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テーマ:鉄道雑談(1541)
カテゴリ:鉄道ネタ
本日11時40分、いよいよ四季島の運行が開始されましたね(TOKYO MXの画面をキャプチャ) JR東日本はおよそ100億円の総事業費をこの列車のためにかけたんですって!(◎_◎;) 寝台設備のある列車のためにそこまで投入できるんだったらさあ、あけぼのや北斗星も残せておけただろうに。 (マジな話、函館行きの四季島運行時に「はくつる」続行させても追加費用の発生は極少で済むんじゃねえの) ツアー参加費はお一人様95万円!!! ツアー参加は家族単位でしょうから相当の出費になりますわ。まあなんともリッチな列車ですよ。 でもね、、、 実はかつて、もっと超絶リッチな列車が走っていたことをご存知でしょうか? 列車というか、車両なんですけどね⇒クリック! どうです、ご覧になると「何だか妙に窓の少ない荷物車だなあ」って思いませんでしたか? 実はこれ、日本銀行所有の紙幣輸送用のマニ30っていう車両なんです。 積載可能な貨物重量は改造時期によって違いますがおよそ14トン、つまり1400億円分の紙幣を積み込むことが可能でした。 つうか、ここまで書いて結構ドキドキ(^^; かつては内部構造も運行予定も極秘でしたからね。お召列車に関する詳細情報と同様で「WEBにアップしたり書き込んだりしちゃ、、、いかんよ」的な存在だったんです。 2003年度に鉄道での運用が廃止され、現在はもう使われておりません。 だから去年の11月には本も出ました。もちろん自分も速攻で買いました。
いやあ、面白いエピソードが満載でしたよ⇒ここで一部が見れます(クリック!) 鉄道趣味と何の縁もない日銀の新人エリートさんが 「〇月〇日、隅田川(←こういう名前の貨物駅がかつてあったんです)に行ってくれ」って言う出張命令に 「隅田川のどこに行けば? 河口に船着き場があるのですか」と聞き返して笑われた話、とか 現金輸送に添乗する日銀マンは荷物室の鍵を持っていないのでたとえ列車が強盗され命の危険があっても紙幣だけは安全、とか 貨物列車に連結される場合は食事の確保が大変だった、とか。 新券を運んだ帰りは廃棄するヨレヨレのお札を大量に積むことになります。廃棄する前提でも紙幣であることには変わりない。添乗時には窓も開けなかったことでしょう。 でもね、手垢や汗の匂いが沁み込んだ紙幣って結構匂うんですよ。想像するに昭和30年代、40年代のお札なら今とは比べ物にならないほど。それが大量に!!! 間違いなく相当臭かった筈です。 帰り便の添乗業務は考えただけでイヤーンな感じになりますよね。 命の危険があるかも、途中途中では自分で食料調達しなきゃ、で、復路は臭い、、、 なんだかあまり乗りたくないリッチな列車だな。 やっぱり四季島の方がいいかも。 とは言えなあ、、、四季島か~、我が家では乗る機会がいつあるのやらね(苦笑) にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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