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テーマ:映画ニュース(1430)
カテゴリ:思うこと 願うこと
本日、映画監督の大島渚さんがお亡くなりになりました。
大島渚、と言えば、、、 深夜のテレビ番組での立ち位置、というか、正確には番組側の期待している役割に徹する姿が印象的でした。 映画作品については、、、自分は映画好きな方ですが、正直、大島渚作品について語るべきことがないです。リバイバル上映をした際の「愛のコリーダ」他、いくつか見てはいるのですが。 むしろyoutubeで見たこの予告編↓ この「日本の夜と霧」の予告編が実に印象深い。実に。 この予告編を見て「メッチャ面白そう、これ見に来よう!」って思う人、居るもんなんですかね? 1960年代には居たんだろうか。 「この映画で語られていることの本質こそを主体的にナンチャラせねばならない。見に行くべきだ」と思って見に行ったんだろうか。 そもそも結婚式のシーンが・・・ 0:29から 「それなのに君たちはなんだ。一緒に腕を組んで斗(←この字だよね)っていた仲間が一人姿を消したんだ。それなのに、戦列を離れて、家庭の幸福の中に埋没しようとしている!」 いやあ、結婚式でそんなこと言わんでも。このあとの祝辞は一体どうなっちゃうの? 01:33 新郎の発言「オレはね、今まで一度だって反動の側に組したことはないよ」 列席者「私だってそうよ」「オレもそうだ」「僕もそうだ」 ・・・・・・・・・なんだこの結婚式? 「日本の夜と霧2013」というリメイク版を作るならどんなになるんでしょう。 2013年の方が圧倒的に豊かになっていることは間違いない。 でも今なら「一人が姿を消したぐらいで何だ!」とか返されてお仕舞いかも知れませんよ。 さらに言えば、その方が楽でいいや、と思う人が多数かも(姿を消した当人も含めて)。 大島渚監督と言えばテレビでの着流し姿を覚えておりますが、最も印象的だったのはメディアにお出になっていた最後の頃のお姿ですね。 SWITCH(28-2) 老いたる姿ではありますが決して痛々しくは感じません。むしろワイセツ裁判やっていた頃よりも確固たる意志に溢れているようにも見えます。 さて、震災・原発事故以降のこの世界をどうご覧になっていたのでしょうか。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月17日 21時06分55秒
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