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テーマ:思う事は何ですか?(594)
カテゴリ:映画レビュー
涙腺が緩くなったのか・・・
オープニングで海底に沈んでいる大和を映し出された時から、目が潤んでしまった これから物語りは始まると言うのに・・・ ストーリーについては劇場かホームページで確認していただきたい (決して手抜きではないっす・・・上手く書けないので^^;) なので、感じた事を少し述べてみようと思う 戦争・・・それは、国と国との争いに巻き込まれた人々が行った 悲しすぎる惨劇だと思う 誰しも、芯から「お国に為」と思って死んでいった人はいないと思う 劇中には「家族を守る為」という表現があった それが本来の思いだったのだとオイラは思う 誰かが戦わねば皆が死んでしまうのである 「確実な死」が待っている戦地に、愛する者のために身を投じる姿、胸が熱くなった 今の日本人に、それだけの覚悟を持てる者はどれだけいるのだろうか? ・・・殆どいない気がする 近年、些細な理由で人の命を絶つ者が増えている 気に入らない、ムカついた、遊ぶお金が欲しかった・・・などなど 命の重さを教える事の出来ていない、現代教育にも問題があると思う また、後半には 「敗れる事で得られるものもある、そのための礎に自分たちがなるんだ」と・・・ 死への恐怖で殴り合う若者たちに諭す上官 歴史的にも、1度敗れた事によって得る物があり、薩長は倒幕を果たしたのだと言う 確かに挫折を知らない者に、本当の勝利は掴めないのだと思う 日本も負けることによって傷みを知り、得るものがあったのだと思う そして今の平和な時代が訪れたのだと思う 無事に生き残った人の中には、恥じる人もいるようである 劇中でも自分だけが生き残ってしまった事に、後悔をし続ける姿が描かれていた だが生き残った事で、死んでいった仲間たちの分まで生き続けたという表現もあった どうせなら後者に習っていただきたいと思う 辛く厳しい時代を生き抜いてきた人たちに・・・ どうか生き残った事を後悔せずに、後世に2度と同じ過ちを犯さないように指導をしていただきたい 顔も名前も知らない相手と、争う理由など何処にもないのですから・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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