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カテゴリ:思うこと 願うこと
日経新聞夕刊の連載「こころの玉手箱」。週代わり、夕刊版の「私の履歴書」みたいなやつ。
今日はマラソンの高橋尚子(Qちゃん)の3回目。 大学時代、トレーニング室で午後8時ぎりぎりまで筋力トレーニングをしていたのでハチコさんというあだ名がついた話から。 「確かに、いつも最後の一人だった。(中略)目的は誰より長く練習することだった。もし閉門が9時だったら、9時まで粘っていたはずだ。」 俺が日商の簿記一級を取ろうとしてた時「自習室に一番早く来て一番最後まで残って勉強しよう」って決めたことを思い出した。 ちなみに今でもたまにマックで「あの人も勉強してるな、よし、あの人が帰るまで俺も帰らないで勉強しよう」みたいなスイッチが入ることがある。本当にたまに。 もう年なんでw夜更かしすると翌日に困るだけ。あんま自分にとってはメリットないんだけど。 で、なぜQちゃんは閉門時間まで粘っていたかというと 「頭にあったのは、県立岐阜商業高校の顧問だった中沢正仁先生に言われた言葉である。『おまえは素質はないが、頑張る素質はある。人の倍やって人並み、3倍やって初めて人並み以上になれるんだ。』(中略)人と同じことをしていたら追いつかない。大学進学後も中沢先生の言葉を実践することを肝に銘じていた。」から。 この後の 「先生は他にも印象的な言葉をくれた。一番好きなのが『何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く』という言葉だ。」 というくだりも読むと自分の力も湧いてくる部分。 連日、うだるような猛暑日が続いているけど今が俺にとっての「何も咲かない寒い日」。 「俺は今、下に根を伸ばしているんだ」と言い聞かせて情報処理の勉強を続ける。続けることができる。 日経新聞さん、このあいだの吉本隆明のしょーもないインタビュー記事より、こういう談話をもっと読みたいです。 何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。 やがて大きな花が咲く にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月19日 13時44分29秒
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