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テーマ:障害児と生きる日常(4432)
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東京大学助教授、福島 智 さんのドキュメントがTVで先日放映された。
中途障害で9歳の時に全盲になり、次に18歳で聴覚障害に、音の聞こえない世界から・2重苦に・・。そして”指点字を開発研究”し、都立大学を卒業して現在は東京大学の助教授を勤める。彼が体験した42年間の人生は、極限状態になっても、どんな状況になっても終わりでない・・明るい気持ちを持ち、面白く人生を考えないと生きる意味がない・。この哲学を体得して、現在幅広く積極的に活動をし各方面で国際的に注目されている。 生い立ち 62年に3人兄弟の家族で、神戸で生まれ育つ。 9才の時に視力障害となり、全盲の状態になるが、音楽が彼の ココロを慰め助ける。その為ピアノを習ったり・管弦楽を習ったり、 積極的に音楽を一所懸命に勉強をする。その時に彼は、ピアノ は世界を結ぶ言葉・だと確信し・鍵盤をリズム良く指先で弾き、耳 とココロで確かめ演奏して楽しんだ。 ”指点字” 彼が全盲になってから、母親が指で独特の指文字を教える。大人に なってから、子供が自立して生きていけるように・・と必死で独特の 指文字を教えた。この指文字が、将来・大きな指点字開発の原点と なり、彼の世界初になる研究論文を助ける役目を果たす。 18歳の時に聴力障害が起こり、完全に自分の耳から音が消える。 この時点で2重苦になるが、母親が教えたくれた”指文字”が 絶望の闇から・・彼を救う。 ”闇に届く光は無いが・希望はある”・・この時の彼の心境・。 自分の心音の音さえ聞こえない状態で、母親の愛が注ぎ込んだ 情熱は言葉を超えていた。 世の中はいろいろな人間がいる・ 自分の経験とか、自分の体験だけで決め付けるのでなく・・ 机上の勉強でなく、世の中や世界にいろいろな人がいる・・ この事を知って欲しい・・想像して欲しい・・・・・・・ こんな言葉を強く残して放映が終了した・・。 福島 智 さんに大きな声援と・ご活躍をココロより祈ります。 どんな過酷な状況の中でも、夢と希望を持ち続け・・笑顔を忘れずに 限られた人生を燃やし尽くしたいですね・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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