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テーマ:今日の出来事(292860)
カテゴリ:ささやかな願い
今日は、年に2度行われる社員コンペの日だった
毎年12月と3月に行われる 12月は業者の人なども交えて盛大に行われるのだが 3月はセルフで周り、賞品なども期待の出来ない質素なものである そのため、3月は参加人数も少なく廃止になる恐れもあるくらいだ だが、今回のコンペは少々事情が違った 所属しているプロが45年という歳月を経て、円満退社をすることになった なので、送別を兼ねてのコンペとなったのである そういう事情ならと、少しではあるが参加人数が増えたようである そして、天気にも恵まれ無事にプレーが終了 舞台はパーティーへと移る・・・ パーティでは表彰の後、それぞれの部署の代表者からの送る言葉 どれもこれも、当たり障りの無い極普通のコメント 最後に、プロからの皆へのコメントが・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ???あれ? なかなか話し出さない ひょっとして・・・ 「★:゚*☆※うぅ・・・」 「・・・ズズ・・・★:゚*☆※」 工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工 やはり、泣いていたようである 言葉にならずとも、必死に皆へとコメントを述べている 日頃はうるさくて怖いだけの印象のある人だった 仕事中も呼び止められ、あ~だこ~だ言われ 『ウザッ』って思うこともしばしば・・・ だけど、45年という長い歳月を勤め上げただけに言葉にも重みがあった そして、コースに対する熱い想いも聞くことが出来た オイラがこのまま定年まで勤め上げると47年になる だが、涙を流してまで熱い想いを語れる事が出来るのだろうか? 今のままではまず無理であろう 現状に甘んじ、夢も希望も無く、気力すら薄れている状態では このままでは、きっと後悔しか残らない人生になってしまうだろう オイラもプロのように 涙を流せるほど熱い想いを持って、仕事に取り組みたいと思った それにしても、オイラは男の涙に弱いのである 子供の頃は別として、ある程度の年齢になると男は涙をこらえる事を覚える 恥ずかしさもあるのだろうが、本能的に持っているプライドなのだと思う 社会に出ると、学生とは違った面での辛さや苦しみが付きまとう それに対しイチイチ泣いていたのでは身が持たない そこはグッっとこらえ、力へと変えていくのである そして、職場という戦場で戦い抜いて幸せを掴み取る その時初めて、涙を見せても良いのではないかとオイラは思う 男が流す涙は辛さや悲しみではなく、喜びに対してが理想だと思う 涙を流せるほどの喜びである 並大抵の辛さや努力ではありえないと思う だからこそ男は仕事をするのである 幸せを掴み取り、熱い涙を流す為に・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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