センザンコウ(穿山甲)の味。
先日、山奥へ行ったときのエントリーで、いろいろ食べた中に、いたちの仲間と紹介されたのが気になって、麗君に漢字でどう書くの?と聞くと、「穿山甲」という。ウィキで調べると、センザンコウという希少種。鱗を持つ唯一の哺乳類だそう。 中国では漢方として珍重されてるらしいのだけど、肉は臭みが強くて一口しか食べませんでした。しかし、麗君はそのとき、「蟻を食べるやつだよ、ほらワニみたいでさあ!」という禅問答のような説明しかしてくれず、まあ変わった動物なんだろうな、とはおもいましたけど。。ワニと言われてもねえ(笑) 果子狸(ハクビシン)も食べたけど、あれも臭かった。白テンもハルビンで食べたけど、鶏舎の匂いがする。基本、内臓系の臭いものは好きなんだけど、いたち系の生き物は、外敵から身を守るために、肉が臭くできているんだろうね、本能的にのどを通りにくい。それでも希少なものはよく漢方薬にされるんだけど、本当なんだろうか?ただ珍しいからという気がしないでもない。 ところで、中国の地方へ行くと、その地域住民のみが狩猟を赦されてる動物がいて、チチハルではオオカミの肉を食べたことがある。今回も、山奥の林業関係者が業務上駆逐を赦されているものを、特定の人間で食べるという範囲でオーナーがやっているらしい。北京上海の大都市では味わえない愉しみだね。浜松のずっと山奥へ行くと、そこでも熊や猪が食べられます。これらは、スーパーに売ってる豚や牛とは違う、格別の「臭み」と出会える。たまりません。中国の羊肉は、ぼくの感覚では半分はニセモノだけど、西安ではとびきりの羊肉に出会える。