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カテゴリ:思うこと 願うこと
さあ、いよいよ8月です。 どのテレビ局でも戦争を扱ったドラマや特集番組をやる時期となりました。 70年目の8月、ということで今年はおそらく例年以上にいろいろやるのではないかな。 面白そうな番組もあるんですけど自分が今一番気になっているドラマは、、、実は別にあります。 それはコレ↓ 2分弱の動画なのでまずは予告編を見てくだせえ。 Season 1の予告編、と言うことになっておりますな。アメリカのケーブルテレビかWEBテレビでやるんでしょうか。 原作は随分前に早川文庫から出ております。フィリップ・K・ディックの「高い城の男」 歴史改変ものの古典的名作ですよ。
第二次世界大戦で枢軸側が勝った世界を描く、なんて珍しくもありません。 でもこの小説が凄いのは「枢軸側が勝った世界で『もし連合国側が勝っていたら』という小説を書いている男」という二重構造。 よくまあそんなややこしくて面白いことを考えついたもんだなあ! と思います。 で、それを基にした今回のドラマの方なんですが、、、 旭日旗とハーケンクロイツが対になったり組み合わさったりして表現されております。これを韓国あたりの人が見て「旭日旗=ナチスと言うことだ」的な解釈をするんだろうなあ、とそんなことを考えたりもします。 でも、実はもっと気になることがあるんですよ。 「制作がamazon」という部分です。ご存じのようにamazonは世界最大のコンテンツ配達屋さん、 批判もいろいろあります。 だからこそ制作する側は「アマゾン残酷物語」「アマゾン商法に騙されるな!」といったコンテンツ制作が自由に出来なければならない。amazonは不本意であってもそれらも取り扱わなければならない。 でもコンテンツもamazonが作る、それをamazonで配信・配達すると抑止やけん制機能が働かない。 「司法と立法を同じ組織で担当」とか「一つの会社の取締役と監査役を兼任」と同じような状況と言えるのでは。 この状況、「ナチス・ドイツと日本軍国主義が支配する世界」よりおっかないアンチユートピアの入り口のような気がしますけどね。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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