ラインケ狐の日記

2011年3月11日、18時30分からTAC池袋校でDVD受講の予定だったが電車動かずでWEBから受講キャンセル手続き。
家の近くのファミレスで情報セキュリティスペシャリストの勉強をする。入店時はガラガラだったが次第にお客が増えてくる。どんどん増える。都心からの徒歩帰宅の皆さんが一休みしよう、と店に寄るのだ。
そのファミレスも急遽21時で閉店となったのでチャリで家に戻ることにする。
下り車線は車が数珠繋ぎ。歩道にはただひたすら徒歩で家を目指す人たちが途切れることなく続いている。帰り道で目にした光景にあらためて今回の震災の深刻さを思い知る。

3月12日も仕事。仕事後はまたファミレス寄り、夕食がてら勉強。時々携帯のWEBで福島原発の状況等をチェック。
今こうして自分がファミレスでしっかり食事を摂り、次の食事の人のために席を追い立てられることもなく勉強を続けられることが、本当に本当にどれほど恵まれていることか。

3月13日の日曜。本日は朝からTAC新宿校。前週、自習室不足であわてたため、9時前に706教室へ。地震の影響か今日はガラガラ。結局、半数以上の机がずっと空いたままだった。
眠気払いに14時頃にちょっと出る。新宿駅前で朝日新聞の号外を貰う。時間が惜しいので昼食は省略。
15時からDVDにて午前ＩＩ・午後Ｉの講義を受講。ときどき眠気が襲ってくる。本当に不思議なもので、まさしく、突然！眠気に襲われる。意地になってDVDのその部分を止めて戻して何度も見直す。
家に戻る前に食事。家で歯を磨いて家族の世話をしてチャリでマックへ。20時から23時頃まで平成22年秋の午前過去問をやるが、日中とは比べ物にならないほど強い眠気が何度もやってきて、残念ながら能率は悪かった。

自分が暖かい室内で勉強している間も、いや、それどころか、誰が読むわけでもない自己満足的なこのBlogを書いている間も被災地で救助を待っている人がいる。
今この瞬間、救援の手が届かず瓦礫の下やビルの中でに命を落とす人もいる。
自分と同じように何か資格取得の目標を立て、勉強してきた人も。当然自分と同じ情報セキュリティスペシャリストを目指していた人も。

まずそれをしっかり自覚した上で、仕事は仕事、勉強は勉強と切り分け、勉強の時間はだらしなく居眠りせずに、勉強に集中する。
4月17日の試験までほぼ1ヶ月。その試験に受かったら、心置きなく自費・自弁で被災地に行ってどんな汚れ仕事でも喜んでお手伝いします。

それまでの間、自分がいかに恵まれた環境に身を置いているか、を改めて自覚するためにも
「一日TACの自習室で過ごす」とか「マックのコーヒーで○時間粘る」とここに書き続けることにします。もし何かの縁で被災地でこのBlog見ている人がいたらどうかお許し下さい。

そのかわり－
そのかわり絶対に「不覚にも眠ってしまった」とか「結局今日は勉強せんかった」とか、そんなことはしない。絶対に。

まず4月17日の試験合格のために徹底的に勉強する。