようにわが心に燃え超高音がびしびし決まる！パワフルで美しく、完璧な歌唱。すばらしい～突き抜けるような美しい高音最高音もコロラトゥーラも完璧宮本さんがそれぞれの歌手にインタビューを挟む。以下はメモを元に記述。針生さんインタビュー。針生さん「(実は）こういうアリアを歌うときは）緊張で気持ち悪くなりながら歌っている。音が外れたときは歌手を辞めようかと真剣に思うことがある。」宮本さん「自分と戦っているからこそ出てくる言葉かな。」宮本さん「私の計算ではモーツァルトが書いたオペラは全部で22作品です。子供の頃に書いたものを含めると。その中の５大オペラの中に、フィガロ、コジ、ジョヴァンニ、魔笛に並んで入るのが、ティト、イドメネオ、後宮のどれかである。鵜木さんは皇帝ティトの慈悲からセルヴィッラのアリア「あなたが彼のために泣いても」Servilla's Aria "S'altro che lacrime per lui non tenti" from "La Clemenza di Tito" K.621 鵜木さん。パワーの放出がすばらしい。両肩に大きな花がついているピンクのロングドレスが美しい。トーク鵜木さん「個人的ノスタルジーで選曲した。大学二年の時のオペラが『皇帝ティトの慈悲」だった。その時、セルヴィッラの役をもらった、中音という五線の中の音符だけが出てくる部分から後半は高い音だけが出てくる曲で、若い頃からつらかった。でも先生から得意な音域でないところを勉強するようにといわれてがんばっていた。モーツァルトはお医者さんみたいなもの。自分の調子が悪いとわかる。現代作品を歌って、自分ののどがおかしくなったんじゃないかと思ったときにモーツァルトを歌うと、おかしいかどうかわかる。のどのバロメーター。」藪内俊哉さん偽の女庭師からナルドのアリア「イタリア式のやり方では」From“La finta giardiniera” K196 Nach der welschen Art und Weise (Nardo)これがまたドイツ語→イタリア語→フランス語→英語→ドイツ語という展開です。宮本さん「モーツァルトの時代以前はオペラは祝典の中で上演されるものだった。モーツァルトは庶民のものにしたかった。そこで試しとしてこういうナルドのようなキャラクターが登場した。これは後のレポレッロなどにつながるキャラクターだ。」藪内さん「（選曲の理由）１５年ほど前に楽譜を見て楽しそうだったと思ったから。」鵜木さんアレルヤMozart：AlleluiaFrom " Exsulate Jubilate K165 "超絶コロラトゥーラ針生さん夜の女王の第１幕のアリアああ、恐れおののかなくてもよいのです、わが子よ! “O zitt're nicht, mein lieber Sohn!宮本益光さんはもう飛ぶまいぞ、この蝶々Non più andrai farfallone amoroso演劇的で芝居が入っている。最後のミリタールのところを高音に上げてそのまま長く、後奏が終わるまで伸ばした。すごい！第2部フィガロの結婚抜粋演出：宮本益光フィガロとスザンナの二重唱Se a caso madamaディンディン！4人のダンサーが描くコンテとスザンナ、フィガロのイメージとフィガロの頭の中の妄想。フィガロのアリア♩もしも踊りをなさりたければSe vuol ballareギターを🎸弾くマネ宮本さん「ヘ長調で書かれており、ホルンが使われている。狩りを象徴している。○○と同じ。」コンテとスザンナの二重唱ひどいぞこんなに焦らすなんてNo. 17 - Duettino"Crudel, perchè fin'ora"これがもうものすごく面白くてミュージカルだったララランド⁉︎鵜木さんのコメディエンヌぶりとコンテの情けなさぶりがはまっている。昨年も同じ部分をこの二人でやったが演出や表現が全然違うのです。鵜木は昨年は純情な女性だったが今年は喜劇的要素が強まっている。すべてのフレーズに動きともしくは踊りがついている。これはミュージカルの手法。舞台の端に腰掛けて、膝を触って叩かれる下半身に抱きついて満足じゃよ！Mi sento dal contento pieno di gioia il cor.後半は競技ダンスのような正式なステップを宮本と鵜木が踏み始める。すごい！しかもおもしろい！！笑もう訴訟に買っただと？は「少年隊」！by鵜木Hai già vinta la causa! Cosa sento!コンテの怒りと妄想。三人のアイドル風ダンスとコンテのアルターエゴの表現。まさに心象風景の視覚化。フィガロとスザンナが寄り添ってコンテを見下した表情をしている。これはコンテの妄想。二人が出て行き、２人のダンサーが彼とシンクロしたりしなかったりオリジナルのダンスでコンテの心のうちを表現する。コンテッサのアリアDove sonoとんでもなくすばらしい歌唱だった。初披露とは信じられない！空気が美しく振動し空中を飛んでいくのが見えるような、震えるような神々しい声だった。最初は悪魔（宮本さん）が彼女を操り、絶望を植えつける。しかしそのうちダンサーが『鳥』役で出てきて、彼女に愛を見出させる。この演出は本当にすごい！第四幕スザンナのアリアDeh vieni恋人よここに来ておくれ4人のダンサーが演じる木々が2組の恋人に変貌していく。このアイディアがすごい。 Tutto è tranquillo e placidoフィガロが怒ってコンテッサに化けたスザンナを口説くシーン。フィガロの藪内さんの美声がすばらしい！宮本益光さんの説明がわかりやすすぎる。スザンナは怒って思わず地が出ちゃうのだ。鵜木さんデスピーナのような声で喋ってしまい、フィガロにスザンナとばれる。立場が逆転し今度はフィガロがスザンナをからかう。はたかれるフィガロ大笑いコンテは、あずまやから人々を呼び出す。許してください。ダメだダメだ。コンテッサの登場。コンテはひざまずく。Contessa, perdono!許してください。Più docile io sono, e dico di sì.私はハイと申しますわ。Ah, tutti contenti saremo così. 大団円。皆が一列に並びめいめいの羽根を落とす。☆最後に6手の連弾。魔笛の序曲だ。お疲れ様でした。終わってから宮本益光さんに聞いてみました。振り付けは誰が？ダンサーの中の一人の女性（成平有子さん）が振り付けたと教えてくれました。もちろん宮本さんがイメージを伝えて振り付けてもらったそうです。あの羽根はなんだったんですか？「全編通すともっと羽根が出てくる。羽根はそれぞれの愛」とのこと。合点がいきました。羽根を捕まえるドヴェソノのコンテッサ。コンテッサを操る悪魔👿みんな自分の羽根を持っている。ひらひらと舞い落ちる羽根。すごい発想です。しかも宮本益光さんはフィガロ全編の演出プランを持って演出したのだとわかりました。宮本さんの言葉「(前回も申しましたように）僕は本当に仲間に恵まれました！」Photo link

2017年04月07日
家族の肖像

先日岩波ホールで家族の肖像を見た。この映画はおそらく35年前に岩波ホールで見ているはずだ。山猫とルートヴィヒもここで見ている。いまだに大人気でビックリだった。これはまさにヴィスコンティの自画像で、ヘルムート・バーガーはまさに本人役の出演と言っても過言でないだろう。＊＊＊上記のようなことを書きましたらさっそく、『名古屋のおやじ』さまから返歌をいただきました。これがうれしいんです！ご許可をいただきまして謹んで掲載させていただきます。Sheva＊＊＊『家族の肖像』、懐かしいですね。あの映画を通して、モーツァルトのオーボエのオブリガートのついた美しいコンサートアリア（K.418）を知りました。教授のモデルは、マリオ・プラーツ（Mario Praz)でしたかね。我が家のどこかに、彼の書いたConversation Pieces という本があるはずです。映画の方のタイトルは、複数形のsがなかったかな。名古屋のおやじ＊＊＊さすがのご教養！ありがとうございます。Sheva

2017年04月07日
ポッペアの戴冠

注目公演☆モンテヴェルディ：歌劇≪ポッペアの戴冠≫（演奏会形式）(アラン・カーティス版/全3幕/イタリア語上演・日本語字幕付)指揮：鈴木優人ポッペア：森麻季ネローネ：レイチェル・ニコルズオットーネ：クリント・ファン・デア・リンデオッターヴィア：波多野睦美フォルトゥナ/ドゥルジッラ：森谷真理アモーレ：小林沙羅アルナルタ/乳母：藤木大地ルカーノ：櫻田亮セネカ：ディングル・ヤンデルメルクーリオ：加耒徹ダミジェッラ：松井亜希パッラーデ：清水梢兵士2：谷口洋介管弦楽：バッハ・コレギウム・ジャパン舞台構成：田尾下哲2017年11月23日(木・祝) 16:00 東京オペラシティコンサートホール S席：12,000円（11,000円）／A席：10,000円（9,000円）／B席：8,000円（7,200円）／C席：6,000円（5,400円）／D席：3,000円（2,700円）チケット発売情報 4月15日(土) 10：00a.m.～発売　夢倶楽部ネット会員　 4月16日(日) 10：00a.m.～発売　夢倶楽部会員　 4月20日(木) 10：00a.m.～発売　ジャパン･アーツぴあネット会員　 4月22日(土) 10：00a.m.～発売　一般　　【その他プレイガイド】バッハ・コレギウム・ジャパンチケットセンター 03-5301-0950(平日10：00-18：00)東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999　[Pコード328-369]イープラス eplus.jpローソンチケット 0570-000-407〔Lコード34203〕全国公演日程11月25日(土) 神奈川県立音楽堂チケットかながわ 0570-015-415(10:00～18:00) 主催：ジャパン・アーツ/バッハ・コレギウム・ジャパン　　 ⭐️🌟 これはすごいプロジェクト。必見ですね！ CTクリント大好き❤なので。しかし東京二期会のこうもり🦇とまるかぶりなので、気をつけないとですよね。このペースだと半年前の購入が常態化しそうでヤバいです。

2017年04月07日
GWのヨーロッパ歌劇場

GWのヨーロッパ歌劇場を検索し尽くしたのだが、結局どれも行かない。あー残念。😩 最も食指が動いたのが、チューリヒ歌劇場オペルンハウスズーリッチフアンディエゴフローレスのウエルテルベンジャミンベルンハイムの主役のボエームが連日であり最も可能性が高かった。チケットも多数売れ残っていた。ボンダレンコ〜！😩見たかったが。ヨーロッパはエアーを早目に押さえないと馬鹿高くなっちゃう。チューリヒはロンドン経由で行けるようだが、ROHはこの時期マイヤーリンクこれは見たかったが。アデスの炎の天使いや〜勇気がないわ〜キャストはすごい！しかしアデスか… 他歌劇場では、バーデンバーデンでフランチェスコ・メーリのトロヴァトーレルーナ伯爵がニコラ・アライモで、行こうと思ったらチケット完売だった。ベルリンハンブルクフランクフルトミュンヘンバルセロナマドリッドミラノローマパリなど調べたがどれも単発演目で設定が難しい。パリはチェルニアコフ演出作品があって見たかったが。うろ覚えで恐縮だが、ビヨルン・ブルガーのペレアスとメリザンドがあったフランクフルトかハンブルクフランクフルトのRigoletto売り切れマイケル・ラザフォード見たかったが。コニエチュニーがミラノの騎士長騎士長じゃ正直もったいない。カウフマンゲオルギューのトスカ完売。当たり前ですよね〜。カウフマンさんいっそ、再延期のギネス記録を作ってほしい。そうすれば歴史的瞬間に立ち会える。ハンブルクはノイマイヤーのバレエでなくジゼルだった〜。(;_;) こんなんだからみんなGWはMETに行っちゃうんですね。個人的にNYは遠過ぎて無理。

2017年04月06日
ウィーン国立歌劇場新シーズン発表

満を持して、昨夜ウィーン国立歌劇場の新シーズンが発表された。これでヨーロッパの主要歌劇場新シーズンはほぼ出揃ったのだろうか。 ROHも発表された。ウィーンはいつものペース。特に目新しいものはないが、常に安定の豪華さ。ウィーン国立歌劇場新シーズンリングチクルスの再演 Wotanにコニエチュニー。アンガーがリングにキャスティングされていない気がする。他の歌劇場にキャスティングされているのか不明。主要なヘルデンテノールはクリストファー・ヴェントリスがキャスティングされている。注目のアンドレアス・シャーガーはなんと魔弾の射手のマックスだ。これは注目だが、魔弾の射手のためだけに渡欧しようとは考えにくい。クラウスフロリアンフォークト様の降臨は未確認。昨夜深夜に見たので記憶が曖昧。ウィーンの歌手はベテラン尽くしで若い歌手の抜擢があまりない印象。そこは残念。

2017年04月06日
三河市民オペラ　購入しました。

三河市民オペラ　購入しました。ノルマ休日公演売り切れなので笛田ロス症候群回避のため遠征決断。マンリーコだしね。ようやくGWの予定を決めたので買えるようになった。群馬でトスカのカヴァラドッシもありますよね。 http://search.ebravo.jp/detail/185966 すでにこのプロダクションは沼津公演を見ているが、本当にすばらしいです。二期会の蝶々夫人も売りに出ているので、検討しないといけません。

2017年04月05日
Ain Anger, bass

Ain Anger, bassPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistアンガーさんとの生演奏での初鑑賞は同じく春祭の天地創造だったと思います。その後ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場のワルキューレでもフンディング。ウィーン国立歌劇場のワルキューレもウィーン東京共にフンディング。Hagenはもしかして今回初鑑賞だったのかもしれません。感激です。Hagenは黄昏の裏主役ですものね。シャイなのか親切なのか、お写真をお願いすると「ダメだよ一緒じゃないと！」と2ショットになってくれる。心根の優しい人。バスの人ってシャイで優しい人が多い気がする。Amazing な歌唱を聴かせた春祭の歌手たち。2日に開かれたマルクス・アイヒェのリサイタルできれば行きたかったのですが用事があり行けませでした。アンコール3曲めにタンホイザーから夕星の⭐️歌を披露してくれたそうです。さぞすばらしかったことでしょう！(^^)

2017年04月04日
ドン・ウィンズロウ「ザ・カルテル」

ドン・ウィンズロウ「ザ・カルテル」読了。「犬の力」の続編にあたるもので、これもめっちゃすごいでーす！アート・ケラーとアダン・バレーラの死闘残酷過ぎて映像にはできないでしょうね。

2017年04月04日
いろいろなチケット手配ほか雑談

いろいろなチケット手配について覚え書き昨夜ようやく東京二期会ばらの騎士の東京公演のチケットを購入。とっても楽しみです！大塚博章氏のオックス。今年は彼のハーゲンがいよいよ聴けそうなのでとてもうれしい。また西本智実さん指揮のモーツァルトレクイエムも購入。こちらも足が早そうなので…小堀勇介のモーツァルトは大天使の声のようでまさに必聴である。カウフマンの再延期によりいけなかったコンサートにもいけそうでうれしい。田尾下哲さんのセヴィリアの理髪師の結婚だ。これに大沼徹氏が出演する。しかしハーゲンといえば東京二期会でこの役をやる場合、絶対清水那由太さんに歌ってほしい彼のホイホーが絶対聴きたい。しかし彼のスカルピアも聴いてみたいなあ。彼の声ならオケに負けることはないだろう。笛田氏はノルマが行ける日のチケットが完売になってしまったので今後のリターンを待つしかないのか？どうしよう。

2017年04月01日
春祭・神々の黄昏Day 1

Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist東京･春･音楽祭－東京のオペラの森2017－東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.8『ニーベルングの指環』第3日《神々の黄昏》（演奏会形式／字幕・映像付）2017.4.1　[土]　15:00開演（14:00開場）東京文化会館大ホールタイムスケジュール序幕・第一幕：15:00－17:00　休憩（30分間）第二幕：17:30－18:35　休憩（30分間）第三幕：19:05－20:20終演時刻：20:20 ［予定］指揮：マレク・ヤノフスキジークフリート：アーノルド・ベズイエングンター：マルクス・アイヒェハーゲン：アイン・アンガーアルベリヒ：トマス・コニエチュニーブリュンヒルデ：レベッカ・ティーム（4月1日）　　　　　　　　クリスティアーネ・リボール（4月4日）グートルーネ：レジーネ・ハングラーヴァルトラウテ：エリーザベト・クールマン第１のノルン：金子美香第２のノルン：秋本悠希第３のノルン：藤谷佳奈枝ヴォークリンデ：小川里美ヴェルグンデ：秋本悠希フロースヒルデ：金子美香管弦楽：NHK交響楽団（ゲストコンサートマスター：ライナー・キュッヒル）合唱：東京オペラシンガーズ合唱指揮：トーマス・ラング、宮松重紀音楽コーチ：トーマス・ラウスマン映像：田尾下哲※ 当初ジークフリート役とブリュンヒルデ役で出演を予定しておりましたロバート・ディーン・スミスとクリスティアーネ・リボールは、急な体調不良による音声障害で出演できなくなりました。&&&アイン・アンガーのハーゲンがすばらしい！マッティ・サルミネンの跡目を引き継ぐHagen と言って良いでしょう。パワーがとんでもない！ほぼずっと演技しながらの歌唱でした。コニエチュニーのアルベリヒとのやりとりでは、さすがにワンシーンの出演で全てさらってったコニエチュニーさんペースでしたが。グンターのアイヒェさんもすばらしいバリトン！演技もつけてました。一番の喝采は、ヤノウスキさんでした。すばらしいマエストロ。代役のブリュンヒルデのレベッカ・ティームが本当にがんばりました。やっぱりブリュンヒルデはパワーがないとですよね！爆発的な歌唱はまさにブリュンヒルデそのもの。グートルーネ、レジーネ・ハングラーは超美声のソプラノです。パワーもあり、来年のエルザ。ニュースターの誕生です。アーノルド・ベズイエンさんはリリックテノールを通り越しベルカントテノール。ヘルデンテノールの歌い方を一切せず貫きました。声を守るには必要ですね。第三幕はすばらしかったです。一人だけ暗譜ができてなくて本人も辛かったろうと思います。ご苦労さまです。もう〜NHK交響楽団最高でした。ホルンソリスト神でした。三人のノルンと三人のラインの乙女合計4人ですが、すばらしかったです。オペラシンガーズ最高でした！片寄さん小林大祐(だいすけ)さんが5人のソリストのうちにいらっしゃいました。田尾下哲さん演出の映像が脳内映像を補完してくれました。動く水面蛇行する川岩山に燃え盛るローゲの炎ギービヒ家の居城すばらしかったです！登場人物の目線と神の目線を描き出しました。でも映像に気をとられていると至上の名演奏を味わい尽くせないのでジレンマです。音楽が神でした。&&&第1幕ノルンかみてに金子さんしもてに秋本さん中央に藤谷さん。藤谷さんの圧倒的パワーがすごい。ジークフリートを起こすブリュンヒルデ演技はなし。N響のライン下りがまたすばらしい！ホルンソリストとホルニストたち。ギービヒ家の居間グンターすばらしい声！Hagenが歌い出すとその声に圧倒される。グートルーネは稀有な美声で高い声ですばらしい。Hagenが嫁取りを勧める。そこにジークフリートの角笛ジークフリートが来る。ジークフリートに忘れ薬を💊混ぜた酒を🍶飲ませる。ブリュンヒルデのことを忘れないと言いつつ飲んですっかり忘れてしまうジークフリート。兄弟の契りを交わす。Hagenは加わらない。すぐに出かけるジークフリートお兄様はどこへ？ブリュンヒルデの岩屋だ。Hagenは独白する。あいつらは俺が操っているのだ。ニーベルング族の息子が。拳を握りしめる。(ここだったかな？)岩屋ブリュンヒルデが近づく黒雲を見る。誰？雷が⚡️落ちヴァルトラウテが登場。走ってくる。エリーザベト・クールマン黒髪の短髪。宝塚の男役のように上げた前髪。青い衣裳凝った袖パンツの上に長いスカートファッショナブルで美しい。神々の危機を語る。Wotanはブリュンヒルデに期待している。ニーベルングの指環をラインの乙女に返してくれることを。呪いを解くにはそれしかないのだ。ブリュンヒルデは激しく拒絶する。ジークフリートとの愛の結晶を渡すわけにはいかない。ヴァルトラウテは怒って走り去る。火が燃え盛る。見知らぬ男が来た。グンターに化けたジークフリート。ジークフリートは易々とブリュンヒルデを屈服させ、指環を奪う。第1幕了。第2幕いきなり注目シーン。Hagenかみてからスタスタ歩いて出てくる。一方、アルベリヒはしもてからゆっくり悠然と歩いてくる。ところが歌い出すと逆になる。アルベリヒはせかせかと気ぜわしくアグレッシブに歌う。手ぶり身振りもつけて表現するのですさまじく存在感がある。Hagenは歌はゆっくりと歌う。アルベリヒはたばかるなよ、と何度も言いながらしもてに向かう。途中で立ち止まって振り返ってまた繰り返す。演奏会形式ではほぼ反則プレー。ほんのワンシーンの登場でオーラを見せつけたコニエチュニーさん。さすがでした。夜明けこの表現がまたすばらしい！ジークフリートがひとっ飛びで帰ってくる。ここから超名シーン。Hagenのホイホーであえであえ！長いホルンが登場。三人ブオ〜と太い音が。もう〜かっこいい合唱がまたすばらしい！Hagenが呼び集めるグンターの兵隊たち圧倒的な迫力とパワーでしかも美しい！オペラシンガーズのホイホーHagenは実にレアでありがたい！オペラシンガーズテノール土崎譲さん澤崎一了さん木下紀章さん浅野和馬さんバス押見一喜さん大塚博章さん小林大祐さん狩野賢一さん藪内俊弥さん他ソリストだらけです。Hagenのアンガー、圧倒的。Hagenといえばここが一番の見せ場。グンターがブリュンヒルデの手を無理矢理引っ張りながら出てくる。マルクス・アイヒェも演技をしている。ブリュンヒルデはジークフリートを見て驚く。(演技はしない)合唱が奥方はどうしたんだと言うので初めて異変がわかる。ジークフリートの誓いのシーンさすがにここはもっと強靭さが欲しい。ブリュンヒルデが歌い出すとぶっ飛びだ。Hagenの槍に誓う。(槍はない)ジークフリートは出て行く。残された三人はジークフリートに復讐を誓う。第2幕了。第三幕ラインの乙女たちしもての台上。狩の途中のジークフリート。指輪を渡さないジークフリート乙女たちは馬鹿にし忠告する。Hagenの声そでから歌っているのにスッゴイ声だ。5人の家来がしもての台上に。ここは誰が登場するか楽しみでした。ジークフリートはここから歌いっぱなしだが、ここはとてもすばらしかった。回想シーンで小鳥の声を真似するのだが、ハイジークフリートはという高音に飛ぶ部分も美しく完璧だった。Hagenは殺気を強めている。アンガーの演技もすばらしい。Hagenが槍で背後から刺すのだが、その振りはなしなので、家来たちが、Hagen何をしたんだ！で事態がわかる。グンター Hagen何をしたんだ。ここからとんでもなくすばらしいジークフリートの葬送行進曲。陶酔の極致。グートルーネ美しく高い特徴のある声。ブリュンヒルデが怖いわ。当然ジークフリートの死体は現れない。想像するしかないのだ。指輪をよこせ！反論するグンターも刺し殺す。この振りもなし。死体の手が宙に持ち上がるブリュンヒルデここから圧倒的独壇場。炎🔥が上がりグラーネを呼ぶ。火の中に飛び込むブリュンヒルデ。燃え盛る炎やがて白い煙が。Hagenがしもての台に現れ、ラインの乙女に指輪に💍手を触れるな！と言うがHagenも水に飲み込まれる。城を川の水が襲う。そして水が引く。そこに立っているブリュンヒルデ。全幕了。大歓声と拍手が沸き起こる。ひたすら演奏家たちとワーグナーに感謝。ありがとうございます。¥¥¥お疲れ様でした。

2017年04月01日

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