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テーマ:これが私流・・・(310)
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書家であるAさんと、”人生と書”に関して話してみた。
「下手の書こそ、本物であり命が・そこに宿っている・・。例えば書をアート的に 考えて・書いてある書を逆さにして、じっと見ていると夢の世界が現れる。 字は他人に見せびらかす物であってはならない。」話し合っている中で・お酒の ピッチが・・上がり・・同じ目線で話してしまう。 書は人・書はココロ・・絵画も同じ共通点が存在すると思う。 大きな書の展覧会で入賞をする為に、根回しをして入賞をし、全く 無意味で本来の人間の姿でない書家が多々いる。しかし現実的には、名誉とか地位を取得する為に・芸術家でなく・・商売人になっている偽芸術家が非常に多く存在している・。頭だけ大きく・・人間の血が通っていない人間が芸術の世界にも多くいて、素晴らしい”大馬鹿”が少ない・・・。 「汗を出し・悩み苦しみ・極限状態を体感しながら、孤独に耐えた作品は真の 姿が、作品から滲み出る・。」 これはまさに、人間の裸、自らの命を生き切ってる処から・・出ている書である気がした。 小学低学年の子供たちの書は・・子供たちの間で、上手に書こうと思う意識がなく・無意識で書を書く。この子供達は”全て天才的なエネルギー・無心=神の力”こんな言葉を子供達の書を見て・・感じた感想を話していた。 人生も書の世界と同じで・上手に・・うまく・・でなくて・命を懸けて一生懸命に 人生の”真っ白な空間”に力強く好きな字を書き上げる。 時々は・・全てを逆さにして角度を変えて見る・余裕が・・大切である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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