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テーマ:仕事しごとシゴト(23737)
カテゴリ:思うこと 願うこと
本日付けのweb記事より
年収1000万円のタクシー運転手 イベントをネットでチェック- NEWSポストセブン (2013年1月17日07時00分) 記事本文より 「場所はいえないけど、朝は住宅地を走ってるんだ。そうすると、羽田空港や品川駅に行きたい出張サラリーマンや旅行に行く高齢者など、けっこういい客が乗ってくれる。(略)前の晩にインターネットで、都内で行なわれるイベントなどを必ずチェックして、人の流れを常に頭に入れているよ」 おります。おりますよね、こういう工夫しているタクシー運転手さん! 自分も前に福岡で出合ったことがある。 オフィス街の脇道を「タクシー拾わなきゃ」と思いながら歩いていたら表通りをタクシーが横切った。 一瞬、運転手さんと目が合ったような気がして「ああっ」と思ったが、まあ一瞬のこと。 全くアテにせず表通りに出てみたら、、、そのタクシー、ハザート点滅させて停まっていた! え、オレを待っている、、、のか? 半信半疑で車に近づくと自動ドアが開いた。まるで予約車みたいだ。 「え、運転手さん、どうして判ったの?」 「空港に行きたいお客さんかな、と思って、、、」 「うん、その通りなんだけど。」 福岡空港への道すがら話を聞くと、「今日は雨だからこうかな。連休前だからこうかな。この時間だったらこうかな」といつも考えながら車を流している、とのこと。 「すごいね、運転手さん。鈴木敏文の『仮説と検証』じゃないの」 「いやー、あれこれ考えて試しているだけですよ」 見込み通りに客を拾えると「してやったり」、もちろん嬉しい。 でも、見込みが外れた場合でも「悔しい」と感じるより「じゃあ次はこの道でどうだ」とか「反対車線だったかな」とあれこれ試してみる。むしろそれが面白い、と言っておられました。 タクシー運転手という職種は激務の代表格。人気がある仕事とは決して言えません。でもこういう運転手さんもいるんですよ。 先々の段取りを考えながら仕事を進め、自然体で「ああしたらどうかな、こうしたらどうかな」と工夫している人が。 こんなタクシーに乗れるとこっちも嬉しくなっちゃうんですよね! 鈴木敏文さんの言っていることすべてが正しいわけでなし。現場で混乱があったりセブンの本部内で人が潰れたり、もあるでしょう、多分。 でも「顧客側の立ち位置で、仮説と検証の繰り返しを」というスタンスは重要ではないでしょうか。 楽店内の中古本ショップ、駿河屋さんならで何と29円で買えますよ。
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最終更新日
2013年01月19日 12時29分05秒
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