「サンタクロースなんかいるわけないじゃん・・・」

殆どの大人たちは笑いながら、口を揃えて言う事だろう


それなのに何故？


子供たちには「プレゼントはサンタさんに・・・」

などと、無責任な事を言うのだろうか？


オイラは思う


誰もが皆、心のどこかでは

「サンタはいるんじゃないか？」「サンタがいて欲しい」


そう、願っているような気がする


だが、年齢と共に現実離れした夢物語を話すと
変わり者扱いをされ、敬遠されるのがオチである


世間体を気にして、思っていることを
上手く表現できない人は少なくないと思う


だが、子供たちにサンタの話をしていても
変わり者扱いをされる事はない
むしろ、優しい大人と見なされるのである


子供に依存する事によって、無意識のうちに皆
サンタへの思いを解放しているのだと思う


思いを解き放つ事によって
周りに優しさをアピール出来るなんて、素敵な事だと思う


それを見た人たちも優しい気持ちになれるし
幸せを呼ぶ事だって出来ると思う


あと一月でクリスマス


今年のクリスマスは、心の中にあるサンタを解き放ち
誰もが優しく、そして幸せになれたらいいなぁと思う