チェコ絵本&六本木ヒルズ
家族で美術館のハシゴをしました。 まず午前の部は、目黒でやってる『チェコ絵本とアニメーションの世界展』 チェコを代表する絵本作家を一挙に紹介してて、先日志穂美さんからDVDをお借りしたトゥルンカの原画とか、『もぐらのクルテク』のセル画等々いろいろありました。 画風は様々で、ドレもそれぞれ魅力的でしたが、特にクヴィェタ・パツォフスカーって人の描いたアルファベットの表(上の画像)はよかったです。あと、絵柄的にアドルフ・ボルンも気に入り、そのあたりのポストカードを何枚か買ってきました。さらに、次女が気に入ったピーター・シスの絵本も購入。 ところで、図録の帯の宣伝文句に、「みんな、チェコが好き!!…あなたのチェコ心をくすぐります」とあるんですよ。みんななの?チェコ心って何? そして午後の部は思いっきりお上りさんモードで六本木ヒルズに。 ココでは今、『笑い展』ってのをやってるんです。 アイデア勝負の前衛的な作品ってほとんどくだらなくて、シュールなオブジェも映像も、いちいち笑ってしまうものばかりでした。 ソレにしても、靴のひもをほどく映像は、群を抜いてバカでしたねぇ。 展覧会の性質上、ドレもコレもおもしろさを説明するのが難しいんですが…作品で印象的だったのは、ひとフロア使って、サラリーマン姿をしたGIジョーがうじゃうじゃほふく前身してるジオラマ。コレが、やたら気持ち悪い。 あと、小学生たちが教室で次々にスプーン曲げをやって見せる映像。曲がった後の子どもらのちょっぴり自慢気な表情がイイ感じ。 ただし、このテのキワモノアーティストは全然名前を知らなくて、とりあえず分かったのは日本人のオノ・ヨーコと赤瀬川原平くらい。図録も買わなかったので、ホントにおもしろかった海外のアーティストは一人も覚えられず…。(苦笑) で、最後にヒルズの展望台で都内を眺めてから帰りました。