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カテゴリ:思うこと 願うこと
子供の頃から日経の夕刊が好きでした。
朝刊は親父が出がけに持って行っちゃうし、仮に置いてあってもあの株価欄、子供向きではないもんね。 朝刊には漫画も載っていない。でも夕刊にはかつて「バクさん」が連載されていた。 だから、と言うわけでもないが今でも日経は夕刊の方が読んでいてしっくりくる。 一日が終って、ふう、おつかれさん、みたいなモードのときに、元気が出るコラムやハッとする文章を読めるのは幸せなことですよ。 本日、2012年8月26日の日経夕刊 1面の《あすへの話題》 双日会長の加瀬豊氏の「夢を力に」から ~縁あって佐々木則夫監督と対談する機会を得た。その折に監督が話しておられた「強いチームの作り方」。 そのポイントは、まずチームの皆で夢や目標をしっかりと共有すること。そしてその夢や目標を実現するために、皆が強い意志をもって自主的に準備を重ねていくこと。それが何より大切だという。 ~中略~ ゴールキーパーの福元美穂選手が語った「海堀(あゆみ)選手の存在が自分を大きくしてくれた」という言葉は、まさにこのチームへの想いやりを象徴するエピソードだといえよう。 13面の《駆ける魂》 柏レイソルMF 沢昌克 から どういうわけか、沢昌克(柏レイソル)の足元に絶好のボールがこぼれてくる。周囲は「どうして、いつも?」と首をかしげる。 本人に言わせれば、それは決して偶然ではない。必然なのだ。なぜなら、沢は「・・・かな」と予測を繰り返している。「ここに来るんじゃないかな、あっちに行くんじゃないかなと常に考えている。重要なのは『・・・かな』と予測し続ける集中力だと思う」 こういう文章を読めるのは本当に有り難い。 ありがちなビジネス・ハウツー本ではなく、しんどい一日が終って読む夕刊紙でこういう文章に出会えるのが何より嬉しい。 《あすへの話題》をお書きになった加瀬豊さん、《駆ける魂》を担当されている吉田誠一さん、有り難うございます。なんだか元気が出てきました。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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