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私とチョロQ(ゲーム)との出会いは何年前だっただろう。
最初に話を聞いたのは、いつだったかな。 私が初代GTをやっていたころだと思う。 そのときは、チョロQワンダフォーの話だった。 私は其の時、何がなんだかわからなくて、聞き流し気味だった。 けど、レッドシティだの、ブルーシティだの言っていたのは覚えている。 だからワンダフォーのことだと最近になってやっとわかったのだけれど。 今になってみれば、なんとなくわかる話ではあったが、当時はさっぱりだった。
その後、ずいぶんと間が空いて、再びチョロQに出会ったのは、小学3年ごろ。 そのときには、すでにチョロQの事は吹っ飛んでいたはず。 友達が家に遊びに来たとき、もって来てくれたのがチョロQ2。 FCを選んで、ショートサーキットで2位になって、トップの黒い奴を機関車だと思っていた。 その持ち主からは、「町に出て、地下鉄に入るとコースが増える」っていわれて、 地下鉄を出してからは、いろいろあってエンジン+3を買って、 ノーマル装備とエンジン+3で1位を取って驚かれたのが記憶に残っている。 あのときの第一印象は、「くるくる回って、乗りにくいなぁ」というものだった。 確かに、最初はアクセル全開が当たり前だったから、スピンするのもうなずける。 ただ、GTではそうそうスピンしないので、その挙動の違いに驚いた事だろう。 とにかく、「乗りにくい」が先にたって、他の事はあまり気にする余裕がなかった。
それから数ヵ月後だったかな。 誕生日プレゼントを考えていたとき、 あのときのチョロQの感覚が、いまだに忘れられなかった私は、 チョロQを買ってもらうことを決意。 そして、最初に手に入れたのが、名作との呼び声高い「チョロQHG2」。 オークションで落としてもらったが、其の時母の手違いで、 「チョロQHG」も、ちゃっかり手に入れてしまっていた。 そして、プレイしてみた感想。
「すんげー面白い。チョロQがしゃべってるよ」
このときから、私はチョロQにハマっていったのであった。
『後編』に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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