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カテゴリ:恋愛・・・
最初の出会いは2年前の3月21日である
・・・が、それからさかのぼる事1ヶ月ちょっと前 2月上旬、突然の一本の電話が全ての始まりだった 元気ハツラツな女の子(Uちゃん)からで、内容はよく憶えていないのだが バレンタインのキャンペーンだか、オープン記念だかでショールームに来ませんか?って事だった まぁ、勧誘とかの類だろうとは思ったが とにかく出会いを求めている真っ最中だったオイラは 『これも何かの縁』 などと自分に言い聞かせ、足を運ぶ事にした 行ってみると案の定、ジュエリーの説明や紹介などをされた 延々話した結果、誕生石を入れたアクセサリーを買うことにした そして1ヶ月後の3月21日、商品の納品日 商品を取りに行く前に店に、電話することになっていたのでかけてみると 「席を外してます」 そか、じゃぁ仕方ない とりあえずお店の近くまで行ったらまた電話すると言う事で・・・ 再度、電話をかけてみた 「席を外してます」 「話は伺っていますので、お店のほうにいらしてください」 ぉぃぉぃ、しょうがないなぁ・・・ 店に着き、席に座って待っていると 「こんにちはぁ」 「syoさんですかぁ?」 「Iと言います、Uから話は聞いてます」 なんだ?何かやばくないか? なんで担当のUちゃんじゃないんだ??? オイラの不安は最高潮 とりあえずUちゃんの事を聞いてみた 「すいません、Uはあいにく今は席を外してるんですよ」 「もう来るとは思うんですが・・・」 その後、代わりに来たIちゃんと延々話し続ける するとIちゃんは 「U頑張ってるんですよ」 「こないだも賞を貰って・・・」 そう言われメダルなどを見せてもらった 「それでこれが賞を貰ったリングなんだけど・・・」 何かやな予感・・・ 「Uがデザインしたんですよ、すごいでしょう」 「それでね、syoさんに持っていてもらえたらUも喜ぶと思うんですよ」 そう言って、Uちゃんのデザインしたと言うリングを勧めてきた (予想的中) だけどオイラは 「それだったら、Uちゃんがいるときに直接勧めてもらった方がいいや」 「本人のいないとこで勧められても困るし、筋が通らないでしょ?」 その後もあれやこれやと問答し、しまいには上の人も出てくる始末 『やっちゃったよぉ・・・』 時、既に遅し・・・ さすがに上の人は慣れている マシンガントーク炸裂である だけどオイラも頑固である 「とにかく本人からの勧めじゃなければ話も聞かない」 さすがに、諦めたのか次の手なのか分からなかったが 「実は、辞めたんですよ・・・」 「はい?でも、席を外してるって」 「突然すぎて社員にも伝えていないんですよ」 ショックだった なんでそんな大事な事、早く言わないんだよ それとも、いざという時の切り札だったのか? その時はそう思うしかなかった それでも納得の行かないオイラに 「今、Uに電話が繋がったので直接話してください」 「・・・もしもし」 「・・・・・はい」 「Uちゃん?」 「・・・うん」 「辞めたって聞いたけど」 「・・・・ごめんね」 ・ ・ ・ ・ もうどうでもよくなった このままではらちも明かない とりあえず契約をすることにした このとき既に深夜2時をまわっていたと思う まともな精神状態ではなかったのだろう そして数日後、冷静に判断してクーリングオフのハガキを送った さらに数日後、電話がなり取ってみるとIちゃんだった 「ビックリだよ、一言言ってくれれば良かったのに」 「突然ハガキが来るんだもん」 連絡なんか入れようものなら、対策を取られるに決まっていると思っていた 「とりあえずもう一回お店に来てよ」 何故だか店に足を運んだ記憶がある そして、改めて説得された気もする だけど結局断り、少々不機嫌そうだがIちゃんもあっさり諦めた 家に帰って、何だかモヤモヤして気分が優れなかった 気付くと携帯を取り、Iちゃんにかけていた 「もしもし、syoですが・・・」 「おぉ!どしたの?」 「???え?どしたのって・・・」 かなり拍子抜けしてしまった 電話に出た声が妙に明るく元気なのだ てっきり着拒か、出ても不機嫌な声で対応されるんだろうなぁって・・・ 「う~ん、何か分からんけどゴメン」 「何が?」 「突然ハガキ送ったりして・・・」(何言ってんだ・・・) 「あぁ、いいよもぅ」 などなど、Iちゃんの妙なまでのテンションに魅了されてしまったのである そして、これから頭を抱える事が増えていくなんて・・・ つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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