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カテゴリ:思うこと 願うこと
終日、中野区立中央図書館にて勉強。 本当は天沼の近くにある杉並区立中央図書館に行こう、と思っていたんだ。 何故か。そりゃ、近くにラーメン二郎荻窪店があって帰りに寄れるからに決まってますw でも今日もまた休業メールが来ちゃった。今日も休みか、、、orz ということで、杉並で勉強するのは中止となり、地元で一日過ごす。 中野区立中央図書館って設備も充実、利用者も多いってことで、離席者への注意札が結構貼られるんだよね。すぐに荷物を片付けるほど係員は意地悪ではないんだけど、それでも気分は良くない。 だってさ、席取りした上でどっかに遊びに行っちゃったんなら仕方ないが、昼食のパンを1Fフロアで急いで食べてました、で戻ってきて注意札あったりするんだから。 だから、という訳でもないが、今日も昼食抜き。途中睡魔対策で何度か洗面所に行った以外は席に座って頑張る。 ただし、、それでもやっぱ集中力は切れるもの。持参の日経新聞を気分転換に読む。 詩歌・教養面に載っている瀬戸内寂聴の随筆「奇縁まんだら」、前回までも三島由紀夫やら井上靖やらの思い出が語られていたりして面白い。 今日は森田たまの話。不勉強な自分は森田たまのこと、名前すら知らなかった。 戦前の文筆活動、戦後に一期だけ行った代議士活動、昔の女流作家らしいっちゃらしいエピソードで今日の随筆は進んでいくんだけど、最後の遺書のところはびっくりした。凄い。 それから二年後、亡くなられた。七五歳だった。 病院から家に帰られた棺の前に、原稿用紙に美しいペン字の遺書が置かれていた。 「これから未知の国に旅立ちます。その旅のおもしろさをみなさまにお便りできないのが残念です。さようなら」 最期は自殺だったのかな、と思ったがそうではない模様。Wikiによると1970年に尿毒症で亡くなられている、とのこと。病気のため命尽きようとしている人が、死をこんな風に受け入れ、こんな風に書けるものなのか。 まるでいよいよ明日となった遠足を前にした子供のようじゃないの! これから未知の国に旅立ちます。その旅のおもしろさをみなさまにお便りできないのが残念です。さようなら こんな風なメッセージを残して逝ける人がいるとは! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月08日 14時02分19秒
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