小さないのち
朝、息子を幼稚園バスに乗せて、家に帰ろうとしたら同じバス停のママから連絡が入り、交通事故にあった仔猫がいるから戻ってきて欲しい。とのことでした。急いで戻ると、生後4~5ケ月くらいでしょうか、三毛猫が道路の横に横たわっていました。ケガの具合を確認しようとしたら、「シャー!!」と威嚇してきます。元気はあるかな?と、覗き込むと・・・かわいそうに、衝突のときに後ろ足が1本切断されてしまったようで骨が出ています。早く病院に連れて行かないと・・・同じバス停のママ達とどうしようか相談していると、近所の奥さんが色々と連絡してくださり、獣医さんが迎えに来てくれるとの事でした。獣医さんを待つ間にも仔猫の元気は少しずつなくなってきているようです。連絡をしてから約1時間後、獣医さんが到着し、触診をしてくれました。「あ~。脊椎が折れてるな・・・内臓破裂してないといいんだけど・・・出来るだけの事はします」と言って、獣医さんは病院へと連れて行きました。それからの1日は仔猫が気になって気になって・・・夕方いたたまれず仔猫が運ばれた病院に容態を聞くために電話を入れました。朝の獣医さんが対応してくださりました。残念ながら、仔猫は内臓破裂をしていて、治療の甲斐もなく息を引き取ったそうです。電話を切ってからため息です・・・初めて会った仔猫だったけど、獣医さんを待つ間一緒に励ましながら過ごしたから何とか助かって3本足でも元気に走り回って欲しかったな・・・は~。獣医さんから真実を聞かないで助かったかも!!って思っていたほうが幸せだったかな。とか思ったりしてます。