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テーマ:ことわざ・慣用句(149)
カテゴリ:なんだこりゃ
自分はここ数年、6月と12月の第3金曜日に不合格を確認⇒次の試験の準備を始める、というパターンを繰り返してきました。 ところが今年は合格できちゃった。もう次の試験の準備はしなくてよい、という状況に。 で、先日の日曜、物置の整理や玄関前の掃除を自分が率先してやっていたら子供がポツリと 「ふうん、春の珍事だね」ですって(苦笑) おそらく「試験に合格したこと」ではなく「言われる前に家のことをやっていたこと」を珍事と表現したのだと思います(そう思うことにしないとねw) まあ「どこかで仕入れた変な表現をしてみる」というのは子供にありがちなことですよ。 プリンスエドワード島のAnne(語尾にeが付きます)もたびたびマリラに注意されていた筈です。 「春の珍事」って言われても別に気分を害したりはしません。それに今は春じゃないですしw むしろそもそもの部分が気になります。「春の珍事」って何だ? 他の季節でも成立する表現なのかな? そこでグーグルで検索すると意外や意外、「春の珍事」は約58,600件、「夏の珍事」は約193,000件、「秋の珍事」は約204,000件、「冬の珍事」は約95,200件。 WEB上では「秋の珍事」が一番多いようです。 でも、、、「秋の珍事」って言い方、あんま聞いたことありませんけどね。 さらに「珍事」以外に「椿事」という表現もある。グーグル検索では前者が約509,000件、後者が約216,000件。スコア差は倍近くあります。 肝心の用例の違いは何だべか。 「AKB総選挙用の夜行列車、うっかりトラで編成しちゃって乗客激怒。でも結局それで運行した」 これは珍事ですよね(こんなこと書いちゃって大丈夫か、オレw) じゃあ椿事は? 日曜に整理した物置から出てきた古い新聞を見てみましょう(クリックで拡大) 昭和4年4月12日(金)の報知新聞です。もっと下にスクロールさせると、、、 「椿事」の用例がありました(こちらもクリックで拡大します) 左が「練習生37名死傷 横須賀軍港の椿事」 右が「乗客36名負傷す 山北驛の椿事」 事故のことを椿事と言うようです。横須賀では7名が即死している。それも椿事なのか! でも今もしテレビニュースで死傷事故を「椿事」と報じたらクレームが殺到するでしょうね。 どっちの「ちんじ」か判りませんから。 自分が赤枠で囲った鳥羽駅発東京行きの242列車はブルートレイン紀伊号の遠い先祖だったみたいです。⇒クリックでWiki情報へ。 あと、丹那トンネルの開通前ですので現在の御殿場線が本線だった頃の事故ですよ。 なお、上の二つのスキャン画像はサイズの関係で真ん中部分をトリミング。結果として広告部分が抜けてしまいました。 広告主に申し訳ないので別にそれだけをアップしておくことにしましょうかね。 決してアフィリエイト目的ではありません。 2015年10月2日付けの「十七代 黒川光博より 赤坂本店をご愛顧くださったみなさまへ」も併せてご覧くださいね(涙) にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年06月24日 06時30分23秒
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