|
テーマ:気になったニュース(31028)
カテゴリ:思うこと 願うこと
本日8時50分に配信されたWebニュースです。
「限定正社員」普及へ歓迎と不安の声(2013.6.6 8:50) 一般正社員と異なり、職種や勤務地などを限った「限定正社員」の普及に向けてルール整備を目指す方針が、安倍政権の成長戦略に盛り込まれた。多様な働き方を可能にして「非正規雇用から正規雇用への移行を促す」とされ、求職者には歓迎の声も。だが「勤労者の4割近くが非正規雇用」という状況下で、企業にとっては解雇が容易となり、雇用の不安定化がさらに進むおそれも指摘される。 「限定」という言葉に弱い日本人。特にオレ(笑) べんてんで限定、二郎で限定、限定の駅弁、見事に釣られまくっておりますわ。 じゃあ「限定正社員」ってどんなでしょうかね。 リンクした中日新聞CHUNICHIWebの記事では結構批判的なテイストです。 ・・・うーん、なかなか難しい問題ですよねー、でも自分はありだと思うんですよ。 現在では「タスク単位での労働力を提供してくだされば結構です。個別の事情なんて知りません」という雇用が蔓延しています。 そういう傾向がさらに強まるんじゃないか、という懸念があることはよく判ります。 確かに若年層でも中高年でも使い捨てされている人が大勢いますもん。 あれは気の毒。つうかもったいない。習熟度合いを高めれば戦力になるのに。 一方でかつての老舗デパートなんかには「あなたは何をして一日過ごしているのですか?」と素で聞きたくなるようなオッサン正社員がゴロゴロいた。 自分は納品側だったんですけど「商品価格にはこいつらの人件費も織り込まれているのか! そりゃあ高くなるはずだよ」と思っていました。 単純に「雇用者は誰でも彼でも正社員する義務を負え」というのは結局無駄なコストも延々と負担させることですし、仕組みの硬直化を招きます。 主婦や家族介護の都合でパート的に働きたい人、しかもある程度のスキルやセンスを持っている人には良い制度かも。 働く形態について選択肢が増えるのは悪いことではないですもん。あとは途中で乗り換えることのできる機会を設ける必要がありますが。 この限定正社員制度、結局は雇用側のモラルによるところが大きいのかな。 でもそれは旧来からの正社員でも派遣さんでも同じじゃないですか。 「ああ、この人と一緒に仕事したい」って人が傷ついて去っていくのを嫌になるほど見ましたよ。 人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり 人こそ資産、人こそ元手なんですよね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[思うこと 願うこと] カテゴリの最新記事
|