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カテゴリ:情報処理技術者試験
先週のiTECの模試返却に続き本日TACの答案も返ってきた。
恥ずかしながらiTECの方は総合D評価、TACの方は総合C評価。いずれも「合格ラインまであと一歩です」だって。多分実際は「まだまだです」と言いたいところではないかな。 面白い(?)のはTACの午後II。自分が採点対象としなかった方の問1も解いたらサービスでそっちも採点していただいたのだが、問1の方が点が良かった。 さらにTACの答案は赤ペンでかなりの書き込みがありすごく参考になった。 もちろん模試は模試。本番試験の採点者ではない。 でもでもこの手の記述式の模試って、重要なのは「出題の意図と自分の解答のズレ」やら「自分の解答の甘い点」を指摘してもらうことなんだよね。 採点者は午後I、午後IIとも金澤先生。 さっそく解き直ししがてら、元の自分の解答と金澤先生の突っ込みを読み合わせして見ました。 まずは午後I問1から ◎設問3(1) 問は「~について何に不具合が生じ、どのように支障が生じるリスクが想定されるか」 自分の答案 業務アプリケーション等の動作に不具合が生じ当該機器使用に支障が生じる 上記記述に対する金澤先生のコメント 「下線部3に業務に支障が生じるリスク、と記されています。したがってリスクとしては営業社員が業務上被るリスクを解答して下さい。」 そうだよなあ。 設問用本文に「業務に支障が出るリスクがあるからです」と書かれている部分の解答なのだから「当該機器使用に支障が生じる」ではズレている。 模範解答は ~営業社員が営業管理システムを使用できなくなる。 「どんな」という説明部に問題文中に言及のあった「営業管理システムが使用できなくなる」という明示しなければイカンわけだ。 同じく午後Iの問4から ◎設問1(2) U社のIDの削除処理の流れにあるID適正管理の面からの問題点を述べよ 自分の答案 営業員の退職時にID削除申請を適正に行わない可能性がある。 上記記述に対する金澤先生のコメント 「本人が申請しないとIDが削除されないということが問題です。」 模範解答は IDの削除申請を営業員本人が行わないと削除処理が実施されない。 ねえ、この違い。 オレの解答は「営業員、辞めるときちゃんと手続きしてくれんかもよ」みたいな視点。ズレてますわ。 必要なのは「営業員本人が行わないと削除処理が実施されない」という制度上の欠陥をズバリ指摘することなんだから。 ◎設問3 利用者への鍵の引渡し時に行うべき管理的対策を述べよ 自分の答案 鍵の利用者への引渡し・返納日時の記録作成 上記記述に対する金澤先生のコメント 「正規の記録簿を作成し、これに記録することを明記して下さい。」 模範解答は 利用者や作業内容を記録簿に記録する。 ううむ。自分の「~記録作成」では答案として不十分だと。 「記録簿を作成して記録する」ってある意味トホホな表現だけど、試験としてはその書き方が必要なんだろう。 書き方にもっと注意を払わねばなあ。 同時に「書き方」の前提となる諸条件を問題文中からキチンと拾いきる、ということも、まだまだですわ。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月18日 08時49分20秒
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