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テーマ:駅弁・空弁!(318)
カテゴリ:駅弁_思ひ出
本日付のWebニュースて自分にとって感慨深い2つの訃報がありました。
一つはもちろんダニエル・キイス氏ご逝去の報です。自分も「アルジャーノンに花束を」を大勢の人にプレゼントしてきました。もちろん自分自身にとっても大変思い出深い作品です。 単行本、文庫本、いずれも早川書房から出ておりましてどちらも同じ小尾芙佐さんの訳。 しかし自分は↓単行本版がしっくりくる。こちらをお勧めします。 この作品について、作者について、自分がここで取り上げるまでもありません。大勢の方が語っておられますからね。 自分が今回お伝えしたいのはもう一つの訃報についてです。 かつて日出谷駅で駅弁を売り続けた朝陽館 先代のご主人がお亡くなりになったそうです。 幻の駅弁を製造した古沢さん死去- 新潟日報モア(2014/06/18 20:31) 阿賀町のJR日出谷駅前にある朝陽館で幻の駅弁といわれた「とりめし」を製造していた古沢三郎さんが16日、新潟市内の病院で亡くなった。93歳だった。NIC日出谷(新潟日報販売店)の店主を務めるかたわら、親から受け継いだ味を守り、磐越西線の乗客や鉄道ファンに愛された弁当を作り続けた。(後略) 日出谷駅はかつて蒸気機関車の中継基地として栄えた駅です。しかし自分が訪問した頃にはすっかり寂れ無人駅になっておりました。 駅員すら配備されなくなった駅で駅弁の立ち売りを続けた方、それがこの度お亡くなりになった朝陽館のご主人なのです。 自分が購入した時のマニアック行動については2012年11月13日付記事「日出谷駅の駅弁 朝陽館のとりめしの思い出」でどうぞ(笑って貰えると嬉しいかも)。 JR磐越西線の日出谷駅、朝陽館のとりめしの掛け紙。自分の大事な大事なコレクションです。 おっと、大事なのは掛け紙だけではありませんからね。先代のご主人から購入できたこと、列車到着時に立ち売りするお姿を見れたこと。日出谷駅での思い出の全てが自分にとって大事なものなんですよ。 合掌。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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